野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して41年の野口内科です。
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BGM

井上陽水トリビュート【診察室のBGM 165】


昨年末に井上陽水のトリビュートアルバムが発売されました。
タイトルもそのものズバリ
「井上陽水トリビュート」

2004年にも「YOSUI TRIBUTE」というタイトルのCDがリリースされています。
その時は、玉置浩二や奥田民生など関連の深い人や、松任谷由実、一青窈、平原綾香などの女性陣、そしてジェーン・バーキンなど、多彩で豪華な顔ぶれが名曲をカバーしていました。

今回も、第一線で活躍するアーティストがずらりと並んで15曲が収録されています。
前回と今回で 7曲が重複しており、それを聴き比べるのも非常に面白いです。

「少年時代」は、前作のエンディングで忌野清志郎がウクレレに合わせて唄っていました。
今回のアルバムでは
 宇多田ヒカル がストリングスをバックに情緒豊かに唄い上げています。
どちらもとても味わい深い仕上がりです。

このブログを書くにあたって、少年時代の歌詞を読み直してみましたけど、よくわかりませんね。
ただ、耳に心地よい。
それでいいのではないでしょうか。

市原ひかり【診察室のBGM 164】


あれれ、 市原ひかり ってヴォーカルもやるんだ、と意外に思ったのが、2017年に開催された第一回鹿児島ジャズフェスティバルでのこと。
もちろん、彼女のトランペットを楽しみにしていたのですが、歌声もなかなかのものでした。

彼女が久しぶりにリリースしたアルバム
「SINGS & PLAYS」は、初めてヴォーカルをフィーチャーしたものになっています。
前回紹介した横田明紀男のアルバムジャケットは彼の描いた作品でしたけど、今回のイラストも市原ひかり自身の手によるものなんだそうです。

アルバム内容はスタンダード曲ばかりで、彼女のヴォーカルとトランペット・フリューゲルホルンの他はピアノとベースのみ。
市原ひかりの魅力を存分に味わうことができます。

ちょっと珍しい選曲だなと思ったのが、セサミストリートのカーミットが唄う
「Bein' Green」
様々な色にあこがれつつも、自分自身が緑色であることに誇りに思うという複雑な心境が歌詞に込められた隠れた名曲です。
アルバムの中で彼女のヴォーカルが一番活かされている曲ではないかと思いますし、哀愁を帯びたトランペットのソロも見事です。

カーミットといえば「The Rainbow Connection」も有名ですよね。


love-at-christmas【診察室のBGM 163】


12月に入り、診察室で流している音楽も恒例のクリスマスソングになっています。

今年紹介するのは、元
Fried Prideの 横田明紀男 が2017年にリリースしたクリスマスアルバム「Love at Christmas」です。
ジャケットは横田画伯自身の描いた絵。
私は結構好きです。
全13曲中10曲が、ヴァイオニストである奥様とのコラボ。
それぞれの曲で、ほー、そうきたか、と唸ってしまうアレンジが楽しいアルバムになっています。

「ホワイトクリスマス」
では、奥様のバイオリンの弾く主旋律のバックで、美しいハーモニクスや右の親指の根元でボディーを叩いて奏でるリズミカルなパーカッションなど、彼ならではの超絶ギターテクニックが存分に堪能できます。

ここ数年、彼の生演奏を聴く機会がなくて残念なのですが、今月中は診察室でヘビーローテーションで堪能することができます。

Areni-Agbabian【診察室のBGM 162】


何と表現したらいいか。
無駄を削ぎ落としたエンヤのような雰囲気を感じたのですが、子供に聞かせたら、もののけ姫の音楽を連想したそうです。
Areni Agbabian の音楽は独特の世界を醸し出しています。

前回紹介した Dominic Miller の作品と同じレーベルからリリースされている
「Bloom」は、全体を通して聴くと静謐な流れを感じますが、パーカッションだけの音楽があったり、彼女のスキャットが絡む曲があったりと変化に富んでいます。

