<< 武岡の街路樹 5 >>


今回紹介するのは「武岡の端っこを歩く
第41回44回45回 でとりあげた部分と重なりますが、武岡六丁目の街路樹です。
県道水上坂横井線 ( 地図A ) と、それに直交しておおとり幼稚園に向かう道路 ( 地図B ) にはイチョウが植えられています。
武岡で街路樹としてイチョウが見られるのはここだけです。 


6丁目


落葉やニオイを伴うギンナンの実が嫌われるせいでしょうが、Aの県道部分のイチョウは枝がばっさりと切り取られて見栄えがよくありません。
だったら最初から他の樹種にしておけば良かったのにと思うくらい情けない姿の33本。
まったくシャッターを押す気になれませんでした。
ちなみに、イチョウは道の北側のみ植えられています。

対して地図Bの道路は枝っぷりは良くないものの県道側よりはまだまし。
でも、この道路沿いにある武岡台公園の中に植えられているイチョウには大きく負けています。
取材した日は、すっかり葉を落とした木が多く、狙っていたような写真が撮れませんでした。


落ち葉


10月初めに散歩した時、この道路沿いにはギンナンの実をつけている雌株が4本あるのを確認しています。
ギンナンは土に埋めておくと臭いが薄れますし、電子レンジでチンすると殻が剥きやすくなるのですが、イチョウ並木のご近所さんは活用している気配がありませんでした。
せっかくの自然の恵みです。
もったいないですよ。 


ギンナン
武岡の中でもかなり平坦な場所で、散歩には最適な道です。
Aの北側は桜島も眺めることができるなど、遠くまで見通せます。
皆様の散歩コースに活用してみて下さい。