エコー先日、少人数での勉強会に参加しました。
そこで、最近の研修医はほとんど自分で超音波検査をすることがないという話を聞いてちょっと驚きました。
今の臨床研修制度では設備の整った病院に勤務することが多く、すぐにCTやMRIをオーダー。
そして超音波は技師さん任せ、なんだそうです。
日本はCTやMRIの普及が抜きんでているとはいえ、どんな医療機関にでもあるものではありません。
被曝の問題や長時間うるさい撮影室に閉じこめられる苦痛などを考慮せず、安易にこれらの画像検査を選択してしまうのは、私自身気が引けます。
一方、超音波は診療所レベルでも備えている施設が多く、最近は携帯できるものも登場しています。
往診先や災害現場でも活用することができるわけです。

胎児や甲状腺などを調べる際には第一選択となる超音波検査。
何でもかんでも診断できるわけではありませんが、将来自分自身で扱えない医師が増えていけば一体どうなるのでしょうか。
今の研修制度では十分に時間をかけて検査法を学べないという事情もあるでしょうが、若いうちは貪欲にいろいろな知識を吸収してほしいものです。