今月も溢れる医療情報にコメントを添えていろいろとツイートしました。
その中から月末に 5 ~ 6個に絞ってブログ上でまとめていますが、今回は欲張ってテーマ別に 8個紹介します。
まず、既存の薬の別の活用法。
シロスタゾールは頭痛や動悸で内服を断念するケースもあるし一日薬価も350円近くするのが難点だが、従来のアルツハイマー治療薬と作用が異なるので臨床研究結果に期待したい。‥脳梗塞予防薬 認知症に効果 http://t.co/im5C78itlc @chunichi_medi
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 2月 28
てんかんの薬に増毛効果ですか。 韓国・ソウル大学校医科大学の報告だが、なぜかこの分野、韓国が積極的な気がする。‥バルプロ酸の増毛効果を確認、AGA治療の選択肢に? http://t.co/uegAbM09bX
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 3月 11
次に、漢方薬に絡んだツイート。
オウバクはいくつかの漢方薬のみならず、正露丸にも含まれている。ウクライナの人達にも勧めてみよう。‥オウバクがすい臓がんの治療に有効かも: http://t.co/NRSOlXua88 @khir0ta
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 3月 4
アルツハイマー型認知症に対するアリセプト等の薬剤は不整脈も十分注意すべき副作用の一つ。これに抑肝散による低ナトリウム血症が加わるとリスクは更に増す。その点に無頓着な処方も多い気がする。‥RT@NMonl;くすりもりすく http://t.co/edVHd9bKj8
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 3月 14
.@IYOPymzk @georgebest1969 その昔、精神科領域では有名な中井久夫先生が桂枝加竜骨牡蛎湯等を使ってたのを臨床実習の際に見たのが漢方に興味を持った理由の一つ。機序がわからなくても服用された方の実感が第一でしょう。
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 3月 18
最後は、将来への期待。
抗酸菌とも呼ばれるマイコバクテリウム属が酸である酢で殺菌できるという発見。薬剤耐性結核菌にも有効とは嬉しい。黒酢が特産の鹿児島在住としても何となく嬉しい。‥薬剤耐性菌にも有効なのは「酢」 http://t.co/pE5pJj1BLJ @khir0ta
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 2月 27
ヒトの細胞に乳酸菌を取り込ますと細胞が初期化するというこの論文は、最初Nature誌に投稿したが却下されたとか。iPS細胞やSTAP細胞並みに注目されてもおかしくないインパクトがあると思います。http://t.co/B4cJe3HY5m
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 3月 17
予防でなく既存治療の効果を高めるのが目的のようです。遺伝子組換え生物に関する法律の規制も受けないので臨床応用のハードルも低く、安価で大量生産できそうなのは福音。‥C型肝炎 飲むワクチン http://t.co/GXT96Sbtrz @chunichi_medi
— 野口内科副院長 (@washi_omu) 2014, 3月 21