野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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胆石

 ● 薬の説明書のイラスト 210 ●


今回の薬の説明書のイラストにはラムネを選んでみました。
5月4日がラムネの日なんだそうです。

独特な形状のラムネの瓶ですが、私は胆石の説明をする際によく引き合いに出します。
中のガラス玉を胆石に例えるのです。
ガラス玉が瓶の中でコロコロ転がっている間はラムネを飲むことができますが、口に嵌っていると飲めませんよね。
胆石も胆嚢の広い空間にあると基本的に無症状ですが、狭い胆嚢管に嵌まり込んでしまうと胆嚢に溜まった胆汁を出すことができません。
ラムネの瓶と違うのは胆嚢は収縮することです。
出口が塞がっているのに胆汁を排出しようとして内圧が高まった時に、いわゆる胆石発作が起こるのです。
そう説明するとほとんどの方が理解していただけます。
なのでラムネが無くなると困ってしまう私です。



ラムネ

2009122816111721030.gif〖 医療情報 Pick Up おさらい 24 〗


当ブログの左側のカラムのお知らせという欄で、青い枠の中で文字がスクロールするブログパーツを活用して様々な情報をお届けしています。
その中の一つ「医療情報 Pick Up」を月末にまとめておさらいしています。
今月は以下の 3点でした。


・ビタミンB12と/葉酸の摂取で/癌の発症や総死亡率が/増加 ノルウェーの/心疾患患者対象調査で ( JAMA. 2009 Nov 18;302(19):2152-3.)
・ネット入手の/ED治療薬の/6割は偽造品/製薬会社の調査 ( http://www.news2u.net/releases/60922/items/1/ )
・高脂血症治療に使う/スタチンを/1年以上使うと/胆石のリスク軽減 ( JAMA. 2009;302(18):2001-2007.)


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いずれも薬に関する話題でした。
既存の薬には後になって予期せぬ作用が見つかったり、逆に服用することに意味を見いだせなくなったりすることがあります。
高脂血症によく用いられるスタチン系の薬には、コレステロールを下げて心血管イベントを予防する作用はもちろんのこと、骨量を増やす作用やインフルエンザやC型肝炎などでの抗ウイルス作用、腎障害の進行抑制作用などさまざまな方面での効果が期待されています。



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