野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

         ▶▶▶ アクセスMAP
         ▶▶▶ バス路線図

武岡

2010072216123511396.gif今年の武岡団地夏祭り納涼大会は24日に行なわれます。
昨年は雨で一日順延して開催されましたが、今年はいい天気でお祭りが楽しめそうです。
桜島の火山灰だけは降らないで欲しいですね。

さて、恒例の当院の七夕飾りですがいつもよりちょっぴり早めの22日に診療所の玄関に設置しました。
スタッフが随分と前から気合いを入れて準備を始めていましたので、いつにも増して素晴らしい飾りができています。
患者さん方の書いた短冊もいくつかぶら下がっています。

お祭りは夕方からですけど、かなり暑いので熱中症には十分に気をつけましょう。

〈〈 武岡の端っこを歩く 47  武岡五丁目小野配水池 〉〉


前回のコンビニエンスストアの斜め向かいに小高い丘があって、このてっぺんには小野配水池のタンクが鎮座しています。
コンクリートの壁に四方を囲まれた原良配水池とは違って木々が茂っているので市道水上坂横井線からその全貌を眺めることは出来ません。

配水池へ向かうの坂があって、途中までは登っていくことが出来ます。
そのぎりぎり行けるところから撮影したのが下の写真になります。
武岡で最も標高が高い場所になりますので眺望もとても良好。
市営住宅の54号棟と55号棟の間から武岡 5丁目の街並み、そしてその向こうに西陵の家々を望むことができます。
西陵方面は29回以来のご紹介となります。



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〈〈 武岡の端っこを歩く 46  武岡五丁目9番地付近 〉〉


旧道と合流した市道水上坂横井線はS字にカーブを描きながら勾配が若干きつくなってきます。
しばらく進んで行くと信号のあるT字路。
ここにまたコンビニエンスストアがあります。
4年ほど前にこの場所にできたのですが、前回に引き続き今回もコンビニエンスの駐車場からの広々とした眺めです。

市道は武岡台小学校付近から徐々に上ってきていますので、北東方向の谷越しに見える明和のショッピングセンターや県営住宅を含む家々は低く位置します。
その向こうには伊敷団地や吉野の台地を見通すことができますが、下の写真は今年の梅雨空の合間を見計らって何とか撮影したもの。
遠くはぼんやりしていますし、電線が鬱陶しくて申し訳ありません。
東に目を向けると城山観光ホテルが桜島の中心にくるポジションなのですが、この日は桜島自体を見ることができませんでした。



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〈〈 武岡の端っこを歩く 45  武岡五丁目8番地付近 〉〉


2010060316335930085.gif市道水上坂横井線を前回の場所から更に西北西の方へ進むと旧道と合流するT字路がありますが、五丁目と六丁目の境界をなしています。

ここには以前武岡唯一のガソリンスタンドがあったのですが、近隣に別のスタンドができたこともあり廃業してしまい今はコンビニエンスストアになっています。
この場所からの眺めは抜群で広いエリアが見渡せます。
下のパノラマ風に処理した写真には桜島と右端に武岡台小学校の校舎、そして少しだけ明和の住宅が映っています。
鹿児島市内から桜島を撮る際は山肌の陰影がくっきりするので夕方に限りますが、この日は頂上が雲に覆われていました。
そして撮影翌日には武岡地区はドカ灰に見舞われてしまい、現在緑の輝きがすっかりくすんでしまっています。
鹿児島のシンボルは機嫌をとるのが難しいですね。

さて、旧道と合流した水上坂横井線はくねくねしながらやや北方へ向きを変えていきます。




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〈〈 武岡の端っこを歩く 44  武岡六丁目7番地付近 〉〉


武岡台小学校そばの脇道から再び市道水上坂横井線に戻り、西北西の方へ歩いていきます。

シリーズ第41回でも紹介しましたが、ここは谷を埋め立て、武岡六丁目ができたときに開通した部分で、地図の下方のくねくねとカーブが連続するのが旧道です。
新道部分は緩やかに上りながらもまっすぐな道で、右手はフェンスで仕切られています。
色々な景色が楽しむことができますが下の方の眺めは芳しくなく、武岡台小学校から見えた高速道路をしっかり望めるのは地図で紹介したポイントだけです。
鹿児島 IC と鹿児島北 IC の間の一部ですが、人口60万人の都市とは思えない豊かな自然の中を 4車線の道路が貫いています。



