野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

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腸内細菌

膝の傷〖 今月のつぶやきから 143 〗


秋を飛び越したかのように急に寒くなったと思ったら意外と暖い日があるなど、衣服の調節に苦労が耐えない日々が続いています。
インフルエンザが流行っていますので、体調には十分気をつけて下さい。

集めた医療情報を旧ツイッターで発信していますが、今月は11個をテーマ別に振り返ってみます。

まずは、腸内細菌に関連した情報が5つです。

① 果物や野菜の微生物が人の腸内に定着できるということを実証できたのが初めてというのが意外でした。

② 腸上皮でも幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが作られるということと、それを刺激る腸内細菌がいるというのには驚きです。

血液型によって腸内細菌のバランスが異なるというのはびっくりです。

インスリン投与は低血糖が懸念されるのですが、腸内細菌のバランスが変化して肝細胞がんの発症を防ぐという報告です。

⑤ マウスの実験ですが、必要な栄養が欠けると厄介な腸内細菌が増えるようです。


次に、糖尿病に関連する2つの話題について。

塩分摂取が多いのは血圧だけでなく、糖尿病の発症リスクにもなるという意外な報告です。

⑦ 女性において睡眠が十分でないと、糖尿病になってしまう可能性があるという報告です。


最後に、個人的に興味のあった話題を4つお届けします。

⑧ 既存の薬が関連性のなさそうな疾患に効くという発見が近年多いのですが、前立腺肥大症の治療薬が薬物依存に有効だというのは、わけがわかりません。

ワサビの成分が認知機能の改善につながるという、ワサビにうるさい私には嬉しい研究。

⑩ このナスのヘタについての話題は、先日のブログでも取り上げたものです。

⑪ そもそも夜に負った傷が治りにくいというのは知りませんでした。

スマホ依存〖 今月のつぶやきから 140 〗


ツイッターが名称をXに、ツイートもポストと変えてしまいました。
多くのメディアなどでは、「X(旧ツイッター)」と書いているところが多いですが、改名した某宗教団体も「旧」統一◎◎という表記の方が一般名化しています。
耳に馴染んだ名称は簡単には浸透しないのでしょうね。

そんなわけで、ツイッターで集めた医療情報を月末にセレクトしてお届けしている当ブログのこのシリーズも「今月のつぶやきから」の名称のままで続けていきます。

今月は11題をピックアップしました。

まずは腸内細菌について3題です。

① イメージから抵抗感を示す人が多い昆虫食ですが、腸内細菌の変化も期待できるのならファンが増えるでしょうか。

② 体内時計の狂いは腸内細菌にも影響を及ぼしてしまうようです。

③ 善玉菌が増える、という触れ込みの怪しい手法が多い中、注目すべき報告内容です。


次は、関連の話題を3つです。

④ 乳児の脳の発達も手助けする母乳、まだまだ知られていない効果があるのでしょうね。

機能性ディスペプシアは医師によって捉え方が一定でないので、平準化に役立つ検査法ではないでしょうか。

⑥ 呼吸のタイミングの取り方次第で、脳の秘めたパーワーを最大限に引き出せる可能性がありそうですね。


次に肺の感染症に関連した情報を2つ。

⑦ 様々な生理活性を有する超硫黄が、肺の感染症や難治性の肺疾患の予防や治療に活用できそうだという報告。

⑧ アブラナ科の植物が持つ秘めたパワー。


最後は、個人的に興味がある物を3つ。

アンフィレギュリンbFGFは、研究生活時代には守備範囲としていた分野の成長因子です。

スマホ依存性は遺伝性が高そうです。

⑪ 人が大勢集まる閉鎖空間はインフルエンザや新型コロナなどのリスクだというのがよくわかる報告です。

筋肉〖 今月のつぶやきから 138 〗


奄美地方では6月19日から21日にかけて大雨に見舞われ、集落が孤立した地域もありました。
本土の梅雨はこれからが本番。
避難場所の確認や災害グッズの点検は今のうちにやっておきましょう。

