_lim9cjc.gif昨年のこの時期に鹿児島ではチャドクガが大発生し、皮膚炎を起こす患者さんがたくさんいらっしゃいました。この秋も小流行しています。
主として幼虫の毛が皮膚に着いて激しい痒みを起こすのですが、幼虫はツバキやサザンカなどの葉に整然と隊列をなしているのを見ることが出来ます。

発生時期は春と秋なのですが、私個人は昨年秋から三期連続でチャドクガの被害に遭っています。
最初は、患者さんが何人か続いたので家のツバキにいるかも、と覗いてみたら、おびただしい数の幼虫がいて、それを退治したことがきっかけでした。
二回目はは今年の春、ツバキの剪定をしていた時です。
毛虫はいなかったものの、どうも幼虫の毛が葉に残っていたらしく、発症。
三回目は、このお彼岸です。墓参りでサザンカのそばを通りかかった際にうっかり背中が触れてしまいました。
よく見るとそこにチャドクガの幼虫が。今、背中はかちかち山のタヌキの如く真っ赤っ赤です。
これから10日前後痒みに悩まされると思うと憂鬱です。

チャドクガにやられたら、掻かずにセロハンテープなどで患部の毛を取り除くべくペタペタやるのが一番です。

また痒くなったと人に話していたら、ツバキやお茶の木にいる「ホジョ」のことですか? と聞かれました。
鹿児島弁?