今年の1月17日で阪神淡路大震災発生から29年となります。
今年は元日に能登半島地震が起きました。
阪神淡路大震災以降、中越地震や東日本大震災、熊本地震など大きな被害をもたらす震災が続いています。
その都度、災害救助のノウハウが蓄積されて対応も迅速になってきてはいますが、それぞれで特色があり、その都度新たな課題も持ち上がります。
東日本大震災は津波被害が顕著でしたし、熊本地震は同規模の地震が二度起きました。
今回の能登半島地震では半島災害に尽きるのではないかと思います。
アプローチが限られる半島の交通網が寸断された結果、いまだに被害の全貌は明らかではありませんし、災害物資も満足に行き届いていません。
海からのアプローチも地形の変化で困難を極めています。
救済の手が届くまでの3日間を凌げる水や食料を確保しておこう、というのがこれまでの考え方でした。
鹿児島も2つの半島が主体の県ですから、3日間のストックでは足りないのではないかと思います。
そしてもう一つが元旦であったこと。
医療をはじめ、行政サービスなど最も手薄な時期です。
発生日や時間帯によっては、十分なケアが受けられないケースもあり得ることは記憶に留めておきましょう。
日々の震災の情報をただ眺めるだけでなく、自分の地域で起きたらどうなるかを考えておくのは大事です。
1月12日には地元紙で桜島大正噴火から110年の特集が組まれていました。
噴煙が長期に続いたことや、地震の発生に伴うがけ崩れの情報なども盛り込まれていました。
仮に、大噴火の際に台風の暴風域に数日間入ってしまうという最悪の事態が起きたら、といった想定もしておくべきではないかと思います。
今年は元日に能登半島地震が起きました。
阪神淡路大震災以降、中越地震や東日本大震災、熊本地震など大きな被害をもたらす震災が続いています。
その都度、災害救助のノウハウが蓄積されて対応も迅速になってきてはいますが、それぞれで特色があり、その都度新たな課題も持ち上がります。
東日本大震災は津波被害が顕著でしたし、熊本地震は同規模の地震が二度起きました。
今回の能登半島地震では半島災害に尽きるのではないかと思います。
アプローチが限られる半島の交通網が寸断された結果、いまだに被害の全貌は明らかではありませんし、災害物資も満足に行き届いていません。
海からのアプローチも地形の変化で困難を極めています。
救済の手が届くまでの3日間を凌げる水や食料を確保しておこう、というのがこれまでの考え方でした。
鹿児島も2つの半島が主体の県ですから、3日間のストックでは足りないのではないかと思います。
そしてもう一つが元旦であったこと。
医療をはじめ、行政サービスなど最も手薄な時期です。
発生日や時間帯によっては、十分なケアが受けられないケースもあり得ることは記憶に留めておきましょう。
日々の震災の情報をただ眺めるだけでなく、自分の地域で起きたらどうなるかを考えておくのは大事です。
1月12日には地元紙で桜島大正噴火から110年の特集が組まれていました。
噴煙が長期に続いたことや、地震の発生に伴うがけ崩れの情報なども盛り込まれていました。
仮に、大噴火の際に台風の暴風域に数日間入ってしまうという最悪の事態が起きたら、といった想定もしておくべきではないかと思います。