「Full Bloom」
という曲は「Petal One」「Petal Two」と全く同じ物。
YouTubeで「Petal Two」を見つけましたので聴いてみて下さい。
「Full Bloom」では、これに不思議な抽象的な詞をつけて唄っています。



absinthe【診察室のBGM 161】


Dominic Miller は昨年紹介したばかりでした ( → こちら ) が、今年リリースしたアルバム「Absinthe」も紹介せずにいられません。
テクニックをひけらかすことのない成熟度の高さを感じさせるDominicのギターサウンドはそのままに、今回のアルバムではバンドネオンが加わって、温もりのある肌触りを感じます。
全く正体不明のジャケットを見ながらCDを聴いていると、耽美な音の世界の深みをさまようことができます。

アルバムのタイトルにもなっているオープニング曲「Absinthe」
アルコール度数が高く、禁断の酒と言われたアブサンというリキュールの名を取った作品で、Dominicのサウンドにまさに酔いしれてしまいます。
しかし、下のYouTubeの映像を見ると実に楽しそうに演奏していますね。

学生時代にカクテル作りにハマっていた時期のある私にとって、アブサンの宝石のような薄萌葱色を見ているだけでも至福のひとときだったのですが、聴覚を刺激するアブサンに出会えて骨抜きになってしまいました。



Marquis-Hill【診察室のBGM 160】


米国で権威のある音楽雑誌「ダウンビート」で、2016年に挾間美帆等とともに「ジャズの未来を担う25人」に選出されたトランペッター Marquis Hill 

昨年秋の
アルバム「Modern Flows Vol. 2」で日本デビューとなりましたが、既にマーカス・ミラーの世界ツアーにも参加するなど実力はお墨付きです。
派手に吹きまくるのではなく、渋くダークな音色で表現力豊かにトランペットを響かせます。
曲は、サックスとの掛け合いが多く、それにヴィブラフォンが印象的に絡み、時にラップを含むヴォーカルが入るという変化に富んだ内容です。

今回紹介するのは男女のヴォーカルが交互に掛けあう「Kiss And Tell」
ゆったりと響くヴィブラフォンと小刻みにリズムを刻むシンバルで始まる印象的なイントロに続いて、女性と男性のヴォーカルが代わる代わる登場します。
その合間を、シンプルなメロディーであくまで脇役に徹するトランペットが、枯れて味わい深く鳴りわたります。
単純化された構成だからこそ、技量の素晴らしさが伝わってくる一曲ではないかと思います。


田中菜緒子【診察室のBGM 159】


前回は、中洲ジャズに出演予定の米澤美玖について触れました。
今回紹介する
 田中菜緒子 は、今年で3回目を迎える鹿児島ジャズフェスティバルに出演する予定のジャズピアニストです。

2017年にリリースされたアルバム
「I Fall In Love Too Easily」は、ジャズスタンダードばかり10曲を収録。

彼女は、大学まではクラシックをやっていたようですが、卒業後にジャズに転向。
今回のアルバムのライナーノーツの中で本人が次のようなことを書いています。

『スタンダードを演奏することはとても大事なことだと思っている。基本を重んじ、自分のカラーを出す。私はそんなスタイルが好きだ。』

曲の解釈は多様だけれども、基本的に譜面通りに演奏するクラシックとは違った魅力をジャズに見出したのでしょうね。

曲をカバーする際の姿勢について、とても感銘を受けた言葉があります。
Fried PrideShihoがツイッター上でつぶやいた言葉です。

『カバーする際「その人」の真似をするなんてもってのほか。まず唄い回しも全部捨てること。なんなら譜割りも変える。…というのが私のカバーにおいての絶対条件。エッセンスを元歌から頂くのはアリ。だって同じように歌うなら「その人」より圧倒的にうまくなければ「その人」の方がいいに決まっている。』




アルバムタイトル曲の「I Fall In Love Too Easily」。は、纐纈歩美を紹介した際にも取り上げた曲ですが、
映画「錨をあげて」の中でフランク・シナトラが唄うちょっと物憂げなバラード。
私のiPodの中には、青紀ひかりKaren SouzaJessica Williamsのバージョンも入っています。( なぜか女性ばかり )
それぞれのアーティストによる曲の解釈、それを聴き比べるのも面白いものです。
また、その場限りのパフォーマンスを享受できるライブを堪能するのも幸せこの上ないですね。