ツイッターでつぶやいた医療関係の情報をピックアップして振り返る「今月のつぶやきから」ですが、
今回は10個の情報を振り返ります。


最初は腸内細菌を含む細菌関連の情報を5つです。

① 細菌だけでなくウイルスまで含まれると複雑な組合せになってしまいますが、理想のバランスがわかるといいですね。

神経性食思不振症の腸内細菌の報告はこれまであまり目にしませんでした。

人工甘味料にはネガティブな報告が多いです。

④ 傷を治すのに乳酸菌由来の物質が有用だとする報告です。


⑤ いい腸内細菌を定着させる生分解性プラスチック、興味深いです。


次は、筋肉に絡んだ2題です。

⑥ 飲酒では肝疾患や膵疾患だけでなく、筋肉にも注意する必要がありそうです。

⑦ 最近は、ビタミンDの血中濃度に着目した報告が多いです。。


最後は、個人的に興味のあった3題で締めくくります。

子宮内膜症が感染症であるという報告です。

⑨ 消化器内科の医師にも認知度が低い食物蛋白誘発性胃腸炎、甲殻類が主要な原因となっているようです。

⑩ 縮れた頭髪が人類の脳の発達に寄与した可能性を示唆する報告です。

犬と散歩〖 今月のつぶやきから 136 〗


例年よりも春の訪れが早く、サクラだけでなく、ツツジやフジなどがもう花開いてしまいました。
一方で、しまいかけた冬物をまた取り出して着るようなひんやりとした朝がここ何日か続きました。

集めた医療関係の情報の中からいくつかをピックアップして振り返る「今月のつぶやきから」。
バラバラの情報を並べてみると意外と面白いストーリーが描けました。
是非ご覧下さい。


最初は腸内細菌に関連した情報を4つですが、運動をきっかけにするといい腸内細菌のバランスが得られそうですね。

① いい腸内細菌を育てるために、運動が大事であるという報告。

② 運動した後にビールを飲むと効果的なのでしょうか。

③ 運動すると寝つきも良くなりますから、腸内細菌のバランスにも良さそうですね。

④ そもそも運動したがらない人は、腸内細菌のバランスが悪い可能性がありそうです。


次に、食の好みに関連する話題を3つ。

⑤ 売れるジャンクフードは、我々の持つ味覚の好みや脳の仕組みを巧みに操って儲かっているのでしょうね。

⑥ 人工甘味料については、ネガティブなデータが次々に出てきています。

⑦ 妊娠・子育て中の女性の味の嗜好が、お子さんにも影響を及ぼす可能性があるとは驚きです。


加齢により心身が衰えることをフレイルと言いますが、そのフレイルに関連する話題を2つ。

⑧ ペット、特に犬を飼うことでフレイルの予防になるという報告。

⑨ 犬の散歩から帰った後に果物を摂ると、更にフレイル予防効果が高まりそうですね。


最後に、便移植に関連する話題です。

⑩ 進行性核上性麻痺って一般の方々には聞きなれない疾患だと思いますが、確実な治療法がないので、便移植で少しでも症状が和らぐのなら素晴らしいことです。

⑪ 潰瘍性大腸炎に対する便移植、今回の結果次第では将来的に保険適用もあり得るでしょう。

瞑想〖 今月のつぶやきから 133 〗


先日の1月24日から降り出した雪で、25日は診療所の入り口付近を中心に雪かき作業。
氷点下でカチカチに凍っていて傾斜のある部分は滑りやすくなっていました。
来院される方が転倒しては大変なので、職員が一丸となって対策を行い、普段よりも1時間半遅く外来開始にこぎ着けました。

こんなこともあってブログの更新が遅くなってしまいました。


ツイッター上で収集した医療情報をつぶやく形でお届けしていますが、今回は10個をまとめてみました。

最初は、認知症に関連した情報を3つ。

① いくつか種類のある降圧薬の中で、ARBと呼ばれるタイプのものはACE-Iと呼ばれるタイプのものに対してアドバンテージがあまりないのですが、アルツハイマー型認知症の発症率ではいい結果が出たようです。

