野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:30
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
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⑧ 当ブログについて

≪ 過去記事ウォッチング 25 ≫


水を飲む女性熱中症にならないようにと、ほとんど室内で過ごしているご高齢の親に水を1日3リットルも飲ませているという話を聞いてびっくりしました。

脱水状態であれば水を補わなければどうしようもありませんが、あまり飲み過ぎても低ナトリウム血症を招き、倦怠感や食欲不振、頭痛などの症状が出てしまいます。

このことは、既に当ブログで何回かお伝えしており、言いたいことはそちらの方に書いてありますので是非参照して下さい。
水は、発汗量などに応じて塩分などと共に適切な量を補うようにして下さいね。


→  「水をたくさん飲め」という指導の間違い
無理をしてまで水をたくさん飲まないで



最近ネットで見つけたこの記事もとてもよくまとまっていますので、参考にして下さい。


「水の飲み過ぎ」に注意 多量の汗には塩分補給

PC画面でご覧の方限定ですが、ブログのタイトル画像を変更しました。

これまでのタイトル画像は、2018年5月からブダペストのマルギット橋のモノクロ写真でした。
マルギット橋とブダペストの国会議事堂

橋のアーチの下からブダペストのシンボルである国会議事堂を狙った写真は、2018年のハンガリー旅行の際に撮った写真の中でも大のお気に入りでした。

♦♦♦

さて、今回選んだ写真は、打って変わって色鮮やかなものになっています。
英国留学生

いちき串木野市・羽島にある薩摩英国留学生記念館を写したものです。
幕末にこの地から英国に旅だった19人の若者の功績を讃えるために6年前に作られた建物です。
私のミラーレスカメラ、X-T20に備わっているアドバンストフィルターの一つ「ダイナミックトーン」を活用したら、建物や東シナ海、空の色がくっきり鮮やかに。
特に雲がとても印象的な画像に仕上がっていました。

ちなみに、薩摩英国留学生記念館をプロデュースしたのは中学校の同級生です。

♦♦♦♦♦
 
タイトル画像にマルギット橋と国会議事堂

風船この「野口内科 BLOG」を書き始めて、この8月で14周年を迎えました。
いつもたくさんの方にご覧いただき、とても感謝しております。


ブログは3日に1度の記事更新がやっとこさの状態が続いています。
最新の医療関係の情報を一般の方にもわかりやすく伝えることを中心にしていきたいのですが、なかなか時間がとれません。
ただ、医療関係にこだわらず様々なジャンルのことについて書き綴ってきたことが、ブログを長く続けてこれた秘訣だと思っています。


今後も、どんなことを記事にしていくのか自分でも見当がつきませんが、
当ブログをちょくちょく覗きに来ていただくと嬉しいです。
15年目も頑張っていきます。 

≪ 過去記事ウォッチング 24 ≫


中国で発生した新型コロナウイルスによって、世界的にマスク不足に陥っています。
そもそもマスクにあまり予防効果がないのに、中国政府が国民にマスク着用を呼びかけたのがきっかけだと思います。
シンガポール政府が「健康ならマスクを使わないで」と呼びかけたり、台湾では「私はいいのでお先にどうぞ」運動が起きたりと、まっとうな動きが出始めています。


一連の新型コロナウイルスの報道の中で、マスクよりも手洗いが重要であることが解説されていますが、きっちり理解されているでしょうか ?
Semmelweisその手洗いの重要性を世界で最初に説いたのが、ゼンメルワイスというハンガリーの医師です。
当ブログでは、彼の生涯を描いた本を2017年に紹介しています。
今回の騒動もあるので、改めて記事を読んでいただきたいと思います。


→ 「手洗いの疫学とゼンメルワイスの闘い

本の内容もとても素晴らしいので一読をお勧めします。


今でこそ「感染防護の父」と崇められるゼンメルワイスですが、彼の功績が認められたのは、彼の死後。
フェノールによる消毒法を開発したリスターによって再評価されてからです。
ゼンメルワイスが亡くなった1865年には、学校の理科で習うメンデルの法則が発表されますが、このメンデルの功績が評価されるようになったのも、彼の死後、35年も経ってからのことでした。


13周年この「野口内科 BLOG」を始めたのは2006年の8月。
13周年を迎えたことになります。
いつも多くの方にご覧いただき、大変感謝しております。


概ね、3日に1つの頻度で記事をこつこつと書いてきた結果、記事の数は1700を超えています。
音楽や本、近隣の話題などを綴ることもありますが、本命はやはり医学関係の情報。
医学的知識がなくても、一般の方に読みやすいように丁寧に多角的に書くよう心がけてきました。
しかし、医学は日々進歩しており、内容が古くなってしまった記事もちらほらとあります。
手直し、焼き直しをして新しい記事として書き直していく作業も少しずつ進めていこうと考えています。


