● 薬の説明書のイラスト 42 ●


鹿児島では庭にビワを植えている家をけっこう見かけます。
武岡の中でも何軒かあるのですが、この時期ビワの実は徐々に青からオレンジ色に変化して、やがて食べごろを迎えます。
しかし、実際に収穫して食べているご家庭は少ないのではないでしょうか。
ビワの実にはβカロテンやポリフェノールが多いようですし、ビワの葉にも様々な効用があります。
漢方薬の辛夷清肺湯 ( しんいせいはいとう) にも咳を鎮める成分の一つとして配合されています。

長期予報によるとGWは好天に恵まれそうな気配。
いつもなら下手をすると真夏日もあり、半袖で十分過ごせることがあるのに、今年は25℃前後の程よい気温が続くようです。
休みが続く分、目にする機会が少ないかと思いますが、今回の薬の説明書のイラストはビワです。

今の大河ドラマの主人公天璋院篤姫の好物がビワだったそうで、東京の寛永寺の彼女の墓地にはビワの木が植えられているそうです。

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