米澤美玖【診察室のBGM 158】


女性のプロサックスプレイヤーが本当に増えてきましたけど、ほとんどがアルトサックス。
それゆえ、テナーサックスをバリバリに奏でる少数派に出会うと、思わず聴き入ってしまいます。

北海道出身と言うと真っ先に寺久保エレナを思い浮かべますが、私のアルトと同じメーカーであるキャノンボールのテナーを操っていることもあって贔屓にしているのが道産子の
 米澤美玖 
小さな体で、キャノンボール特有の明るくファットなサウンドを響かせてくれます。

今年リリースされたアルバム
「Dawning Blue」は、皆さんのよく知るバラード曲が7曲収録されています。
その中で私のお気に入りは、ポール・マッカートニー「My Love」
ビートルズ解散後に結成したウイングスの2枚目のアルバムに収録されていて、当時の妻であるリンダへの愛を唄ったバラードです。
多くのアーティストにカバーされていますよね。
私のiPhoneの中にも、Keiko Lee樹里からんのヴォーカル物が入っていてそれぞれが素晴らしいです。
彼女の演奏も、セクシーにキャノンボールの魅力をたっぷり活かして聴かせてくれています。

さて、彼女の生演奏はいまだに聴けていません。
9月の中洲ジャズには来るようなので、それに私のスケジュールが合うと嬉しいのですが。

PianoOdyssey【診察室のBGM 157】


昨年は、映画「ボヘミアンラプソディ」の怒濤の快進撃に合わせてクイーンの曲がリバイバルヒットしました。
私も映画を見に行きましたが、ラストのライブエイドの再現場面には鳥肌が立ちました。

さて、そのクイーンと同時代にプログレッシブロックの代表格として活躍した
イエスのキーボード奏者であった Rick Wakeman が、昨年リリースしたアルバム「Piano Odyssey」の中に、何と「Bohemian Rhapsody」が収められています。

彼については11年前に当ブログ「診察室のBGM 21」で紹介していますが、身に付けたクラシックの技術を下敷きにした流麗な指捌きには定評がありますよね。
今回のアルバムでは、クイーン以外にイエス時代の曲や、ビートルズ、デビッド・ボウイ、サイモン&ガーファンクルの作品が取り上げられていて、それぞれ見事なアレンジで聴かせてくれます。
そして、リストの「愛の夢」に自分の曲を重ねたり、ヘンデルとドヴォルザークの曲をくっつけたりなどの面白い試みも。

で、「Bohemian Rhapsody」ですが、オーケストラにクワイアを加えて、格調高く聴き応えのある作品に仕上げています。
そして、後半からは何と
ブライアン・メイのアコースティックギターが加わります。
ピアノやオーケストラに重なる弦の響きは、オリジナルのギターソロとは全く違う場面に登場しますが、それもまた聴き所になっています。

あまりに見事な出来栄えなので、他の数曲と合わせて診察室のBGMに加えています。


秋田慎治【診察室のBGM 156】


先月、ギラ・ジルカ矢幅歩のヴォーカルユニット、SOLO-DUOのライブに行きました。
その時のツアーメンバーとして参加していたピアニストが
 秋田慎治 

以前、BS朝日の「Groovin' Jazz Night」という音楽番組で司会をやっていた時から彼のピアノを聴いてきましたが、実際に生の演奏に触れるのは今回が2度目のこと。
SOLO-DUOの美しいハーモニーはもちろん、他のメンバーの演奏も素晴らしいものでした。
それに加え、彼の相変わらずの卓越したテクニックも堪能でき、満足のいく一夜でした。

