夢の引潮【診察室のBGM 123】


1980年代に和製シャカタクと呼ばれたフュージョンバンドがありました。
Kangaroo というグループで、学生時代は結構お気に入りで聴いていました。
ふと思い出して調べてみたら、2年前にアルバムがCD化されているではありませんか。

4枚目にして最後のアルバムとなった
「A Night in New York」は、それまでと異なり、日本語の歌詞で女性ヴォーカルを全面に押し出した作品で、ややポップス寄りな仕上がりです。(アルバムタイトルの曲の作詞は大津あきらだったりします)
久しぶりに彼らの曲を聴いて悦に入っています。

ややドラムの音が気になるのですが、
「夢の引潮」という曲を診察室のBGMにチョイスしてみました。
歌詞が秀逸で、夏の刹那の恋を切なく唄う隠れた名作です。