ビタミンB群の過剰摂取による弊害についての報告が続きました。
まだしっかり読み込めていない部分があるので、簡単にだけ紹介しておきます。
まず、ビタミンB1 ( チアミン ) について。
高齢者において、食事によるビタミンB1の摂取量が少なくても多過ぎても認知症のリスクになるという報告がありました。
ビタミンB1にコリンエステラーゼ活性の阻害作用があり、脳内のアセチルコリン濃度が高くなることが一因ではないかとしています。
次に、ビタミンB3 ( ナイアシン ) について。
ビタミンB3の代謝産物である4PYという物質が、血管の炎症を引き起こし、時間と共に動脈硬化を引き起こす可能性があり、心疾患に繋がるという報告がありました。
ビタミンB群はビタミンCと同様、体に十分な量がある時は尿に排泄されるので、過剰による悪影響は受けにくいとされてきました。
ここにきて、いろんな悪材料が出てきているのは気掛かりですね。
ほとんどの方はビタミンに悪いイメージを持っていないと思いますが、私は医者1年目にビタミン剤の点滴でアナフィラキシーショックを起こして死亡した症例を診ています。
新型コロナウイルスワクチンの際に、聞きなれない副反応として嫌がる人もいましたが、ビタミン剤であってもアナフィラキシーショックの原因になり得るのです。
疲労回復があるなどとして「ニンニク注射」という名称でビタミン剤入りの静脈注射を自由診療で受けている人もいると思います。
しかし、生命に関わる副作用も潜んでいることも知っておいてもらいたいと思います。
まだしっかり読み込めていない部分があるので、簡単にだけ紹介しておきます。
まず、ビタミンB1 ( チアミン ) について。
高齢者において、食事によるビタミンB1の摂取量が少なくても多過ぎても認知症のリスクになるという報告がありました。
ビタミンB1にコリンエステラーゼ活性の阻害作用があり、脳内のアセチルコリン濃度が高くなることが一因ではないかとしています。
次に、ビタミンB3 ( ナイアシン ) について。
ビタミンB3の代謝産物である4PYという物質が、血管の炎症を引き起こし、時間と共に動脈硬化を引き起こす可能性があり、心疾患に繋がるという報告がありました。
ビタミンB群はビタミンCと同様、体に十分な量がある時は尿に排泄されるので、過剰による悪影響は受けにくいとされてきました。
ここにきて、いろんな悪材料が出てきているのは気掛かりですね。
♦♦♦♦♦
ほとんどの方はビタミンに悪いイメージを持っていないと思いますが、私は医者1年目にビタミン剤の点滴でアナフィラキシーショックを起こして死亡した症例を診ています。
新型コロナウイルスワクチンの際に、聞きなれない副反応として嫌がる人もいましたが、ビタミン剤であってもアナフィラキシーショックの原因になり得るのです。
疲労回復があるなどとして「ニンニク注射」という名称でビタミン剤入りの静脈注射を自由診療で受けている人もいると思います。
しかし、生命に関わる副作用も潜んでいることも知っておいてもらいたいと思います。