彼が2016年にリリースしたアルバム
「time - 10」の中に、ギラ・ジルカに作詞を依頼したバラードがあります。
TOKUがヴォーカルで参加している「Silence」という曲がそれです。
「女々しい男の歌にして下さい」と作詞を依頼したそうですが、歌詞が掲載されておらず、私の耳では全て聞き取れないのはちょっと残念です。
でも、憂いを帯びたピアノと深みのあるヴォーカルだけのデュオ、男の色気を感じる作品になっています。

インストゥルメンタルや女性ヴォーカルの多い当院の診察室のBGM、たまには変化球もいいですよね。

Kaneko-Miyuji【診察室のBGM 155】


前回に引き続き、クラシックの紹介となります。

昨年のゴールデンウィークにハンガリーに行きました。
当ブログでも記事をいくつか書いていますが、単なる観光にせず、3つのテーマを持って各所を巡りました。
「建物」「ハンガリー動乱」については既に書きましたが、もう一つ残ったテーマ、それは「音楽」です。

一番楽しみにしていたのがリスト音楽院の内部ガイドツアー。
ピアノの魔術師
リスト・フェレンツが創立した音楽教育機関で、校舎そのものが芸術の塊です。
英語による案内なのですが、内部の贅沢な装飾には目を奪われるばかりでしたし、実際のレッスン風景やマスタークラスの学生さんによるミニコンサートまで聴くことができ、充実したひとときを過ごせました。

ということで、今回はお母様がハンガリー人だという
 金子三勇士 の奏でる「愛の夢 第3番 S.541」
誰もが知っている甘美なメロディー。
このリストの代表作は彼が2016年にリリースされた
「La Campanella」に収録されています。
今年は日本とハンガリーの国交樹立150年に当たり、それを記念して近々リストの曲を収録したアルバムを出すようなので、これも楽しみです。

彼もリスト音楽院を出ているようですが、今年の夏に40回目を迎える霧島音楽祭にまた来てくれるハンガリーの歌姫ロスト・アンドレアもリスト音楽院の出身ですね。


ハンガリーに関する主な記事
ガイドブックに載っていないブダペストの観光スポット 聖ラースロー教会
ガイドブックに載っていないブダペストの観光スポット サボー・エルヴィン図書館
ハンガリー動乱の跡をたどる
手洗いの疫学とゼンメルワイスの闘い

classique【診察室のBGM 154】


今回は久しぶりにクラシックの紹介。

昨年7月にリリースされた
 宮本笑里 「Classique」
意外にも全曲クラシックのアルバムは初めてなんですね。
あまりにも有名なラフマニノフ「Vocalise Op. 34-14」
クラシックはあまり詳しくないのですが、ヴァイオリンとピアノだけの構成ながら聞きごたえのある仕上がりになっています。

さて、宮本笑里の演奏を初めて聴いたのは、Vanilla MoodというカルテットでNHKのお昼の番組に出演していた時。
後でオーボエ奏者の
宮本文昭の娘さんと知って驚いたものでした。
私がよく聴くアーチストには、父娘で音楽家というパターンが多い気がします。
当ブログで取り上げたものしとては、土岐英史と土岐麻子、平原まことと平原綾香、トミー・スナイダーとSHANTIなど。
平原綾香はサックスを演奏することもありますが、それぞれ異なるジャンルで活躍しているのは面白いですね。


なお、平原まこととラフマニノフについては
→「adagio ~ 交響曲第2番第3楽章

土岐英史と土岐麻子については
→ 「Smoke Gets In Your Eyes
→ 「You Make Me Fell Brand New
→ 「Christmas In The City

SHANTIについては
→ 「そして僕は途方に暮れる
→ 「Fields of Gold

nuage【診察室のBGM 153】


診察室のBGMは、年末のクリスマスソングから通常モードに切り替わっています。

私が
 木住野佳子 のピアノを聴くようになったのは、セカンドアルバム「Photograph」から
1996年のリリースですから、20年以上も彼女のピアノに浸り続けていることになります。
昔はジャズにはあまり興味がなかったのですが、彼女のアルバムに収録されている曲や、彼女の以前出演していたテレビ大阪の「名曲物語」という番組を通して、ジャズのスタンダードを学ばせてもらったようなものです。

