2011021621190622223.gif先日、日本で初めての心臓移植を行なった和田寿郎氏が死去したことが報道されました。
この「和田移植」に対しては様々な論議があるのですが、吉村昭の「神々の沈黙」は世界初の心臓移植にこの和田移植を絡めて淡々と綴られた小説です。
独特の綿密な取材に基づき事実を伝える文章は、感情を抑えているものの行間からは読む人の心に突き刺さるような強いメッセージを感じることができます。
興味のある方はご一読を。

なお、拒絶反応を抑える技術が進んだ現在でも移植した心臓は長くても20年ほどしか持たないということは皆さんに知っておいて欲しいことです。


さて、同じ日にこんな記事も目にしました。

サプリで肝障害、挙式中止…エステを賠償提訴

サプリメントって決して安心できるものではないことを肝に銘じてくださいね。


   □参考 「内視鏡を題材にした小説 」・「検証! がんと健康食品