野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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脳卒中

 ◆ 診療所ライブラリー 160 ◆


身近な人が脳梗塞かつて日本人の死因のトップだった「脳血管疾患」 (脳梗塞と脳出血 ) も、昭和の終わりに「悪性新生物」や「心疾患」に抜かれ、平成の終わりには「肺炎」にも一時抜かれて4位に後退しました。
最近発表された2018年の統計では「老衰」に抜かれて再び4位となっています。
平成の世の臨床現場に医師として関わってきた私も、脳卒中の数が減ってきているのを実感しています。
しかし、罹ってしまうと手足に麻痺が残ったり、会話がしにくくなったりなどの重い後遺症を残して、日常生活に大きな影響をきたすことがあります。

その脳卒中について、一般的な知識や治療法、後遺症が残った場合の自宅での介護のポイント、リハビリテーションの実際、再発を防ぐためのヒントなどをまとめたのが、今回紹介する本です。
見開きで右ページに解説、左ページに図表が配置されていて、非常に理解しやすくなっていると思います。
特に、ご家族にもできるリハビリや介助の仕方のイラスト入りの解説は役に立つと思います。

欲しい情報が全て詰まっている一冊、ご家庭に用意しておいても損はないですよ。

2w0smgxg.gif 〖 医療情報 Pick Up おさらい 8 〗


当ブログ左側の告知板で紹介している「医療情報 Pick Up」ですが、今月はあまり更新していません。
理由は、短い文章するのが難しいものが多かったためです。
今回はそのうち 2つを紹介してみたいと思います。

○ 糖尿病の発症リスク低減のための食事
カロリー収支が最も重要だが、アフリカ系米国人女性では甘味炭酸飲料や果糖フルーツ飲料が糖尿病リスク上昇につながる。
また、英国成人で果物と野菜の摂取量が増えると糖尿病リスクが低下する。

○ 次の5つの生活習慣で脳卒中のリスクが低下 (Circulation 08/8)
・喫煙していない
・適正体重
・毎日30分以上の中等度以上の身体活動
・低脂肪蛋白質、食物線維、ナッツ、豆類を多く含む食事
・女性で1日1杯まで、男性で2杯までの飲酒

    
なお、この一ヶ月に左のカラムに掲載した情報は以下の二つでした。

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

・ビタミンKの補充で/高齢男性の/インスリン抵抗性の/進行が抑制される (Diabetes Care 08/8/12)

・若年女性は/喫煙量に応じ/脳卒中のリスクが増大/35歳までの禁煙で/余命レベル改善 (Stroke 08/8/14)


         □ 関連記事  医療情報Pick Up  7


atgom2vv.gif 〖 医療情報 Pick Up おさらい 3 〗


この一ヶ月で告知板に掲載した「医療情報 Pick Up」の記事は以下の通りです。

・小児の塩分摂取減で/ソフトドリンク摂取が減少し/肥満、高血圧などを/予防できる可能性 (Hypertension 08/2/20)

・高齢者の日中の/無意識な居眠りで/脳卒中のリスクが/4倍以上に増加 (Medscape 08/2/29)

・魚を食べる頻度に応じ/心拍変動が減少/米国成人で (Circulation 08/3)

・中年期から適量の/飲酒を始めると/心血管系疾患リスクが/非飲酒者より4割低減 (Am J Med 08/3)

        ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

さて一昨年当ブログでネタにしたことが今月半ばに一部の新聞で報道されました。
新聞に書かれていることは、彼が鹿児島に来た時におおまかに聞いていました。
しかし、発表前だったので先のブログでは内容には触れないようにしておりました点はあしからず。
次のステップはサルを使っての研究。
また話が聞けることでしょう。


         □ 関連記事  医療情報Pick Up  2


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