今後も当ブログを是非ご贔屓に。

≪ 過去記事ウォッチング 23 ≫


ここ数日、東日本を中心に異例の暑さとなっているようで、北海道佐呂間町では39.5℃に達したとか。
熱中症で医療機関に運ばれる方も続出し、26日は2人の方が亡くなったというニュースを耳にしました。
ちなみに、鹿児島は22日以降、最高気温が28℃以上の日が続いていますが、30℃を超えたのは24日のみ ( 30.7℃ ) です。


熱中症人間の場合、高くなった体温を下げるために汗をかきます。
理論上、体重60kgの人の体表から約85mlの汗が蒸発すると体温が約1℃下がります。
外気温が高く体温が高くなり得る状況が続くと発汗が続きますが、体の中に無尽蔵に水があるわけではありません。
ある段階から、体内の水分を逃さないようにと汗が出なくなります。
そうなると深部体温が調節できず、熱中症になるのです。

熱中症に関しては10年以上前に当ブログで書いていますのでご参考に。

→ 「熱中症に十分ご注意を

また、熱中症予防のために本格的な夏が来る前に暑熱順化を成立させておくことが大事です。
これは簡単に言うと、汗腺を夏仕様に変化するよう促すことです。
梅雨の後半くらいに発汗を促すような運動などを意識して行なうと、本格的な暑さが来る前に汗腺がパワーアップしてくれるのです。
暑熱順化については、昨年の診療所ライブラリーのところでも触れていますので読んでみて下さい。

→ 「汗はすごい - 体温、ストレス、生体のバランス戦略

≪ 過去記事ウォッチング 22 ≫


今朝の地元紙の読者投稿欄に「起立性調節障害をもっと知って」と題した中学校3年生の文章が載っています。
学校に行きたいのだけど、朝起きれない・頭痛や目がくらみで立っていられない等の症状で、体が思うように動かない辛さとともに、現在は周囲の理解があることに対する感謝が述べられています。

起立性調節障害 ( OD: orthostatic dysregulation ) という疾患名は聞きなれないかも知れませんが、中学・高校生女子では4人に1人が罹っているとされるありふれた疾患です。
ただし、この疾患の存在を知らない人が多いのも事実です。
起立性調節障害

ODに関して、以前小学校の学校保健委員会で話したことを箇条書きにしたものをブログにまとめたものがありますので参考にして下さい。

→ 「早起きできないのは起立性調節障害かも

この中で取り上げた半夏白朮天麻湯という漢方薬は、この疾患を完治させるものではありませんが、寝起きが良くなったり頭痛が軽減したりできて生活の質の改善が見込まれます。
ODでお困りのお子様には一度は試してもらいたい薬です。

また、立ちくらみの症状から、貧血と誤解されているケースが多いのですが、このことについては次のブログの記事を参考にしてみて下さいね。

→ 「貧血と脳貧血を混同して生じている誤解


※ グラフは厚労省「起立性調節障害症状について」より

≪ 過去記事ウォッチング 21 ≫


昨年の10月から、外来の待合室でデジタルサイネージを活用して、当院のPRのみならず、様々な医療情報もお伝えしています。( → 「10月からデジタルサイネージ、開始してます」 )
新年になってこの時期に合わせた内容にしています。

まずは、お餅による窒息について。
食べ物による窒息事故は1月に集中する傾向が強く、その大半が餅によるものです。
11日は鏡開きで、ぜんざいを食べることになると思いますので、特にご高齢の方は注意してくださいね。
外来で実際に流している画像を紹介します。

餅による窒息


そして、同じくこの時期に多発するのが入浴に関連する突然死です。
これについては、2年前に当ブログでも書いていますので参考にしてください。( → 「冬の入浴での注意点」 )
こちらも、外来で使っている画像を紹介しておきます。

冬の入浴

( 追記 ) 1月11日の南日本新聞に、鹿児島県内で2018年に入浴中に突然死した人は204人 ( 前年比6人増 ) だったという記事がありました。同年の鹿児島県の交通事故死亡者数が64人ですから、3倍以上。特に1月・2月に多いようですから、気をつけたいですね。

thank-you2006年の8月にスタートした「野口内科 BLOG」。
おかげさまで12周年を迎えました。
いつもご覧いただきありがとうございます。


最初のうちは、がむしゃらに手当たり次第記事にしていました。
しかし、毎日のように書いていては長続きしないと判断し、今のように3日の1度のペースで更新するに至っています。

