<< 武岡の街路樹 10 >>


今回取り上げるのは、武岡一丁目の緩やかに弧を描く道路。
北西方向に向かってひたすら上り坂になっていて、それほど交通量は多くありませんが、武岡小前交差点を回避して走る車が時折見うけられます。


1丁目

今回は低木に注目してみたいと思います。
と言うのも、この場所に高木として選ばれているのはホルトノキなのですが、地図の赤く塗った部分に植えられている22本 ( うち1本はどうやら枯れています ) はいずれも小振りで絵にならないのです。
見通しの悪いカーブが続くので刈り込んでいるのかも知れませんけれども。
さて、低木として植わっているのは武岡地区でツツジ並んでよく見かけるアベリアです。

アベリア

しかし、アベリアの枝は春を過ぎるとニョキニョキとよく伸びるので、 5 ~ 6月に剪定されてしまいます。
その結果なのかも知れませんが、花の付きがあまりよくありません。
一番まとまって咲いていたところを写真に収めましたが、この程度がやっとです。
この時はミツバチが飛んできてましたが、静止してくれないので撮るのは難しいですね。
 
アベリア02

ちなみに、この時期のホルトノキには花が咲いていることをこのシリーズ第3回でお伝えしていますが、今年は梅雨明けが早かったせいもあるのでしょうか、既に下の写真のように花を落としている状態になっている木もありました。
これからオリーブのような実に変わっていくはずです。

ホルトノキ
 道の両端に歩道がありますが、比較的勾配のある坂なので歩いている人をあまり見かけません。
しかし、この道から脇道に入ると眺めが良かったり、パン屋を併設しているカフェがあったりします。
カフェに立ち寄るついでにウォーキングに活用してみたい道です。