★ 診察室のデスクトップ 70 ★


お休みを利用して訪ねたハンガリーについては、既に当ブログでも3つ程記事を書きました。
今回は、この旅行で撮影した写真の一枚を診察室のモニター画面にしてみましたので紹介します。

その写真は、ハンガリーの首都ブダペストブダ側をペスト側のドナウ川遊歩道の靴付近から撮った1枚です。
ブダペストは北から南に流れるドナウ川をはさんで右岸 ( 西側 ) がブダ、左岸 ( 東側 ) がペストです。

左に高くそびえるのがマーチャーシュ教会、その前に見えるベランダのような場所が漁夫の砦
この2つはブダ王宮と併せて王宮の丘の観光スポットの要となる場所で、ブダペストを訪れる人は必ず立ち寄るところですね。
ジョルナイ製の屋根のタイルが美しいマーチャーシュ教会の右側の建物はヒルトンブダペストです。
1976年に開業したようですが、景観にうまく溶け込む配慮がなされていますよね。

さて、私がこの場所から一番撮りたかったのはドナウ川べりにある右下のレンガ色の建物なんです。
これは改革派教会 ( Szilágyi Dezső téri református templom ) ですが、残念ながら内部は観光用には公開されていません。
しかし、外観を眺めるだけでも十分な価値があります。
全体にレンガ色に統一されている中で、これまたジョルナイ製の屋根のタイルの黄色と緑がアクセントとなっています。
いくつもある丸い窓や随所にちりばめられた三角形のモチーフも破綻することなくデザインされています。
絶対にこの場所から写真に収めておきたかった改革派教会。
なかなか見事な建築物なので、ブダペストを訪れる際は絶対にお見逃しなく。

ドナウ川には観光船がたくさん係留されていました。
ドナウ川の両岸がライトアップされる夜に運行されるものがほとんどですが、31年前に訪れた時とのギャップを感じる一コマです。

ブログに掲載している写真はとても小さいので、診察室に来られた際には是非モニターを覗きこんでみて下さいね。