cluster鹿児島で、最大規模の新型コロナウイルスクラスターが発生しました。

7月1日の鹿児島での12例目の報告がきっかけで、7月9日までに101例がクラスター関連と認定されています。
本日発表のあった1例は、どうやら4次感染にあたりそうです。

合計123例となりましたが、記者会見での保健所の対応は、非常に安心感を与えてくれています。
特に、積極的に検査を受けるよう再三呼びかけているのは、好ましい対応です。
また、最初に名前を公表したショーパブ以外にも、多くの店舗や医療機関、職場、学校などが情報を開示してくれており、心から感謝したいと思います。

昨日は、市役所で感染者の個人情報を知ろうとして暴れた方がいたようですね。
警察沙汰となり、自らの個人情報が広く知れ渡るという皮肉な結果となっています。
県民の皆様も、過度に恐れることはなく、節度ある行動で、三密を避けて予防対策を怠らないようにして下さい。
( 参考 → 鹿児島の新型コロナ12例から21例目でわかる、やっぱり大事な三密回避 )


さて、いつもなら新聞紙面のトップになるようなこのクラスター発生のニュースも、梅雨末期の豪雨による全国各地の被害に掻き消されています。
鹿児島でも大隅半島を中心として、雨の傷跡が次々と判明してきています。

避難所これから先、台風のシーズンとなりますし、あちこちで地震も頻発しています。
避難所生活を余儀なくされるケースもあるかも知れませんが、そこでの感染症対策も大きな課題です。
各個人がいろんなことを想定して、万が一の時に困らないような備えを整えていただきたいと思います。
( 参考 → 新型コロナウイルス、流行の先読みで考えておきたいこと )