② 先日、大阪湾の淀川河口付近に迷い込んで話題となったマッコウクジラも認知症だったのかも知れませんね。

③ 運動は多くの人と楽しんで行なうのが一番です。


次は、腸内細菌に関する話題。

④ 新型コロナウイルスワクチン接種による抗体の増え方の個人差、これにも腸内細菌が絡んでいそうです。

⑤ いい腸内細菌を育てて、糖尿病を防ぐことができる時代が来るのかも知れません。

⑥ 悟りを開くとは、究極の腸内細菌を得ることなのでしょうか。


肥満に関連する話題を2つ。

⑦ 30年ほど前、私は今よりも15kg近く太っていた時期があります。免疫細胞がまだその時このことを覚えているのでしょうか。

⑧ 食べ物により腸内細菌のバランスが変化することで、肥満が抑制できる可能性がありそうですね。


最後に、運動に関連する話題を2つ。

⑨ アーモンドチョコレートをよく食べている私にとっては嬉しい情報です。

⑩ 一度試してみようと思います。

チーズ〖 今月のつぶやきから 129 〗


厳しい残暑にぐったりしたり、桜島の降灰に悩まされたり、最強クラスの台風の準備に追われたり。
そうこうしているうちに9月が終わろうとしています。

今回の今月のつぶやきからは、2つのテーマで合計8つの情報をまとめてみました。


まずは、腸内細菌に関連した情報を4つです。

乳酸菌が免疫細胞を活性化する仕組みの一端が見えてきました。

② 腸内細菌が自己免疫性膵炎に関与しているとは驚きです。

③ 同じく膵臓ですが、膵がん患者で腸内細菌に口腔内細菌が多いという報告です。

前回もブラウティア菌という善玉菌を紹介しましたが、今回はクララ菌です。


次は、睡眠に関連した4つの情報です。

タルトチェリーは以前から不眠の解消にいいとされていましたが、メラトニンを増やすことが確認されています。

⑥ 妊娠中の食事は産まれてくる子にも影響が及びます。

⑦ 睡眠時間と便秘の関係、男女で異なるというのは興味深いですね。

⑧ サマータイム、緯度の低い鹿児島では全く意味はありません。

睡眠〖 今月のつぶやきから 122 〗


寒い日が多かった今年の2月。
本日25日からは平年並みの気候に戻ってきたようです。。

いつものように Twitter 上でつぶやいた医療情報の中から、今月は10個の話題を振り返ります。


最初は腸内細菌に関する情報です。

ピロリ菌は体に何一ついいとは思っていませんが、冬季の代謝コントロールには役立つのでしょうか。

② 治療に難渋する偽膜性腸炎。治療に有用な腸内細菌も絞れてきたのかも知れません。

③ 体にいいとされる不飽和脂肪酸 ( 魚油 ) も腸内細菌次第で効果に個人差があるようです。


次に、生活習慣に関連する話題を3つ。

④ 最後の食事から就寝まで、少なくとも2時間は開けるように指導していたのは間違いありませんでしたが、メラトニンが関与しているとは思いも寄りませんでした。

メタボは頭の回転も鈍らせてしまうようです。

⑥ 世界的にみて日本人の睡眠時間は短いですが、たっぷり寝るといいことがあるようです。


最後の4題は、個人的に興味のある話題です。

⑦ ヒトはいつから薬を活用するようになったのか、この疑問の答えがここにありそうです。

⑧ 血液型O型の人はいろんな感染症にかかりやすいとれさてますが、新型コロナウイルス感染症で重症化しにくいというデータがもあるようです。

⑨ 運動がドライアイの症状緩和につながる可能性がありそうです。

⑩ 12月には、過活動膀胱にロキソニンなどの解熱鎮痛剤が効く可能性が示唆されましたが、一部の抗アレルギー薬も有用かも知れません。

温泉〖 今月のつぶやきから 120 〗


収集した医療情報を備忘録代わりに Twitter 上でつぶやいたものを、月末にいくつかピックアップしてお届けしている「今月のつぶやきから」。
今回で120回を迎えました。
ということは、このテーマも10年続けていることになります。

