● 薬の説明書のイラスト 210 ●


今回の薬の説明書のイラストにはラムネを選んでみました。
5月4日がラムネの日なんだそうです。

独特な形状のラムネの瓶ですが、私は胆石の説明をする際によく引き合いに出します。
中のガラス玉を胆石に例えるのです。
ガラス玉が瓶の中でコロコロ転がっている間はラムネを飲むことができますが、口に嵌っていると飲めませんよね。
胆石も胆嚢の広い空間にあると基本的に無症状ですが、狭い胆嚢管に嵌まり込んでしまうと胆嚢に溜まった胆汁を出すことができません。
ラムネの瓶と違うのは胆嚢は収縮することです。
出口が塞がっているのに胆汁を排出しようとして内圧が高まった時に、いわゆる胆石発作が起こるのです。
そう説明するとほとんどの方が理解していただけます。
なのでラムネが無くなると困ってしまう私です。



ラムネ