今シーズンはややスギ花粉が多いようで、私も油断すると目の痒みやくしゃみがひどくなります。
自身を通して花粉症治療の経験は豊富ですので、ご遠慮なく相談して下さいね。
ツイッター上で医療情報をいち早くお届けしていますが、今月のつぶやきの中から10個を選んでまとめてみました。
まずは、何でも摂り過ぎは良くないという話題5つ。
① フライドチキンを毎日なんて日本では考えられませんが、米国ではあり得る話です。
閉経後女性だけに絞り込んで平均18年の追跡調査。‥フライドチキンを1日1個、死亡リスク13%増加 米研究 https://t.co/pbCraZf10e
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年1月29日
② 食べ放題・飲み放題のランチバイキングで、コーヒーを10杯以上飲んで中毒になった方もいらっしゃいましたが、アルコールに強い人・弱い人がいるように、カフェインも代謝に個人差があります。
「一日あたり成人で400mg以内、中学生以上の未成年では200mg以内」とあるけど、カフェインの代謝には個人差があるので注意。‥「カフェインで頑張る」は元気の前借り 震えに注意 https://t.co/l2oe504Ztn
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月7日
③ 海外では、緑茶飲料も甘く味付けしてあることがほとんど。なぜそんなに甘いものを欲しがるのでしょうか。
腎臓にも影響を及ぼすんですね。‥加糖飲料の飲み過ぎで腎臓病リスク上昇 https://t.co/naUTNjBOrs
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月7日
④ 2年ほど前には乳児が食塩入りの飲料を与えられて死亡する事件がありましたが、今回は水族館のペンギンです。
「全身の臓器がうっ血し、塩分の過剰摂取による循環器障害とみられた」
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月13日
飼育員の配慮が仇となったようですね。‥水族館のペンギン突然死 要因はイワシにまぶした塩か「過剰摂取で循環器障害」 https://t.co/mFYJ96RAhe
⑤ 人工甘味料はメタボに繋がることが知られてきました。ダイエットできないばかりか健康を損ねます。
1日に2-3回以上人工甘味料の添加された飲料を摂取する女性って日本ではなかなかいないでしょうが、脳卒中や心疾患のリスクが上がるようです。‥ダイエット飲料は閉経後の脳卒中と関連 https://t.co/SoHlFmRbe7
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月25日
あとは、個人的に興味のあったものを5題。
⑥ 検査手段が乏しく診断が遅れがちになる膵臓がんが、簡単にわかるようになるかも知れませんね。
膵臓がん患者では舌の常在菌の組成に変化が。診断の一助になる可能性がありますね。‥Can the tongue microbiome help diagnose pancreatic cancer? https://t.co/WAX1eI4xAK
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年1月30日
⑦ インフルエンザを契機に、血管イベントが増えるという報告なので、高血圧・糖尿病・高コレステロール血症などの基礎疾患がある人は気をつけたいです。
「インフルエンザ様疾患の罹患から15日間にわたり、脳梗塞リスクが約40%上昇」「頸動脈解離のリスクはインフルエンザ様疾患を発症後、時間の経過とともに消失」という2つの研究報告。‥「インフルエンザの罹患によって脳梗塞や頸動脈解離リスクが上昇」米コロンビア大学調査 https://t.co/xfmuTHHKPr
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月13日
⑧ 欧米人は痛みを極端に嫌いますから、こういうデバイスが産み出されるのでしょうね。
確実に胃壁に刺さるのか、壁の薄い十二指腸壁に刺さったりしないのか、課題は多いと思いますが、面白い発想ですね。‥注射針ごとカプセルで、飲むインスリン開発 https://t.co/c9hxcczDYU
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月18日
⑨ 光をコントロールすることで、食欲をなくしたり血糖を下げたりできないものでしょうか。
他にも赤・青・白の光で調べたようですが、雌が雄に変わったのは緑の光のみ。16%が雄化したようです。‥世界初!緑の光で性転換 メダカで実証 鹿児島大学の研究チーム発表 https://t.co/WXFL5wIHoz
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月21日
⑩ 日本でもそれほどメジャーではない食材ですが、それを海外のラボが研究対象にしたのは少し悔しいですね。
日本原産の植物であるアシタバの効用についてオーストリアの大学が研究報告。‥This Japanese plant could hold the key to extended youth https://t.co/lDGhsnFgXW
— 野口内科_日々の独り言 (@washi_omu) 2019年2月22日