野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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⑨ その他

患者さんから四つ葉のクローバーをいただきました。
それも2つです。
散歩の途中で見つけたそうです。
早速、押し花にすべく本の間に挟みました。
ありがとうございました。


私の子供は四つ葉のクローバーを見つけるのがとても得意で、クローバーの自生している所にしゃがみ込むと、10分もしないうちに3つ4つ見つけます。
私が同じように探してみても、1つも見つけることができません。
次々と見つける我が子に、どうやって探し出すのか、そのコツを聞いたことがあるのですが、要するによく見ることらしいです。


この週末の連休、天気が良ければ四つ葉のクローバー探しにトライしてみようと思います。

クローバー


ホワイトリボンラン2021ホワイトリボンランという活動を知ったのは昨年のことでした。
昨年は中止となってしまいましたが、鹿児島では昨日3月6日に無事に開催されました。
曇り空で風もあまりなく、走りやすかったのではないかと思います。

鹿児島では学生さんが主体となって運営していますが、これは全国的にも珍しいことなんだそうです。
もっともっと活動の輪が拡がっていってほしいと思います。
私も仕事の都合がつけば、是非参加してみたいイベントです。

 ( 参考 → ホワイトリボンラン2020 )

♦♦♦♦♦

鹿児島マラソン20213月7日は、本来ならば鹿児島マラソン2021が開催される予定の日でした。
断腸の思いでの中止だった去年に引き続き、このコロナ禍の中で2年連続での中止となってしまいました。

 ( 参考 → 第五回鹿児島マラソンは中止に )

それに代わるイベント「鹿児島マラソンオンライン」が開催中です。
3月1日から14日の期間中に、マラソンと同じ距離を走りきればOKというものです。
最初はあまり興味がなかったのですが、1回目からずっと参加させてもらっている大会ですし、普段のジョギングのモチベーションの維持になればと思い、参加を決めました。

参加料を払い、必要なアプリをスマートフォンにダウンロード。
1日から6日かけて、仕事が終わってから武岡の中を4回に分けて計42.195kmを走破しました。
参加賞のランニングマスクをはじめとする7種類の景品や、抽選で当たる豪華なグッズの数々。
これから楽しみです。

それにしても、今日の鹿児島は終日雨。
鹿児島マラソンは、あまりいい天気に恵まれませんね。

2月1日より、待合室では新しいベンチソファを利用していただいております。

これまでのベンチは、2007年に当院の30周年の記念として当時のスタッフからいただいた物でした。( → 30周年のいただき物 3 )
汚れがほころびが目立ってきていて気になっていたのですが、先月の水道管トラブルで水をかぶってしまったことで買い替えの決断をした次第です。( → ご迷惑をおかけしました )

パステル調のターコイズブルーがロールカーテンの淡いピンクとうまくマッチして、待合室が少し明るく感じられるようになりました。
座面が深く沈み込まないので、ご高齢の方が立ち上がる際に負担にならないはずです。
コンテンツが充実してきた当院のデジタルサイネージも、ゆったりと楽しんでいただけるのではないかと思います。( → 10月からデジタルサイネージ、開始してます )

ソファ

阪神淡路大震災から26年。
コロナ禍の中、いつもと違った祈りのあり方だったと思います。

ニュース番組朝のNHKのニュースのトップは新型コロナ関連のことで、阪神淡路大震災については4番手の扱いでした。
その代わり、たっぷり時間をとっていました。
昼のニュースでは筆頭の扱いでしたけど、この先は少しずつ褪せていくのかも知れません。

1年前、震災後25年にあたって、あの日私の経験したことを書きました。
是非、読んでみて下さい。( → 阪神淡路大震災から25年にあたって )
私にとっては褪せることのない記憶です

本日は、鹿児島市の内科の休日当番を担当させていただきました。
来院された患者さんはあまり多くなく、ほとんどは嘔吐や下痢の症状が主体でした。
鹿児島の定点観測では、インフルエンザの流行の兆しはありませんが、胃腸炎には気をつける必要がありそうです。
マスクはしているものの、手洗いが疎かになっているのではないかと考えられます。

♦♦♦♦♦

駅伝診療の合間で、本日開催された全国高校駅伝・防府読売マラソンを見ておりました。
密になりやすいスタート地点や沿道の応援、感染リスクのある給水ポイント、ボランティア集めなど、様々な課題があったと思いますが、新型コロナ渦の中でこういう大会が開催されたことは非常に意義深いものがあります。

