経鼻先日から富士フイルムの最新の経鼻内視鏡、EG-580NWのデモ機を借りて検査を行なっています。
この機種の特徴は経口内視鏡にも劣らない画質。 
視野角も140度と経口と変わらないということで期待いっぱいで手にしてみました。

実際使ってみると最初はちょっと画質がいいくらいかなと思う程度なのですが、近接すると細かな構造がくっきりと浮かび上がってきてびっくりしました。
検査が終わった後にプリントアウトしたり、保存画像をパソコン上で見たりすると違いがはっきりします。
今使っているモニターがCCDの性能をうまく引き出していない部分があるようです。
実際の画像をお見せしたいところですが、プライバシーの問題が未解決なまま記事を書いていますので今回は遠慮しておきます。
また、視野角が広がったことでこれまでやや苦手にしていた食道や十二指腸球部などの観察も楽々。
2008年末に鹿児島で一番先に最新機種 Advancia を導入したと喜んでいたのも束の間、技術の進歩の早さには驚かされました。

敏感な鼻粘膜にとても優しい構造体とこの画質。
ライバルメーカーを大きく引き離す経鼻内視鏡です。