野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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花粉症

 ● 薬の説明書のイラスト 323 ●


例年なら、そろそろ花粉症に悩む方が増える時期です。
しかし、今年の鹿児島のスギ花粉飛散は少ないという予報が出ており、実際に薬をもらいに来られる方は今のところ少なめです。

花粉症だけでなく、食物アレルギーや気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に絡んでいるのが、IgE抗体という免疫グロブリン。
そのIgE抗体発見についての発表があった日を記念して、2月20日は「アレルギーの日」。
この日をはさんだ1週間をアレルギー週間として、さまざまな啓発活動が行なわれます。

ちなみに、同じ2月20日は「尿もれ克服の日」。
つい最近まで、そんな記念日が制定されているなんて知りませんでした。

2月後半の薬の説明書のイラストはアレルギーです。


アレルギー週間

花粉ずっと寒い日が続いており、例年なら2月の初めから飛散するスギ花粉も鳴りを潜めていました。
しかし、ここ数日は気温も緩み今日は日差しが暖かく感じられました。
まだ花粉は多くないようですが、そろそろ対策が必要でしょうね。
鹿児島では2015年以来、花粉が少ない傾向が続いています。
今年は昨年よりもやや少ない予報ですので、花粉症の方にはありがたい話ですね。

私も花粉症持ちなので、これまで試行錯誤してきた薬の使い方のノウハウを蓄積しております。
お困りの方は是非ご相談下さい。
また、花粉症の時期は経鼻内視鏡をやめておけ、と説明する医師がいるようです。
しかし、前処置に使用する血管収縮剤が、花粉症にはプラスに働き鼻の通りが良くなります。
ただ花粉症の症状がある期間は若干出血しやすい傾向にはある印象です。

花粉症の情報はこちらから。( → こちら )
21日以降は急に増える予報です。

花粉症の季節真っ最中。
私自身も花粉症ですし、通院中の患者さんの中にも結構いらっしゃるので、それに関連したお薬を処方する機会の多い時期です。
アレルギー性結膜炎に対す目薬も処方しますが、上手に点眼できない方もおられるようです。
専門外ながら、今回は目薬の差し方のポイントを。

2010030611402910968.gif① 容器を不潔にしないようにまず手を洗います。

② 顔を上向きにしたら、下まぶたを指で軽く引き下げます。アッカンベーをする要領です。眼球よりもむしろ下まぶたに落とし込むように差してみると、溶液が確実に目に入りこぼれることもほとんどありません。

③ 容器の先を直接目やまつ毛につけないようにして下さい。

④ 目をしばらく閉じておきます。まばたきすると涙と一緒に溶液が目頭から鼻へ逃げていってしまうからなので、目頭を押さえておくのも効果的です。

なお、抜けたまつ毛が目に入った時、まばたきを繰り返していると涙の流れに乗ってまつ毛が目頭の方へ移動してきます。
そうすると除去しやすくなりますので、これもお試しください。

 ● 薬の説明書のイラスト 86 ●


このところ随分暖かくなってきました。
週間天気予報をみると最低気温が10℃を下回る日がなさそうですね。

今回の薬の説明書のイラストにはツクシを選びました。
既に芽吹いている木々もいくつかある庭先にそろそろ厄介なスギナが出てくる頃です。
うちのスギナはツクシを形成することなく、いきなりスギナ。
スギナ茶は花粉症に有効という説もありますけど、そうならば花粉よりも早い時期に出てきて欲しいものです。

なお、花粉の飛散情報は当ブログの左側のカラム「お役立ちサイト」からアクセスできるページが便利かと思います。


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 ● 薬の説明書のイラスト 62 ●


先月の後半は梅雨時のようなどんよりとした天気が続きました。
暖かい割に花粉が飛びにくいのでその点花粉症の私にはありがたいのですが、太陽も恋しいですよね。
そんな中、武岡中央公園のレンギョウが先週あたりから咲き始めているのにはびっくりしました。
春が近づいています。

今回のイラストはミツバチ。
少し早いと思われるかもしれませんが、3月8日はミツバチの日。
それに鹿児島ではぼちぼち姿を見せ始める頃でもあります。

ちなみに8月3日はハチミツの日だそうです。



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kafun6.gif私が花粉症となって10年以上経ちます。
思えば、神戸の郊外に位置する病院に勤務していたときのことでした。
その病院のすぐ裏手が杉林。
間近に大量の花粉を浴びたのがきっかけだったのでしょう。

以来シーズンともなると涙はぼろぼろで両鼻は詰まり、夜は全く眠ることができないこともしばしば。
様々な抗アレルギー薬を試してみましたが、鼻水が垂れるのは落ち着くものの鼻詰まりは悪化し、夜間の不眠と相まって副作用の眠気が仕事に支障をきたす始末。
そんな中で一か八かで試したのが小青竜湯という漢方薬。
素晴らしい出会いでした。
症状を完璧に抑えこむわけではありませんが、眠気は来ないし何より鼻の通りが良くなることには驚きです。

このことをきっかけに、漢方薬を日常の診療に役立てる機会がぐっと増えました。
漢方薬は作用機序がわからん、と毛嫌いする医師も多いのですが、治療手段の幅が拡がり患者さんに喜ばれることも随分経験しています。

ちなみに小青竜湯は花粉症の 3人に 2人位の割合で有効な印象です。
これが効かない方には別の漢方薬を組み合わせて処方しています。
鼻詰まりや薬による眠気に悩まれている方は漢方薬を一度試してみてはいかがでしょうか。

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