梅雨の後半や台風による大きな被害が毎年のように起っています。
今年は熱海市で土石流が起こりました。

土砂崩れ今回の土石流被害で異例だったのは、安否不明者の氏名を速やかに公表したこと。
個人情報保護が叫ばれるようになってから、死者や安否不明者の公表についての対応が自治体によってバラバラな状態が続いています。
個人的には今回の公表を評価しています。
安否の確認情報によって捜索の迅速化・省力化につながります。
また、親族や知り合いなどの安否を確認しようとする多くの人々の行動の無駄を省き、通信関係の負荷の軽減にもなります。

今回の氏名公表に対する批判はほとんど起きていません。
先月の知事会では災害時の死者や不明者の発表に関するガイドラインを策定していたようですが、適切な個人情報への配慮のあり方を国民全体で考え直したいものです。

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今回の土石流の原因として起点となった場所の盛り土がクローズアップされています。
そして、国土交通相は全国の盛り土の総点検を考えていると発言しました。
全国に5万ヶ所以上あるようですが、果たして現実的な対応でしょうか。

私の住む鹿児島市の武岡地区は、鹿児島に多い丘陵地帯を切り開いて出来た造成地で、あちこちに盛り土があります。
以前谷だった所が次々に埋め立てられていく様を知っている住民も多いです。
また、盛り土の部分を高速道路や新幹線のトンネルが貫いているという、他の場所ではみられない特殊な事情を持っています。

で、一体何の点検をするつもりなのでしょうね・・。
トンネルの安全性を調べてくれたらありがたいですが。