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〈〈 武岡の端っこを歩く 43  武岡六丁目1番地・武岡台小学校脇 〉〉


武岡の端っこを歩いていると、車では通れない脇道がいくつかあります。
これまでも見つけ次第ことごとく歩いてみました。( 第2回第24回第25回第27回 )
武岡台小学校の脇にも下っていける道があります。
在校生には危険なのでと通行を禁じるお達しがあるようですが、降りて行くとどうなっているのでしょうか。

2010041822514326948.gif最初のうちは比較的道幅もあって、右手のフェンスの向こうからは武岡台小学校自慢の「武岡台の森」で飼われているヤギがお出迎えしてくれました。
ここを過ぎるとだんだん勾配がきつくなり、道も細くなって寂しい雰囲気になってきます。
そして竹を中心に幾重にも木々が道に倒れかかっており、まともに歩ける状態ではありません。









2010041822523227052.gifやっとの思いで道が平になっている所に出ると、見えてきたのは高速道路。
上り線が田上トンネルを出て間もない場所に相当します。
この下をくぐって更に進んでいくと、車も通れる位の道幅になって高速道路と並行し、明和の北枝バス停付近に辿り着くことになります。
多分高速道やトンネルの建設やメンテナンスのために作られた道なのでしょうか、民家は全くありません。
これまで通った脇道はまがりなりにも生活道路ではあるのですが、この道を普段利用する人はまずいません。
空缶が数個転がっていましたが、高速道路から捨てられたのでしょうか、それとも誰かがここで休憩したのでしょうか。

小学校のすぐ横から下れる道ということを考えると、フェンスを作るなどして通行を制限し、安全対策を施した方がいいと思うのですが。


〈〈 武岡の端っこを歩く 42  武岡六丁目1番地・武岡台小学校校庭 〉〉


武岡の端っこを歩く。
今回は武岡台小学校の校庭から見える風景をご紹介します。

前回も書きましたが、小学校から武岡六丁目付近は武岡に人々が定着して10年程してから谷を埋め立てたエリアです。
そのせいでしょうか、小学校内に武岡六丁目と明和二丁目の境界線が走っています。
小学校の敷地は広いものの段々畑状になっており、校庭も上下二段に分かれています。
グラウンドのある「下校庭」のフェンス越しに見えるのが九州縦貫自動車道です。
ちょうどこのシリーズ第10回で紹介した田上トンネルの北側の出入り口に当たります。
高速道路からの騒音が気になることはほとんどありません。

高速の下り線からも、田上トンネルの真上に特徴ある赤い屋根を持った武岡台小学校の校舎を確認することが出来ますけど、運転には十分ご注意ください。


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南国とは思えない10日の猛吹雪にはびっくりしましたが、また春らしさが戻ってきています。

昨年の 9月に新しくした当診療所の生け垣のベニバナトキワマンサクが、今盛りとなっています。
真冬でもわずかながら花を持ち続けていたのですが、先月末頃より一気に数が増え、燦爛とした深紅色の帯ができ上がりました。
一年目でここまで見事に咲き揃うとは想像していませんでした。

近辺ではなかなかお目にかかれない花ですし、道を挟んだ武岡中央公園の法面ではレンギョウの黄色い花がいつもより賑やかに咲いていますので、そのコントラストを多くの方に楽しんでいただけるものと思います。
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〈〈 武岡の端っこを歩く 41  武岡二丁目・武岡台小学校前歩道橋 〉〉


原良貯水池の交差点をちょっと西北西に進んでいくと、すぐにまた信号のあるT字路交差点があり、そこには歩道橋が架けられています。
歩道橋の北側には武岡台小学校があります。
考えてみると武岡の中で信号間の距離が最も短い所ですし、歩道橋もここだけですよね。
車の交通量が非常に多く、朝夕は渋滞も目立ちます。