今月は9つの話題について振り返ってみます。


先月に引き続き、今月も最初は腸内細菌に関する情報です。

① ウコンである種の腸内細菌が減って脳や脊髄の炎症を抑制。多発性硬化症に使えそうという話題。

② 粉末化ブドウ摂取で腸内細菌の多様性が増え、コレステロール低下に繋がるという話題。

③ 薬剤は腸内細菌との相性があるようです。糖尿病治療薬のメトホルミン投与の初期に見られる下痢もその一つ。でも腸内細菌が変化して落ち着いてしまうんですよね。

④ 温泉湯治の効能効果が腸内細菌の変化にありそうだとする、ちょっと驚きの報告でした。


次に、個人的に興味を持った報告を5つです。

⑤ 明け方に喘息発作が起きやすい理由にメラトニンがあったとは。

⑥ 過活動膀胱の治療にロキソプロフェンが効くこともある、というのは一部で知られていましたが、理論的に裏付けられたのではないでしょうか。

⑦ 生活習慣でFGF21に変化があるとは興味深い話題です。

⑧ バイアグラに新たな脚光が。

⑨ 自慢じゃないですけど、牛乳はほぼ毎日飲んでいます。温泉に入って、湯上がりに牛乳を飲みましょう。



イチジク〖 今月のつぶやきから 119 〗


10月半ばまで続いた暑さを帳消しにするように、今年の冬は寒くなるとか。
地球ってどこかでバランスをとっているのでしょうね。
元々寒さは苦手な上、ここ数年はジョギングで脂肪が減っているので、本当に寒さは身に沁みます。

個人的に興味のある医療情報をTwitter をメモ代わりにしてつぶやいています。
その中から、今月は9つの話題について振り返ってみます。


最初は腸内細菌に関する情報を3つです。

① 褐色脂肪組織の分枝鎖アミノ酸代謝を腸内細菌がコントロールしている可能性があるという報告です。

② 先史時代の便の細菌叢から、先人たちが何を食べていたかがわかるというのはすばらしいこと。
(「防府」は「豊富」の間違いです )

③ 腸内細菌が脳の血管にも影響を及ぼしているなんて想像もしませんでした。
( 「金」は「菌」の間違いです )