優勝候補筆頭だった高校女子の神村学園は残念でした。
でも、3年続けて1位と2位を維持しているのは素晴らしいことです。

昨年、参加させいてただいた防府読売マラソンは、不評だったスタート地点に改善がみられたのはいいことですが、減らされた給水ポイントの数はそのままでしたね。


この年末に開かれた様々なスポーツ大会の運営を参考にしていただき、来年こそは一般市民ランナーが臆せずに参加できるマラソン大会が催されることを期待します。

当院の年末恒例のクリスマスイルミネーションですが、11月15日の日曜日を活用して設置しました。
例年通り、雨天時以外、夕暮れ時から午後9時近くまで点灯を予定しています。

昨年は落雷の影響で一部のイルミネーションが壊れてしまうトラブルがありましたが、今年はしばらくいい天気が続きそうです。

下の写真は、当院入り口のサツキに張り巡らしたネット型のイルミネーションです。
もう10年以上も使っているもので、コントローラーの設計が古くメモリー機能がありません。
電源を入れ直すたびに初期設定の派手な点滅に戻ってしまいます。
個人的には常時点灯が好きなので、毎日設定し直す面倒くささがありますが、このサツキにちょうどいいサイズのため、ダメになるまでは使い続けようと思っています。


イルミ2020





11月3日から与論島で再び新型コロナウイルスの感染例が報告され、5日までに24例が確認され、与論島で2度目のクラスターと認定されました。情報によると、職場や学校でマスク着用をしていない人もいたとか。
まだまだ、新型コロナは収束する気配がないので、三密を避け、マスクを着用し、手指消毒を怠らないようにしたいものです。

♦♦♦♦♦

そのマスク着用について、日常の診療の中での小さなエピソードを3つ、綴ってみたいと思います。


○○○ その 1 ○○○

あごマスク診察室に入ってくるなりマスクを外される方、顎の方へずらす方がいらっしゃいます。
そして、なぜか饒舌だったりします。
私の方からマスクを外すように指示することがあります。
咽頭や首のリンパ節を触診する時などですが、それ以外の際は、原則着用したままで診察をさせて下さいね。



○○○ その 2 ○○○

仮面新型コロナ禍が始まってから、当院に定期的に通院されるようになった方が複数いらっしゃいますが、なかなか顔が覚えられません。
マスクなしの顔を一度も拝見したことのない方もいらっしゃいます。
多分そのせいでしょう。
何回も通っていただいているのに、カルテの名前を見ても、その方のイメージが全く想起できないこともあります。
ヒトがヒトの顔を記憶する時に、鼻や口、顎のラインが大事なのでしょうか。
それとも顔全体なのでしょうか。
そんなことを思いながら診察にあたっています。



○○○ その 3 ○○○

フェースシールド聾唖の患者さんが何名かいらっしゃいます。
その方々を診察する時、私はマスクを外してフェイスシールドを着用します。
最初のうちはマスクをしていましたが、どうもしっくり来ないのです。
聾唖の方々は、表情や口の動きも捉えておられるようなのです。
筆談が中心なのですが、それだけでは伝わらない何かがあります。
それに気づいてから、フェースシールドの内側でオーバーアクション気味に表情を作るようにしています。
これまでよりもコミュニケーションがしっかり取れているような気がします。

本年3月1日に開催予定であった第5回鹿児島マラソンに引き続き、来年3月7日の鹿児島マラソンの中止も決まりました。
防府読売マラソンや名古屋ウィメンズマラソンなど規模を縮小して開催される大会もあるので、ちょっぴり期待していました。
しかし、本年の大会出場予定者に来年の大会の優先出走権を約束をしていたので密が避けられないことや、医療スタッフやボランティアの確保の見通しが立たなかったのが開催断念の原因となったようです。

♦♦♦♦♦

目標がないと普段のジョギングのモチベーションも違ってきますが、それにもめげず18日の早朝西之谷ダムの周回コースをジョギングしました。
3週目にさしかかった時、それまでなかった黒い物体が道端に転がっているのが遠くから見えました。
トラックが荷物を落としたのだろうか ?
最初はそう思っていましたが、近づくにつれそれが動物っぽく見えてきます。
タヌキ ? それとも・・・。
イノシシ01イノシシでした。
イノシシが這いつくばっていたのです。
その姿勢のまま、私の方をギョロリと一瞥。
でも立ち上がることもなく、そのままの姿勢でくつろいでいる感じでした。
あまりにおとなしくしているのでうっかり5mくらいの距離まで近づいていたと思いますが、慌てて道の反対側まで迂回してジョギングを続けました。