2010030208315612878.gif高い所からの景色はいかに、と思って歩道橋の上からあたりを見回してみましたが、南側は市営住宅、北側は小学校の校舎、東の方向には前回紹介の貯水池のタンクがそびえており桜島を眺めることすら出来ません。
北東方向にかろうじて小学校の青い体育館の屋根越しに、私の出身校である明和中学校を確認することが出来ました。
当時はまだ武岡中学校がなかったので、武岡も明和中学校の校区でした。
明和の向こうには吉野の台地、電線の間に牟礼岡の風力発電の風車がいくつか見えています。


2010030208325512883.gif西側はこれから進んでいく市道水上坂横井線が緩やかな右カーブを描きながら伸びていますが、島津の殿様が参勤交代に使った本来の街道ではありません。
この交差点を左へ曲がる道がそれに当たります。
武岡台小学校や武岡六丁目のエリアは私が住み始めた頃は、まだ雉の鳴き声響く谷底だったのですが、この直進道路も谷が埋め立てられてから出来たものです。

201002232213028610.gif武岡中央公園のフェンスが新調されました。

ご存知のようにこの公園は上下二段構造になっていますが、グラウンド部分は従来よりもおよそ1.5倍の高さのものに替わっています。( テニスコート部分は従来のままです。)



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上段の遊具のあるエリアはどこにでもある形状のフェンス。
これまではコンクリートの柱と柱の間に鉄パイプを2本渡してあるタイプのものでした。
子どもでも簡単に跨ぐことができる程の高さしかなく、勾配のきつい法面に出て遊んでいる姿もしばしば見かけていましたので、安全面からは評価できます。

仕方ないこととはいえ、フェンスの交換作業の際に公園を囲む樹木の下枝がかなり伐採されて、公園の向こう側の市営住宅までの見通しがとてもよくなりました。
当院が出来た頃、公園の樹木もまだ小さな苗木でしたので、その当時の眺めを思い出した次第です。

〈〈 武岡の端っこを歩く 40  武岡二丁目・原良配水池交差点 〉〉


市道水上坂横井線に戻ってほんのちょっと歩くと、配水池のタンクがそびえる信号のある交差点になります。
ここは武岡団地と原良 ( はらら ) 団地の境界部分で、ここから北側は原良団地です。
交通量が非常に多い場所なので、車も人も写らないタイミングでシャッターを切るのは苦労しました。

武岡団地は住居表示も「武岡」ですが、原良団地は「明和」。
明和を通る市営バスは、昔は「原良団地線」と称していて、原良配水池のすぐ近くにあるバスターミナルも「原良団地」だったのですが、平成8年より「明和」に改称し、バス路線も「明和線」となっています。
明和の名前の方が一般的になってきているのですが、「明和団地」という言い方だけは正しくありません。

さて、明和側からは高度的に最高地点となる交差点ですが、市道水上坂横井線はこの高度をしばらく保ったまま西北西へ伸びていきます。



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〈〈 武岡の端っこを歩く 39  武岡二丁目・16番地付近 〉〉


前回の場所から更に足を進めて行くと、市道水上坂横井線に戻ります。

程なくして右手に下って行く坂があります。
この道は原良の日枝迫 ( ひえがさこ ) と呼ばれる地域に繋がっています。
ちなみにこの交差点を左手に進むと野口内科に辿り着きます。
そういうこともあって私がよく利用する坂でもあります。

水上坂にも負けない急な坂を例によって下りてみますと、地図の矢印部分から桜島を望むことができます。
数年前までは全く見えなかったのですが、この場所の斜面工事で木々が伐採されて見晴らしが良くなりました。
写真は元旦に撮ったもので、この時は桜島北岳 ( 左側 ) が冠雪していました。
眼下に広がるのが山と山に挟まれた日枝迫の町並み。
写真中央の高台には城山観光ホテルも見えるのですが、写真が小さくて日の当たり具合がわるいのでわかりませんね。
ご勘弁を。



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〈〈 武岡の端っこを歩く 38  武岡二丁目・16番地付近 〉〉