昨年11月に通算20枚目となる
「Nuage」が発売されました。
いつものようにオリジナル曲とスタンダードを織り交ぜた構成になっています。
彼女ならではの優しい鍵盤タッチの安心感は相変わらずですね。

アルバムの中に
「New Cinema Paradise ~ Love Theme」がありました。
エンニオ・モリコーネの傑作の一つですよね。
これが初収録とは意外な気もしますが、彼女の奏でるピアノと少しばかり憂いを湛えた美しいメロディの相性は抜群。
7分30秒の演奏の前半分はピアノソロで、途中からドラムとベースがさりげなく加わっていく構成。
何度聴いても飽きないのは、曲の持つ魅力なのか、それとも演奏の素晴らしさなのか。
いやその両方でしょうね。


ちなみに木住野佳子を紹介するのは3回目です。
1回目 → 「Silent Night」
2回目 → 「Hikari」

エンニオ・モリコーネの作品はこちらでも取り上げています。→ 「Nella Fantasia」

【診察室のBGM 152】Little-Christmas


毎年12月の診察室のBGMは、普段の癒しの曲とは打って変わってクリスマスソングに衣替えするのが恒例です。

今回紹介するのは、
SING LIKE TALKINGでデビュー30周年となった 佐藤竹善 
11月にクリスマスアルバム
「Little Christmas」をリリースし、初っぱなに指宿白水館でライブを行いましたね。
別のスケジュールと重なってしまい、行けなかったのがとても残念です。
アルバムジャケットは、鳥獣戯画をモチーフにしていて楽しい雰囲気が伝わってきます。

収録された一曲
「Christmas Time Is Here」村上"ポンタ"秀一率いるPONTA BOXとの共演。
1965年に作られたスヌーピーの初めての映画「スヌーピーのメリークリスマス」の中で使われた曲で、いろんなアーティストに採り上げられ、定番となっています。
この映画自体も、米国ではこの時期に必ず放映されるとか。
佐藤竹善のヴォーカルもバックの演奏も奇をてらうことなく安心して聴ける仕上がりになっています。

ちなみに、指宿白水館では今週第31期竜王戦第6局が行われます。
昨年は、同じ場所で羽生永世七冠の誕生となりました。
今年は、通算100期のタイトル獲得をかけた戦いとなりますね。




Tony-Bennett-Diana-Krall【診察室のBGM 151】


今年92歳となった Tony Bennett とあと数日で54歳となる Diana Krall が共演したアルバム「Love Is Here To Stay」は、ジョージ・ガーシュウィンの生誕120年を記念し、ガーシュウィン兄弟の作品を選りすぐったもので、二人のデュエットが堪能できるという贅沢が詰まっています。
歴史に名を刻むであろうこのアルバム、ジャケットを見ただけで購入即決でした。

5年前の東京JAZZにTonyが出演した際の番組を見て、その健在ぶりには舌を巻いたものでしたが、そこから更に年を重ねても、これだけ歌えてしまう神業には本当に恐れ入ります。
ちょうど30年前の11月にオープンしたブルーノート東京のオープニングを飾ったのも彼でしたね。
上手に枯れた彼の声に、Dianaの深みのあるヴォーカルが重なって見事なムードを紡ぎ出しています。

「I've Got A Crush On You」は、「Treasure Girl」と「Strike Up The Band」という2つのブロードウェイミュージカルで使われたとか。
Tonyが生まれて間もない頃に作られた曲で、「あなたに首ったけ」という邦題が付けられています。
甘い歌詞とメロディーはガーシュウィン兄弟の傑作の一つですよね。



余談ですが、Dianaの夫である
エルヴィス・コステロは、カップヌードルの生みの親である安藤百福に敬意を表して、10年前に「Momofuku」というタイトルアルバムを出しています。
今、安藤百福とその妻を題材にした朝の連続テレビ小説「まんぷく」をやっていますので、ご参考までに。
エルヴィスは闘病中のようですが、早く良くなってほしいものです。




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