先週は地元武岡のマックスバリュ付近での目撃情報が映像と共にニュースになってました。
また、近くの介護施設付近出没するようですが、西ノ谷ダムに近いエリアなので、私が遭遇したのと同じ個体かも知れません。
今思うとちょっとゾッとしますが、皆さんも十分に気をつけて下さいね。

( 写真は以前学会で神戸を訪れた際に撮影したもので、今回のイノシシとは関係ありません )


新型コロナ流行は様々なところに影響が出ています。
我々は、医師会の生涯教育認定講座などを一定数受講する必要があります。
従来は、ホテルや会議室などに出向いて講演会・講習会に参加しなくてはなりませんでした。
3月頃から相次いで中止になっていたこれらの講演会も、先月あたりからはWeb開催という形で復活してきています。
今日もオンラインでの講演会があるので、時間を忘れないように自宅のパソコンの前にスタンバイする予定です。


さて、秋の風物詩として鹿児島に定着しつつある2つの音楽イベントがあります。

野外フェス一つは、今年で3回目となる予定だったグレートサツマニアンヘスティバル。( フェスティバルではなくヘスティバルで間違いないです )
桜島を舞台に2日間にわたって行われますが、今年は残念ながら中止となりました。
発表された、出演するはずだったアーティスト一覧をみてびっくりでした。
ACIDMAN・EGO-WRAPPIN'・岡崎体育・奥田民生・河口恭吾・氣志團・サンボマスター・湘南乃風・すかんち・スチャダラパー・聖飢魔Ⅱ・田島貴男・DJダイノジ・東京スカバラダイスオーケストラ・TRI4TH・Dragon Ash・のん・etc・・・。
凄いメンバーが勢ぞろいする予定だったんですね。( → こちら )

もう一つは、4回目となる鹿児島ジャズフェスティバル
鹿児島市内の各所で無料でジャズを楽しめるイベントで、私は毎年楽しみにしています。
今回は、何とオンラインでの開催となっています。
各地でイベントが中止となる中、アーティストたちの熱意に敬意を表したいと思います。
今度の週末、9月12日と13日開催です。( → こちら)

「銅壷の水は腐らない」

人類は随分古い時代から、の持つ抗菌・抗ウイルス作用を活用していたようです。
様々な金属イオンに抗菌作用があるのですが、その中でも銀や銅のイオンは人には安全なもの。
その作用に着目して、院内感染予防対策として病院のドアノブや手摺りなどに銅素材を活用している施設も増えてきています。


新型コロナウイルスの感染者が世界中で増えていますが、先月「 New England Journal of Medicine」に注目すべき論文が掲載されました。( → Aerosol and Surface Stability of SARS-CoV-2 as Compared with SARS-CoV-1 )
新型コロナウイルスがどのくらい生存するのかを調べたものなのですが

● 空気中では最長で3時間
● 銅・段ボール・ステンレス・プラスチックの表面ではそれぞれ 4時間・24時間・2~3日・3日

という結果が得られたようです。( 下の図はクリックで拡大します )
銅は新型コロナウイルスに対してもしっかり効果を発揮するようですね。

covid19-copper


というわけで、当院でも銅の活用をあれこれ考えて活用しています。
まず、ドアノブに銅箔のテープを貼り付けてみました。
不器用なので、シワなく貼り付けができないのはご愛嬌。
また、来院された方に使っていただくボールペンを真鍮性のものにしました。
真鍮は、銅と亜鉛の合金ですね。
会計の際に使うトレーも変更しています。

もちろん、銅の持つ作用を過信するつもりはありません。
普段からの予防対策も従来通り怠りなく行ない、少しでも皆様に安心して受診していただけるよう心がけていきます。

銅ドアノブ

鹿児島マラソン3月1日に開催予定であった第5回鹿児島マラソンの開催が中止となりました。

国内での新型コロナウイルス感染報告例が少しずつ増えていましたが、2月16日には北九州と熊本のマラソンが通常通り開催されたことと、九州では1例も発生していないという理由で、19日までは予定通りに行なう予定としていました。
しかし、20日になって福岡で九州の第1例目が報告されたことで風向きが変わってしまいました。

