医療系のニュースをチェックしていたら、ナスのヘタから抽出された物質に子宮頸癌細胞への抗腫瘍効果があるという報告を見つけました。( → こちら )
9-oxo-octadecadienoic acid という物質を子宮頸癌の細胞株に投与したり、マウスの実験モデルに投与して、その抗腫瘍効果を確認しています。
なぜ、ナスのヘタに着目したのかというと、昔から民間でナスのヘタをイボの治療に使ってきたという点にあるようです。
尋常性疣贅 ( じんじょうせいゆうぜい ) と呼ばれるイボはヒトパピローマウイルス ( HPV ) の感染によって起こります。
子宮頸癌の原因もHPVなので、検討を進めていったようです。
ちなみに、HPVは型が200種類以上あり、尋常性疣贅と子宮頸癌の原因となる型は全く異なります。
尋常性疣贅は液体窒素で凍らせて除去するというのが治療の主流ですが、ナスのヘタも試してみるのも面白いかも知れません。
時を同じくして、インドから尋常性疣贅の治療にMMRワクチンを使って6割の治療効果があったという報告がありました。( → こちら )
詳しくは、記事を参照してください。
ヘタといえば、柿のヘタもしゃっくりに対して民間療法で使われてきました。
乾燥させた柿のヘタ ( 柿蒂 ) を煎じて飲むと、しつこいしゃっくりが落ち着く可能性があるようです。
こちらに関しては、有効成分や作用機序などは未解明。
今回のナスのヘタのように、科学的に検証してほしいものですね。
9-oxo-octadecadienoic acid という物質を子宮頸癌の細胞株に投与したり、マウスの実験モデルに投与して、その抗腫瘍効果を確認しています。
なぜ、ナスのヘタに着目したのかというと、昔から民間でナスのヘタをイボの治療に使ってきたという点にあるようです。
尋常性疣贅 ( じんじょうせいゆうぜい ) と呼ばれるイボはヒトパピローマウイルス ( HPV ) の感染によって起こります。
子宮頸癌の原因もHPVなので、検討を進めていったようです。
ちなみに、HPVは型が200種類以上あり、尋常性疣贅と子宮頸癌の原因となる型は全く異なります。
尋常性疣贅は液体窒素で凍らせて除去するというのが治療の主流ですが、ナスのヘタも試してみるのも面白いかも知れません。
時を同じくして、インドから尋常性疣贅の治療にMMRワクチンを使って6割の治療効果があったという報告がありました。( → こちら )
詳しくは、記事を参照してください。
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ヘタといえば、柿のヘタもしゃっくりに対して民間療法で使われてきました。
乾燥させた柿のヘタ ( 柿蒂 ) を煎じて飲むと、しつこいしゃっくりが落ち着く可能性があるようです。
こちらに関しては、有効成分や作用機序などは未解明。
今回のナスのヘタのように、科学的に検証してほしいものですね。