野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

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点眼薬

目薬目薬をさすときに、目を見開いて待ちかまえているのに薬液がなかなか落ちてこない。
待ち切れずにまばたきした瞬間にポタリと落ちてきてまぶたを濡らしただけに終わってしまう。
点眼薬での失敗の経験は誰にでもあるはずです。

ほとんどの方は容器の横を圧迫していると思うのですが、容器の底を人さし指で押すと簡単に滴下してくれます。
是非試してみて下さい。
当院でよく処方するラキソベロン内用液 ( ピコスルファート ) でも応用できます。

失敗しない点眼の方法は、当ブログ「点眼薬はこうやって」を参照して下さい。

花粉症の季節真っ最中。
私自身も花粉症ですし、通院中の患者さんの中にも結構いらっしゃるので、それに関連したお薬を処方する機会の多い時期です。
アレルギー性結膜炎に対す目薬も処方しますが、上手に点眼できない方もおられるようです。
専門外ながら、今回は目薬の差し方のポイントを。

2010030611402910968.gif① 容器を不潔にしないようにまず手を洗います。

② 顔を上向きにしたら、下まぶたを指で軽く引き下げます。アッカンベーをする要領です。眼球よりもむしろ下まぶたに落とし込むように差してみると、溶液が確実に目に入りこぼれることもほとんどありません。

③ 容器の先を直接目やまつ毛につけないようにして下さい。

④ 目をしばらく閉じておきます。まばたきすると涙と一緒に溶液が目頭から鼻へ逃げていってしまうからなので、目頭を押さえておくのも効果的です。

なお、抜けたまつ毛が目に入った時、まばたきを繰り返していると涙の流れに乗ってまつ毛が目頭の方へ移動してきます。
そうすると除去しやすくなりますので、これもお試しください。

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