◆ 診療所ライブラリー 168 ◆


疲れない新型コロナの世界的流行の中、日本でも緊急事態宣言がなされ、不要不急の外出は避けるように呼びかけられています。

私は、ここ数年ジョギングをするようになって外にいる時間が増えました。
しかし、それまでは巣ごもり生活を全く苦にしないタイプでしたので、退屈しのぎの引き出しはいくらでも持っています。

今回紹介するのは、簡単なポイントに注意することで、いろんなシーンで疲れにくくなる体を得るためのノウハウが詰め込まれている本です。
背骨に頭をふんわり乗せて体の無駄な力を省くことで、台所仕事や草むしり、階段昇降、座りっ放しなど様々な場面で疲れなくなるというもの。
自分の体の取り扱い方をイラストで丁寧に説明しています。

私も、ジョギングの際にフォームを意識します。
足の運び方以外には、ナチュラルな椎骨のカーブを保って頭をその上に乗っけて上半身の重心がぶれないようにすることも心掛けていますので、この本を手にした時は私の考え方が補強されたように思いました。

家の中でもできる簡単な体の使い方の補正です。
この本を参考に、有意義な「Stay Home」を実践して、社会に日常が戻った時に疲労を感じないで過ごせる体に作りかえておきましょう。