boz.gif【診察室のBGM 34】


このアルバム、渋すぎます。
昨年秋にアメリカでリリースされていましたが、日本版のボーナストラックを確認してからと思い先月購入した Bozz Scaggs「Speak Low」
ジャズのスタンダード集といいながら、あまり知名度の高くない曲が多いのですが、最後まで感嘆のため息交じりに聴き入ってしまいます。
ギル・ゴールドスタインの手による、普通のジャズでは聴けないいろんな楽器を駆使したアレンジが見事で、そこに彼ののボーカルが絶妙に調和しています。

元々はブロードウェイミュージカルで使われた「Ballad of the Sad Young Men」
ハープとストリングスの音で始まりオーボエやフルートも奏でられる中を、 Boz が楽器の一部となって溶け込んでいきます。
この歌詞に唄われる寂しげな男たちも優しく包み込まれることでしょう。

奇しくもつい最近発売された Jane Monheit「The Lovers, the Dreamers and Me」でもこの曲が取り上げられています。
こちらもストリングスを中心としたアレンジ。
聴き比べてみるのも面白いです。

診察室のBGMに男性ボーカルは少ないのですが、今回の Boz のアルバムから全曲を流しています。

下の youtube 映像の 2分20秒位の所から紹介した曲を唄っている場面が現れます。


  →スピーク・ロウ