薬の説明書のイラスト」は月に2回、「診療所ライブラリー」と「診察室のBGM」は月に1回、必ず綴っています。
また「胃食道逆流症 (逆流性食道炎) 」「風邪薬についての考察」など、疾患や薬についてテーマを決めた連載も時折書いています。
現在は「まだまだ使えるH2ブロッカー」を執筆中。
正確を期すために、多くの資料を漁るので骨が折れる作業ですが、自分自身でも知識の整理になるのでやり甲斐を感じています。

そして地元を題材にした「武岡の端っこを歩く」と「武岡の街路樹」も、それぞれ2007年7月 ~ 2011年6月 ( 60回 ) 、2012年4月 ~ 2016年4月 ( 30回 ) に連載しました。
取材のために武岡の中を歩き回ると、いろんな発見があって面白いですね。
新しい構想も頭の中にはあり、いずれやるつもりでいます。
武岡の皆さん、期待しておいて下さい。

この春以降は、医学的知識がなくても読みやすいように丁寧に多角的に書くように意識しています。
その分、一つ一つの記事の文字数がかなり増えてきていて、スクロールのお手間をおかけしていると思いますがご了承下さいね。


今後も当ブログを是非ご贔屓に。

PC画面でご覧の方は、ブログのデザインが変わったことにお気付きだと思います。
タイトル画像は2016年8月からイソヒヨドリを使っていました。
イソヒヨドリ02

これは鹿児島中央駅近くのナポリ通りで撮影したもので、最近は武岡近辺でもよく見かけるようになった泣き声の美しい鳥です。
写真にあるようにオスは背中の藍色とおなかの赤銅色のコントラストもきれい。
ずんぐりむっくりしている割に飛ぶのが速いのには驚かされます。

♦♦♦

さて、先日からモノクロ画像に変更しています。
マルギット橋とブダペストの国会議事堂

ブダペスト市民の憩いの場所、ドナウ川の中洲にあたるマルギット島の最南端部分、マルギット橋のたもとからハンガリーの国会議事堂を写したものです。
この日、ハンガリーは5月1日の祝日で、ドナウ川では派手な轟音の響く航空ショー ( エアレースのデモンストレーション ) が行われており、川べりやマルギット橋の上はものすごい人だかり。
川面には機体から噴出されたスモークが写っています。
画面に余計なものは入ってほしくなかったのですが、ある意味いい記念です。


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ガイドブックに載っていないブダペストの観光スポット 聖ラースロー教会
ガイドブックに載っていないブダペストの観光スポット サボー・エルヴィン図書館
● ブダの2つの教会 ( マーチャーシュ教会・改革派教会 ) とドナウ川

≪ 過去記事ウォッチング 20 ≫


薬・カプセル風邪の患者さんに、抗生物質 ( 抗菌薬 ) は処方してくれないのか、と尋ねられることが最近もありました。
成人の風邪のほとんどはウイルスが原因なので抗生物質を服用する意味はないのです。
昨年の当ブログでも書いていますので参考にしてください。( → 「風邪に抗菌薬を処方しなくなって久しくなります」 )

ある医療系サイトで、医師に急性気管支炎と診断した場合に抗菌薬を使うかどうかのアンケートがありましたが、ほぼ全員に抗菌薬を処方するが8.2%、基本的に処方するが患者の状況により処方しないことがあるが23.9%もありました。
また、患者さん側に聞いたあるアンケートでは、抗菌薬はウイルスに効くと思っている人が46.6%、風邪で医療機関を受診したら必ず抗菌薬を処方してほしいと思っている人が17.6%、という数値が出ていました。

ある論文には、1万2255回抗菌薬を処方すると1回の肺炎を防ぐことができるが、抗菌薬の副作用の頻度は、アナフィラキシーショックが1万分の1、発疹は100分の1、下痢は10分の1、との報告もあります。
今年6月に厚労省が「抗微生物薬適正使用の手引き」というものを公開しました。
医師に対して適切な検査と診断を行った上で抗菌薬処方を判断するように促すものです。
こういった情報も浸透ていけば、医師も患者さんも風邪での抗菌薬に対する意識も変わってくるでしょう。

耐性菌が増えてしまえば、本当に抗菌薬が必要な時に手段がないなんて事態にもなりかねません。
そういう暗い未来が現実のものとならないよう、抗菌薬は適切に使いたいものです。