個人的にはこの日に向けて研鑽してきたのでちょっと残念ですが、賢明な判断だと思います。
当日、東京マラソンの中継を見ることができる、と前向きに捉えたいと思います。
そして、来シーズンに向けて、皆さん頑張りましょう。


3月に入ると大相撲やプロ野球が始まりますが、そういう興業に影響が出ないことを祈りたいと思います。
コンサートや舞台など閉鎖空間に数時間大勢の人が集まる場所も気掛かりです。


外来には、連日の新型コロナウイルスの報道を見聞きして過剰に心配される方がいらっしやいます。
しかし、まだ鹿児島では発症された方はいません。
手洗いを中心とした予防策をいつも通りにやって頂ければと思います。


診察室の机現在、診察室の机とその周辺を整理しながら模様替えをしています。

きっかけは、机の上に昔からずっと置いておきながら全く使っていない物が気になり出したから。
それは、ソフトテレカードという電話帳です。
住所や電話番号を記入するカードがまとめてあって、蓋の上にあるつまみを目的の名前の頭文字に合わせてボタンを押すとその必要な部分が開くというもの。
アナログな事務用品ですが、今でも売られていますね。
ただ、記載されている中身が余りにも古いものばかりでしたし、主な連絡先は受話器のワンタッチボタンに登録してあるので無用の長物となっていました。

それを撤去し、デスクトップモニタを置く机上ラックを買い、複数あったファイル類を必要性の高いものだけに限定して置き、引き出しの中身も使用頻度の低い物は別の場所に移動し・・・。
と、連鎖反応的に次から次に断捨離しながら整理整頓していっています。

まだまだ、進行中で終わりをみていませんが、少しずつすっきりしていく机周りを眺めるのが毎日楽しみです。

今回、お話を伺うまでホワイトリボンの活動というものを全く知りませんでした。
世界では、妊娠・出産などで多くの女性が命を落としていますが、そのような女性や赤ちゃんの命を救うためにスタートしたのがホワイトリボン運動なのだとか。

ホワイトリボンランは、3月8日の国際女性デーに連動して行われるチャリティーイベントで、当日行われるラン大会の参加費用の一部が、途上国の女性の命と健康を守る活動に使われるんだそうです。

このような素晴らしいイベントをもっと早く知っていれば、是非とも参加したいところでした。
しかし、今年は残念ながらスケジュールの都合がつきません。
その代わりと言ってはなんですが、わずかばかりですが協賛させていただきました。

当日のイベントで、この活動を多くの方に知ってもらい、支援の輪が一層拡がってくれることを願います。
走る皆さん、がんばって下さいね。


whiteribbon


1995年1月17日、午前5時46分に起こったことを話しましょう。

♦♦♦♦♦

震災当時、私が住んでいたのは神戸市の須磨の山手の方。
六甲山縦走大会ではコースの一部になっている場所にありました。


震災ドスンという大きな衝撃に眠りから覚めた思ったら、ベッドの上でいきなり水平に激しく体が揺さぶられ始めました。
ガチャガチャと大きな音を立てながら食器が次々に割れる音、本棚から本がバタバタと落ちていく音が聞こえてきます。
ベッドから振り落とされないように、必死でシーツを鷲掴みにするのが精いっぱいで、何もすることができません。
たった15秒の揺れでしたが、どれだけ長く感じたことか。
揺れが落ち着いた後、まるで大型トラックが何台も猛スピードで通り過ぎていくようなゴォーッという低い轟音が六甲山系の山を伝って東の方へ遠ざかっていくのが聞こえました。
山は鳴るのですね。

停電で、室内はおろか外の街灯も消えて真っ暗な闇が広がっています。
食器が割れるなんてとんでもない地震だ、震源は一体どこなんだろう‥。
真っ先に思ったのはこんなことでした。
怖さを感じる間はなく、ただ驚きしかありませんでした。