次に、記憶に関連する報告を2つ。

④ 過去の記憶が突然蘇ることをフラッシュバックといいますが、フラッシュは逆に記憶を消してしまうようです。

⑤ 脳細胞同士がじゃれ合っている姿が目に浮かびます。


最後は、個人的に興味を持った話題を4つです。

⑥ メトホルミンを服用している人に新型コロナウイルス感染症の重症者が少ないという報告がありましたが、そのメカニズムの一端が見えてきました。

⑦ 砂糖の摂りすぎの影響は、虫歯や肥満に留まらないようですね。

⑧ わが家の庭にイチジクを植えていますが、実が成りません。でも葉っぱも活用できそうです。

⑨ 既存の薬を洗い直すと、秘めたパワーを持っていることがあります。



大腿四頭筋〖 今月のつぶやきから 114 〗


普段の診療をやりながら、できるだけ多くの方々に新型コロナワクチン接種を行なっています。
その関係上、新しい医療情報にアクセスする時間が減ってしまっています。

ツイッター上でつぶやく数も減ってしまっていますが、その中から10個をピックアップしてみました。

まず、新型コロナウイルスに関係する話題を3つ。

① 65歳以上では2回目の接種後、発熱の方はほとんどいませんがご参考に。

② 後遺症として一生インスリン自己注射をしなくてはならない方も一定の割合で出てくるようです。

③ 普段からの食事の心がけは大事です。


次は、甘いものに関する2つの情報です。

④ 今後は大腸がんの方に、加糖飲料の摂取状況を必ず聞いてみたいと思います。

⑤ 人工甘味料、いいデータはありません。


次に、加齢に伴って起こる変化について2題。

⑥ 大腿四頭筋は体の中でも大きな筋肉です。衰えさせないように日頃からスクワットやウォーキングなどの運動を心がけましょう。

⑦ 免疫の加齢による変化の一端が見えてきましたが、腸内細菌が絡んでいそうです。


最後は、個人的に気になる情報を3つです。

⑧ 苦痛を伴わない検査手段は大歓迎です。

⑨ 治療開始前に調べておくといいのかも知れませんね。

⑩ SSRI、私はほとんど使いません。

手紙を読む〖 今月のつぶやきから 113 〗


今月は、新型コロナワクチン接種の予約の準備を中心に多忙を極め、医療情報の収集がやや疎かになってしまいました。

そんな中で、ツイッターでつぶやいた医療情報の中から9つをピックアップしてみました。

最初は運動に関係する話題を3つ。

① 今年は梅雨入りが早く、ジョギングが思うようにできていませんが、励みになる情報です。

② ジョギングのモチベーションが上がらない時は、ピンク色の飲料を試してみたいと思います。

③ マラソンを走った後は風邪をひきやすい傾向にありますが、一時的なもののようです。


次は、医療情報とは関係ありませんが、診療での出来事について2つ。

④ 外国語も日本語の響きに近いと覚えやすいですよね。霧島音楽祭に度々来ていたハンガリー人のアンドレア・ロストさんが「塩はハンガリー語で『ショー』です」と語ってましたが、最初に覚えたハンガリー語です。

⑤ 新型コロナワクチンに対する期待の高さを感じましたが、本当に嬉しいお手紙でした。


最後は個人的に気になった情報。

⑥ プロスタグランジンの働きにはまだまだ未解明な部分が多いですね。

⑦ 過敏性腸症候群などの治療法につながるかもしれません。

⑧ 満足のいくドライアイの治療法がないので、進展に期待したいですね。

⑨ 早期に骨粗鬆症の治療に介入したら難聴が防げるのか、興味深いです。

筋肉〖 今月のつぶやきから 112 〗


鹿児島市における高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の予約が連休明けにスタートします。
75歳以上の方には接種券と問診票が別々の封筒で送られてきていますが、予約方法が書いていないため、当院や保健所などに問い合わせが殺到しています。
まだ当院へ配分されるワクチン数などが確定していませんので、今しばらくお待ちいただきたいと思います。

ツイッターでつぶやいた医療情報をまとめる「今月のつぶやきから」。
今回は9つの情報をピックアップしました。

まずは筋肉に関係する話題を3つ。

① 筋肉をつけるには、品質に問題点が指摘されているプロテインよりも、野菜が大事のようです。

② 肉離れしやすい体質があるというのは初めて知りました。

③ 今のスポーツ界の常識になっているアイシングは好ましいものではないようですね。


次は、妊娠に絡んだ2題。

④ 妊娠中のカフェイン摂取はあまり好ましいものではないようです。

⑤ 妊娠中は食事だけではなく、運動も胎児にとってはプラスになるんですね。


最後は腸内細菌に関する情報を4つ。

⑥ 腸管内の情報を肝臓が集めて脳に伝達し、迷走神経を介して腸内免疫をコントロールしているという相関関係が明らかになってきています。

⑦ パーキンソン病の発症に腸内細菌がどう関わっているかがまとまっています。

⑧ これは非常に画期的な研究成果です。

⑨ 腸内細菌の大事な役割の一端がまた解明されました。

ネコにマタタビ〖 今月のつぶやきから 109 〗


久しぶりの降雪が温かと思えば、1月としての最高気温を記録した地域のある日もあり。
寒暖差の激しい鹿児島の1月でした。
新型コロナウイルスの感染拡大の警戒基準がステージ3なので、体調管理や三密回避を怠りなくお願いします。

月末にお届けする「今月のつぶやきから」では、1ヶ月の間につぶやいた医療情報の中から興味深いものをピックアップしてまとめています。
今月は10個の情報を選んでみました。


まずは、医療機器の話題を2つ。

① 画像診断の習得にはかなりの時間と労力を要し、皆が高いレベルにあるわけではないので、AIの活用は歓迎すべきことだと思います。

② 胃の内視鏡検査もつらいですが、眼科の検査も案外つらいので、負担軽減は歓迎です。


次に、親子関係に関する話題を3つ。

③ 授乳中の食事が母乳を介して乳児に影響するにあたって、鍵となるのが母乳中の細菌だったんですね。

④ 流産・死産に夫のメタボが絡んでいる可能性が示されました。

⑤ 副流煙が虫歯の原因になっているとは意外でした。


最後の4つの話題は、ジャンルレスです。

⑥ 使い捨てマスクも適切に処理しないと、新型コロナに関係ない生物に余計な負荷がかかります。

⑦ 過敏性腸症候群は腹痛や腹部不快を伴う慢性の便通異常。安価な薬が活用できそうな報告です。

⑧ 様々な形で医療現場を応援していただいておりますが、ほうじ茶のティーバッグをいただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。

