★ 診察室のデスクトップ 29 ★


今回の診察室のモニターの写真は那覇の首里城近くの坂道、金城町石畳道です。
2年前のゴールデンウィークに訪れた時、沖縄は梅雨入りしてしまい、どんよりとした空でした。

石畳の下り坂よりも石敢當を主役にしたかったのと人を写り込ませたくなかったため構図がちょっと残念な写真です。
この「石敢當」、鹿児島では「せっかんとう」と呼びますが、沖縄では「いしがんどう」が一般的のようです。
T字路の突き当たりに据えられていますが、これはイノシシやハンニバルのゾウのように直進してくる魔物を除けるためのものです。
地元、武岡でも何か所かあるところを知っていますが、こんな大きく立派なものは鹿児島では見たことがありません。
ちなみに、T字路は正式には丁字路。「T」と「丁」の字の形と発音が似ているので、錯覚が新しい言葉を生み出したようです。

この石敢當を置物やストラップとしてお土産物に仕立てているところが沖縄のすごさ。
鹿児島も観光資源としても活用したら面白いのにと思います。


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