川上【診察室のBGM 73】


外国人を通して日本の良さを再認識させられることがあります。
神戸在住時に骨董市で外人さんが熱心に見入る和ダンスや法被がとても価値のあるものに思えてきたこともありましたし。
前回に引き続きまたNHKのテレビネタになりますが、「猫のしっぽ カエルの手」はベニシアさんから日本の自然や古き良きものも学べる素敵な番組ですよね。

この中で主に使われているのが 川上ミネ のピアノ。
アルバム「馨 -かおり-」は短い曲がほとんどなのですが、そのいずれもが情景の浮かぶ美しいものばかり。
そして、どれもリラクゼーションを目的とした外来の BGM にピッタリです。
アルバム中の一曲
「道」は、一本の長い道の続くある風景を忘れないように音として書き留めたものだそうです。
本人のライナーノーツを読みながら奏でられるピアノを聴くと、彼女の頭の中にあるその光景が目の前に広がるような気がします。

ところで、彼女の名前、全部小学校1年生で習う字なので覚えてもらいやすいでしょうね。