テレビが使えない中、地震の情報を得ようと真っ先に思いついたのが実家への電話。
母はもう起きている時間だからです。
電話機のある部屋まで、暗闇の中を床に散乱した食器や本などに足を取られながら進みますが、何回も余震が襲います。
途中で普段から用意している懐中電灯を手にしますが、電池が切れかかっていて淡い光を放つのがやっとの状態です。
ようやく受話器を握って連絡。
「今、大きな地震があったんだけど、震源は? 神戸の震度は?」
母に問いかけました。
母が慌ただしくつけたテレビから、アナウンサーの声が漏れ聞こえてきます。
京都や大阪の震度は伝わってきました。
「神戸は?」と母に聞いても情報が出ていないとの返事。
しばらくして「震度6」と母の叫ぶ声が響きました。( 震度7は、その後の現地調査等で結論づけられたものです )
電話をかけている間にも余震が繰返し室内を揺さぶります。
いつになったら揺れが収まるのだろうという不安感と、寒さから体がガタガタと震え始めました。

一旦電話を切り、次は実家に戻っていた妻への連絡です。
妻の実家の電話番号は電話機のメモリーの中。
しかし、停電でメモリーが使えません。
新婚8ヶ月目で、その電話番号を記憶していませんでした。
もう一度実家の母に電話して番号を確認し、何とか連絡が取れました。
一番聞き出したかったのがラジオの在り処。
停電の中、情報を得るのにはラジオが一番です。
しばらくの会話の後、トイレに行きたくなって電話を置こうとした時に「繋がらなくなるから切るな」と妻から言われたものの、いつまでも受話器のそばに座っているわけにもいきませんでした。
実際、その後は電話が簡単に繋がらない状況になってしまいました。

まだ明けきらない外の様子を窓越しに見ると、海に近い地域で炎がいくつか見えるではありませんか。
早く消火ができればいいのに、と眺めていましたが、その炎が昼を過ぎても衰えることなく続くとは、その時全く想像することができませんでした。

夜が明けて、室内の状況が分かってきました。
散乱した食器や本などを片づけようとしても、大きな妨げとなったのが、ホッとする余裕を与えることのない断続的に続く余震です。
本震よりも、この終わりの見えない余震の方が怖くてたまりませんでしたし、余震でまた散らかってしまうのではないかと考えると、片付ける意欲は削がれていきます。

幸運にも、午前8時半頃に停電が一時的に回復しました。
その時に急いでつけたテレビに映し出されていたのは、倒壊した阪神高速の高架やあちこちから上がる火事の炎と黒々とした煙‥。
自宅の被害とは比べ物にならない大惨事が、目と鼻の先で広がっている現実に驚愕したのでした。

♦♦♦♦♦

25年が経過しましたが、地震発生直後の記憶は褪せていません。
この後も様々なエピソードが続きますが、今回は最初の3時間ほどの部分だけを切り取って書いてみました。
震源地に近いものの、花崗岩でできた固い地盤の上に住んでいたのが幸いし、激しい揺れにも関わらず被害も大きなものではありませんでした。


さて、この数時間の行動の中に、災害に対する不備がいくつか浮かび上がりますが、わかりますでしょうか。

1. 床に割れた食器などが散乱している中、裸足で歩いたこと。
  ( 足で探りを入れながら進みましたが、よく怪我をしなかったものです。)

2. 懐中電灯は家にあったものの、電池が切れかかっていたこと。

3. 固定電話のメモリーは停電になると使用不能になると知らなかったこと。

4. ラジオの収納場所を知らなかったこと。


当時、携帯電話の普及はほとんど進んでおらず、家具の転倒防止を防ぐグッズも一般的でなかったことなどを差し引いても、様々な問題点がありました。


25年の節目で様々な報道がなされると思いますが、他人事と思わず、今一度災害に対する備えを確認する機会として下さい。

12月19日、当院の忘年会を催しました。
会場はいつもお世話になっているご近所のお寿司屋さん。
ポツポツと雨が降る中を、今年もたくさんの方々に集まっていただきました。
改めて御礼申し上げます。

お尻毎回行なっているプレゼントを競う余興については、今回スタッフに任せました。
若い目線で今年を振り返るクイズや絵心を競うゲームなど、よく練られていて楽しませてもらいました。
来年以降も任せてしまおうかな、密かに思っています。

そして、当院恒例の芋焼酎は、恒例の「村尾」「なかむら」に加え、「佐藤」と「魔王」でした。

「村尾」と「魔王」は差し入れていただいたもの。
最後のじゃんけん大会で勝ち残った方に持ち帰っていただきました。

いつものように美味しい料理をいただきながら楽しんでいただけたのではないかと思います。
関係者の皆様方、この一年いろいろとお世話になり有り難うございました。

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