武岡団地常盤口から北西方向に続く市道水上坂横井線の坂を上っていきますが、このあたり全く景色を楽しむことができません。
前回紹介した武岡の中の常盤町の家々を通りすぎると右側に分岐する道があります。
診療所と同じ二丁目でありながらこの道は初めて通ってみました。
左手には住宅がありますが、右手は薮で景色を眺めることはできません。
地図上は道路の端から右手は原良町になっています。
地元の人以外にはこれを「はらら」とはまず読めないでしょう。
この道は恐らく武岡が造成される以前のメインの街道だったのではと推測しています。
右手ばかり見ていると少しそんな雰囲気がします。
いずれ古い地図を探し出して、調べてみようと思っています。

道の右側の一部が幼稚園の農園になっているところがあって、そこから桜島の上部がかろうじて見えましたので、写真を撮ってみました。
あんまり面白くない写真なのですが、二丁目の端っこから桜島の見える数少ないスポットなのでお許しください。



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200911241628579205.gif先週末、基礎疾患があり最優先となる患者さんに対し新型インフルエンザワクチンを接種しました。
評判の悪い10ml バイアルでしたので、連絡を入れて21日に該当者の方全員に来ていただきました。
10ml バイアルについての報道がなされていたこともあり、皆さんにご理解、ご協力をいただきありがとうございました。

来月からは小児・小学生低学年への接種が始まりますが、武岡地区は今がインフルエンザのピークを迎えているようで幼稚園や小中学校では学級閉鎖が相次いでいます。
必要な時にワクチンが間に合わない現状を非常にもどかしく思います。

さて、気になるニュースがひとつ。
グラクソ・スミスクライン( GSK ) 社製の一部のワクチンで通常より高い割合で副作用が認められたというもの。
日本にも3700万人分輸入予定となっている会社が製造したものだけに大きく取り上げられています。
このニュースで気をつけていただきたいのは、製造したうちの一部のロットに限られるということ。
通常17万本で1、2例起こるとされるアナフィラキシーショックがこのロットでは 6例起こったそうです。
いずれも短期間で回復しているようで死亡例はありません。
それから、この報道がなされる前日に国産ワクチンの安全宣言がなされていることに注目しなくてはいけないと思います。
実は、一人 2回接種を前提に国産と輸入分合わせて7700万人分のワクチンを確保したのですが、後に多くの方は 1回でいいという決定がなされました。
従って日本国民全員をカバーするのに十分すぎる数になったわけです。
接種を希望している人はおよそ 6割程度というどこかのアンケートもありましたので ( →参考 )、余剰量は相当数になるのではないでしょうか。
そこへ今回のタイミングのいい連続報道。
GSK社製のワクチン輸入をストップしても十分賄えるとして、今回の副作用報告を売買契約の破棄ないし変更のいい口実にしようという魂胆があるのではないか、と勘ぐっているのは私だけでしょうか。

〈〈 武岡の端っこを歩く 37  武岡二丁目・武岡団地常盤口交差点 〉〉


このシリーズ、35回36回と武岡を離れ水上坂を散策していましたが、今回から再び武岡の端っこを歩いて行きます。

さて、今日紹介するのは武岡団地常盤口交差点です。
地図の矢印の方面をカメラに収めました。
この交差点の右側が水上坂、左側には焼酎で全国的に有名な武岡酒店や鹿児島では知らない者がいないパティスリーヤナギムラ等があります。
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写真の道路右側には10件あまりの家々があるのですが、この一帯だけ住居表示は常盤町になっているというのをご存知でしたでしょうか。
ここに住まわれている方に話をお伺いしたことがあるのですが、住所を教えると武岡の住民と思ってもらえないと嘆いておられました。
武岡中学校の近くに最近宅地開発された武岡ニュータウンと称される場所があり、最初は小野町の住居表示でしたが、武岡五丁目に編入されましたし、樟南高校のあたりも常盤町から武岡一丁目に編入されました。
それよりもずっと古くから住宅があるのにどうして常盤町のままなのでしょうか。
校区も武岡小学校ですし、不便は解消されるべきと考えます。


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