〈〈 武岡の端っこを歩く 41  武岡二丁目・武岡台小学校前歩道橋 〉〉


原良貯水池の交差点をちょっと西北西に進んでいくと、すぐにまた信号のあるT字路交差点があり、そこには歩道橋が架けられています。
歩道橋の北側には武岡台小学校があります。
考えてみると武岡の中で信号間の距離が最も短い所ですし、歩道橋もここだけですよね。
車の交通量が非常に多く、朝夕は渋滞も目立ちます。

2010030208315612878.gif高い所からの景色はいかに、と思って歩道橋の上からあたりを見回してみましたが、南側は市営住宅、北側は小学校の校舎、東の方向には前回紹介の貯水池のタンクがそびえており桜島を眺めることすら出来ません。
北東方向にかろうじて小学校の青い体育館の屋根越しに、私の出身校である明和中学校を確認することが出来ました。
当時はまだ武岡中学校がなかったので、武岡も明和中学校の校区でした。
明和の向こうには吉野の台地、電線の間に牟礼岡の風力発電の風車がいくつか見えています。


2010030208325512883.gif西側はこれから進んでいく市道水上坂横井線が緩やかな右カーブを描きながら伸びていますが、島津の殿様が参勤交代に使った本来の街道ではありません。
この交差点を左へ曲がる道がそれに当たります。
武岡台小学校や武岡六丁目のエリアは私が住み始めた頃は、まだ雉の鳴き声響く谷底だったのですが、この直進道路も谷が埋め立てられてから出来たものです。