収集した情報を半ば自分のメモ代わりにツイッターにてつぶやいています。
その中からいくつかピックアップして月末にまとめている「今月のつぶやきから」は今回で72回目。
丸々6年が経過したことになります。
今回は10題を選んでみました。
最初は、糖尿病治療薬について5題。
① 日本でも少しずつメトホルミンの使用量が増えているようですが、DPP-4阻害薬を第一選択薬として用いている理由は何なのでしょうね。
糖尿病の第一選択薬、米国ではメトホルミンが77%。一方、日本ではDPP-4阻害薬が7割超。何を根拠にして使ってるのでしょうね。‥糖尿病の第一選択薬にメトホルミンの処方が増加、第二選択薬はSU薬が最多、米国電子カルテデータを分析 https://t.co/BtWU4poQ1J
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月1日
② DPP-4阻害薬の効果が出にくい人や副作用の出やすい人が次第に明らかになってきました。脂肪に関する食事指導は必要そうですね。
DPP-4阻害薬に関する2題
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月11日
飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の摂取量の多い人はDPP-4阻害薬の効きが悪い https://t.co/Qeu8qxmBZy
DPP-4阻害薬による非炎症型水疱性類天疱瘡の86%が特定のHLA遺伝子を保有 https://t.co/g9bjbvlsBe
③ SGLT2阻害薬の中でカナグリフロジンはちょっと特徴がありますね。
SGLT2阻害薬では膀胱がんのリスク上昇。しかしカナグリフロジンのみ消化管のがんリスク85%低減。SGLT1への作用、これが鍵でしょうね。 https://t.co/70jTrUQkBO
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月12日
④ いい薬とはいえ、メトホルミンはちゃんと服用してもらえないようで。
やはりメトホルミンは錠剤の大きさや服薬回数がネックなんでしょうね。いい薬ですが。‥血糖降下薬の服薬アドヒアランスに薬剤間でばらつき https://t.co/z0ivmvE0OD
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月19日
⑤ 予防で内服するのですか・・。
SGLT2阻害薬をメタボや糖尿病の予防のために服用している糖尿病専門医。自己診療だとすると大問題。‥糖尿病専門医が予防のために飲んでいる糖尿病治療薬とは? https://t.co/CslBMTf9yB
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月27日
次は、気管支喘息に関するものを2題。
⑥ 妊娠中の過剰な糖分摂取に関してはいろんな報告があります。
妊娠中の過剰な糖分摂取と子供の気管支喘息に関連性。‥https://t.co/bVbFcW4uE9
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月11日
⑦ 環境面から病気を減らす施策も必要のようです。
大気汚染のひどい地域で樹木が1km2当たり300本多ければ、喘息による入院が10万人当たり50件減少‥都市の緑化で「喘息」の入院率が低下!「樹木の多さ」が大気汚染防止に絶大な効果を発揮 https://t.co/rQaMRLuZ1j
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月19日
最後は、個人的に気になる情報を3題。
⑧ 含嗽剤であっても一定量は嚥下してしまいます。人工甘味料が問題なのでしょうね。
マウスウォッシュで糖尿病のリスクが55%上昇、という報告。‥Could mouthwash be putting you at risk of diabetes? https://t.co/IUGIUZrSWl
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年11月29日
⑨ ニューキノロンには特異的な副作用が多いですが、血管系への影響もあるようです。
末梢神経障害、高血糖・低血糖、アキレス腱断裂、重症筋無力症の増悪などが指摘されていたニューキノロン、今度は大動脈解離や大動脈瘤のリスク増大という報告。 https://t.co/74KqwXs78X
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月14日
⑩ 不特定対数の人が触るものは感染源になりうるということです。
レストランのメニューブックの細菌はトイレのシートの100倍なんですか。 https://t.co/oovfHVLEvm
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2017年12月23日