名称未ゴールデンウィークも終わり、本日から平常通りの外来診療が始まります。

お気付きだと思いますが、当ブログのデザインをPC版もスマホ版も変更しています。
ここ1~2年、スマホからのアクセスが半数以上を占め、7割を超える日も目立つようになってきました。
この時代の流れに対応すべく、スマホ版を中心に利便性と読みやすさを改善していこうと着手しました。
元々がブログなので自在な意匠が組めるわけではないのですが、ホームページとしての役割もより一層果たせるように知恵を絞ってあれこれいじり倒しています。
まだまだ完成形とは言えないので、更に変化すると思いますのであしからず。

≪ 過去記事ウォッチング 19 ≫


201003111036594763.gif暑いですね。
虫たちも一年中で最も活発な時期ではないかと思います。

自転車に乗っている時に目に小さな虫が飛び込んできたり、ジョギングしている時に口に吸い込んだりして気持ちの悪い経験をしたことが何回かあります。
どちらも自分自身で対処は可能ですが、厄介なのは耳に入った場合です。
外耳道の中で虫が動き回るとうるさいでしょうし痛みを伴う場合もあるでしょう。
耳にゴキブリが入ってしまった症例について以前ブログで書いたことがありますが、患者さんは冷静さをかなり失っていました。
今でも時々アクセスをいただく「耳にゴキブリ」には、その顛末が書いてありますのでご覧ください。
一人で悪戦苦闘すると状況を悪化させることもあるので、耳鼻科へ行ってしっかり処置を受けるようにしてください。

私の子供が小さい時、ほつれた糸を丸めて耳に入れる癖があり、往生したこともありました。
毎日のように執拗に耳かきをして外耳道の炎症を繰り返しているのにもかかわらず、それをやめない人もいます。
自分で直接覗くことのできない耳の穴。
大切にいたわってくださいね。

10周年・小この「野口内科 BLOG」は、おかげさまで10周年を迎えることができました。

3日に一度を目安にした更新ペースで、医学関係にとらわれず様々なジャンルについて書いてきたことが、長く続けてこれた秘訣かなと思っています。
記事更新のため、医療情報をかき集めたり、武岡のあちこちに出掛けて取材したりするのも今や生活の一部です。
診察室でブログの内容を会話のネタにしていただく方もいらっしゃいますし、週刊誌や新聞、テレビなどの取材を受けるきっかけにもなりました。
ブログを通じて様々な経験ができたと感じています。


事情があってブログの引っ越しを何度か経験しているので、この機に振り返ってみます。

『Q-ring』( 2006年8月 ~ 2009年1月 )
『gooブログ』( 2009年1月 )
『BBIQブログ
 (2009年1月 ~ 2009年4月 )
『Potika』( 2009年4月 ~ 2010年10月 ) 
『livedoor Blog』(2010年10月 ~ )

Q-ringがBBIQブログヘ改変するまでの間、2週間程 gooブログを活用。
そのBBIQブログのサービスに納得できない点があり、地元企業が開設していたPotikaへ。
しかしPotika閉鎖に伴い、現在のlivedoor Blogに落ち着いています。
今でもgooブログ、BBIQブログにページが残っており、それぞれ「野口内科 BLOG transient」「野口内科 BLOG paleo」という名前でアクセスすることはできます。


ここ2年ほど、twitterでつぶやくことが多くなって短い言葉でまとめる作業が影響したのか、ブログの文章もやや素っ気ない感じなってしまっている印象があります。
11年目に入るのを機に、気持ちを新たに綴っていこうと思っています。
これからも「野口内科 BLOG」をよろしくお願い申し上げます。

≪ 過去記事ウォッチング 18 ≫


患者さんにお渡ししている当院の「薬の説明書」は、私がファイルメーカーProで作製したものなのですが、ちょうど10年前の6月後半からヘッダー部分にイラストを入れるようになりました。

記念すべき第一回のイラストが何だったか、すぐに思い出せなかったので振り返ってみました。
イラストを更新するたびにブログでお届けしている「薬の説明書のイラスト」も200回を大きく超えているため、案外大変な作業でした。
当ブログが始まったのが2ヶ月遅れの2006年8月だった関係上、初回のイラストを紹介したのは「薬の説明書のイラスト 21」。
アジサイだったのですね。
この時は2007年6月後半のイラストと並べて掲載してあります。

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ちなみに「薬の説明書のイラスト 1」はこちらになります。→ こちら

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