野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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血圧測定

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出来る限りアンテナを伸ばして医療の情報を日頃からチェックしています。
将来的に医療を発展させるようなトピックもあれば、日常の診療にすぐに応用できるようなものまで様々な知見に溢れています。
一般の方が興味を持つのではないかというものは当ブログでもいくつか取り上げてきました。

cb4aba51.gif2010年に書いた「服の上から血圧を測ると」は、ある医療系サイトで紹介されていたもの。
ある程度の厚さの服ならばその上からカフを巻いて測定しても問題はないというものでした。
これはブログで紹介するとともに、実際の外来でも活用して現在に至っています。
服をまくり上げるとかえってカフが巻きづらくなる場合もあるので、服の厚さなどを考慮し臨機応変に血圧測定をしています。
記事にしたら比較的多くのアクセスをいただいたので、皆さんの関心の高さも伺えました。 

最近は、小ネタ的な情報はブログ記事にせず、Twitter にてリツイートするなどしていますので、右側のカラムにある「tweet してます」にも目を通して下さいね。

2010012417285516198.gif寒い日が続いていますが、この時期に外来で血圧を測る場合、袖の上から血圧計のカフを巻くことも多くなります。
この場合、果たして血圧が正しく測れているのでしょうか。

これを調べた結果が昨年10月の日本高血圧学会で発表されています。( 高知大学医学部検査部山崎文靖氏ら )
報告によると、2mm厚のニットまでなら大きな影響はないものの、4mm、7mmとニットが厚くなるにつれ実際よりも高めに測定されることがわかったそうです。

普段ちょっぴりき気にしながら服の上から測っていた血圧も、こうやってきちんとデータを出してもらうと日常診療に大変役立ちますね。
現在では、半袖でなければそのまま袖をめくらずに測定することがほとんど。
皆さんもご家庭で血圧をチェックされる際はこのことを念頭にしてくださいね。

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