⑨ シマウマの模様も蚊除けの役割があるそうですが、ネコがマタタビに酔うのも蚊除けに一役買いそうなんですね。

⑩ 腸内細菌を調べれば調べるほど、人体に多岐にわたる影響を及ぼしていることが分かってきますね。

〖 今月のつぶやきから 98 〗


ランニング収集した医療情報の中から、一般の方にも興味を持ってもらえそうなものをツイッター上でつぶやいています。
今月のタイムラインは新型コロナウイルスの情報で溢れ返っていました。
情報収集の一手段として、ツイッターの有用性を改めて感じた一ヶ月でした。

月末にお届けしている「今月のつぶやきから」ですが、今月は、以下の9題をセレクトしてお届けします。

まず始めに、運動に関する情報を3つです。

① 地面からの程好い衝撃が、頭にとっては有益であるとする報告です。

② 音楽聴きながらジョギングする人もいますが、公園や専用道ならともかく、一般の道を走る時は交通安全に十分気をつけて下さい。

③ 痩せるのが目的なら、ウォーキングよりもジョギングを少しでも織り交ぜた方がいいと思います。


お次は、感染症に絡む報告を2つ。

④ ノロウイルス感染時の症状緩和に繋がるといいのですが。

⑤ ジェットドライヤー使用以前の問題として、手を洗わずに公衆トイレを出て行く人達。今回の新型コロナウイルスの問題もありますので手洗いの習慣はしっかり身に付けましょうね。


次は、個人的に気になる情報を4つ。

⑥ 既存の薬が全く異なる用途に使える報告、最近多いですけど、これには驚きでした。

⑦ 緑茶の消費が減っているといいますが、それがメタボ増加の要因の一つなのでしょうか。

⑧ 一夜にして白髪が増えたという知人がいますが、科学的にも解明されつつありますね。

⑨ 便の匂いで腸内の環境を知る手がかりを掴もうというプロジェクト、興味深いですね。

〖 今月のつぶやきから 92 〗


振動マシンこのところすっきりしない天気が続いています。
九州北部では豪雨に見舞われ、大変な被害が出ていますね。

ツイッターで自分のメモ代わりに医療情報を発信していますが、その中から月末に。
ピックアップしてお届けしているこのシリーズ。
今月は10題を振り返ります。


最初は細菌に関連する情報を5つ。

① 筋トレやダイエットに効果があるという振動マシンに私は懐疑的だったのですが、腸内細菌叢が変化するなんて考えもしませんでした。
興味ある報告です。

② 緑膿菌増殖に鉄が必要なのだそうですが、それを細胞内に運び込むシステムを活用して殺菌するという、従来の抗菌薬とは全く異なる手法。
耐性菌問題を克服する一歩となるでしょうか。

③ 口腔がんや食道がんのリスクとして、アルコールの代謝産物のアセトアルデヒドは以前から知られていましたが、常在菌が関与している可能性もあるのですね。

④ 便移植で疾患を改善する方法は研究段階ですが、好ましくない腸内細菌を狙い撃ちできるワクチンだと便移植よりは抵抗感なく治療を受けてもらえるのではないでしょうか。

⑤ 赤ワインは、レスベラトロールというポリフェノールばかりが注目されていました。
しかし、ネガティブな報告が次々に出ていました。
今回の報告で、腸内細菌の多様性が増大することで健康に寄与している可能性が出てきましたね。


次に、個人的に興味を抱いた報告を5題です。

⑥ 体に負担のかからない検査手法が次々に編み出されています。

⑦ 不整脈の治療薬のアミオダロンは、角膜に色素沈着をきたす他に甲状腺機能低下症を招く可能性があるのですが、高齢者では徐脈が元で転倒や失神のリスクが高いようです。

⑧ 進化の過程で遺伝子が変化する。
それはメリットでもあればデメリットとなることもあるわけですね。

⑨ 使用する抗菌薬の種類によって大腸の癌のリスクが異なってくるというのは非常に興味があります。

⑩ 65歳以下でBMIや腹囲が上昇するほど大脳皮質が薄くなる傾向にあるようです。

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