今年の鹿児島の桜の開花宣言は3月25日でした。
また、家の近くで元気なツバメの姿を確認しました。
春は確実に訪れています。
今月のツイッター上でお届けした医療情報は久しぶりに充実していたと思います。
その中からテーマを絞って10個の話題をおさらいしてみます。
まずは、記憶や認知症に絡む話題5つ。
認知機能を保つためのヒントになりそうな情報、と言えるかどうか‥。
① テレビ視聴で受け身にならず、会話することは高齢者にとって大事なようです。
テレビを3.5時間以上見る高齢者は言葉の記憶が低下するという報告。‥Excessive daily TV at older age tied to poorer memory https://t.co/zDejAbYawN
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月1日
② 睡眠時無呼吸症候群対策も疎かにしてはいけませんが、外来ではなかなか見つけにくい疾患です。
睡眠時無呼吸症候群がアルツハイマー型認知症に繋がっていく可能性がありそう、という報告。‥https://t.co/khfKhzC8DK
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月5日
③ マッシュルームばかり食べているわけにはいかないでしょうが。
60歳以上の人が週に2回以上マッシュルームを食べると認知症の予防になる可能性。‥https://t.co/wR55lCf58R
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月16日
④ 臓器としての皮膚の役割がもっと研究対象になってよさそうに思います。
皮膚の保湿で心疾患・糖尿病・アルツハイマー型認知症のリスク低減する可能性。‥Skin moisturizer could reduce risk of disease https://t.co/RahDKXzfeC
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月18日
⑤ カルシウムを摂れば認知症予防になる、と短絡的に考えてはだめですが、着眼点が面白い報告です。
カルシウムの濃度を補正すれば認知症を防ぐことができるのか、ビタミンDとの関係は、など更に深く調べていく必要がありそうですね。‥カルシウム濃度低いと認知症に?…軽度認知障害の人に血液検査 : https://t.co/usC5sE3DF7
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月26日
次に、口腔内の細菌叢に絡んだ話題が続いたので、その3題を振り返ってみます。
⑥ 母乳が乳児の口腔内の環境に大きな影響を及ぼしているのですね。
直接授乳に比べ搾乳した母乳の間接的な授乳では潜在的な病原細菌の増加。乳児の口腔細菌叢も変化するようです。‥搾乳した母乳の細菌叢には変化がみられる https://t.co/haQGI85Do4
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月4日
⑦ マウスウォッシュで血圧が上がるなんて考えも及びませんでした。
マウスウォッシュの抗菌成分で口腔内の細菌叢が変化し血圧に影響する可能性。‥Can mouthwash raise your blood pressure? https://t.co/5LU1kwJ51f
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月6日
⑧ 大腸がんの増殖に意外なものが絡んでいるものです。
口腔内の細菌が大腸がんの増殖を加速する可能性。‥https://t.co/X5taUEcZFB
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月8日
最後に、個人的にとても気になる2題。
⑨ 私は、学生の頃から音楽を聞きながらでないと勉強しないタイプで、確かに言葉を紡ぎ出すのが苦手かも知れません。
言葉の創造性を必要とする仕事には音楽は邪魔になる。学生時代は常に音楽聴きながら勉強してたけど、そうしなければもっと賢くなってたのかも。‥Quietness better than background music for creativity https://t.co/4Otej6BuGI
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月1日
⑩ 糖質制限の様々な負の側面が次々に報告されるようになってきています。
糖質制限で心房細動リスクが18%高くなるという報告。‥話題の「糖質制限」には、どんなリスクがあるのか? https://t.co/7W9EV2WKU9
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年3月20日