9wfpg9sz.gif 〖 医療情報 Pick Up おさらい 12 〗


・喫煙者は禁煙の上/ブロッコリー等の/アブラナ科の野菜を/たくさん摂ると/肺癌リスク低下 (WebMD 08/11/18)

・イチョウ葉エキスでは/アルツハイマー病や/認知症の/予防効果を認めず (JAMA 08/11/19)

・うつ病の高齢者では/内臓脂肪が/増加する傾向 (Arch Gen Phychiatry 08/12)

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「医療情報 Pick Up」でこの一ヶ月に掲載したのは上の 3つでした。

告知板用に短くまとめられない医療情報も多くあります。
今月は当ブログで糖尿病関係の話題をいくつか採り上げましたので、それに関連して11月8日にm3.comという医療関係者向けのサイトに掲載されたニュースの一部を抜粋して紹介しておきます。
ご参考までに。


Kushners博士とBlatner博士は、執筆した書物の中で、肥満者によく見られる、永久に減量が難しい人格パターンを挙げている。
摂食に関連する7つの人格パターンは次のとおりである。
• 食事を抜く人:食事を抜くことが多い
• 夜間飲食者:夜中に物をむしゃむしゃ食べる
• 便利な食事をする人:外食が多い
• 果物が少なく、ご馳走を食べる人:果物や野菜が不足している
• 常に間食する人:間食が多い
• たっぷり取り分ける人:食べる分量が多い
• 両極端に揺れる人:食事療法の「優等生」と、その後の「落第生」との間を揺れ動く

運動に関する7つの人格パターンを次に挙げる。
• ソファ支持者:あまり動かない人(カウチポテトなど)
• 不安な参加者:運動について気後れする
• 初めての人:運動の初心者
• 全か無かの人(All-or-nothing doer):Blatner博士によれば「任務を熱心に遂行した後に、何もしなくなる人」のこと。
• きまりごとを繰り返す人:きまった同じ運動を何度も何度も行う
• 身体を曲げると痛む人(Tender bender):痛みのために運動が制限される
• 運動を先送りにする運動選手(Rain-check athlete):やる気はあるが実現しない
 
ストレス対処に関する7つの人格パターンを次に挙げる。
• 感情的に食べる人:感情的になったときに食べ物に走る人
• 自分を綿密にチェックする人:自分自身に対して手厳しい否定的なセルフイメージを持つ人
• 絶えずぐずぐず先延ばしにする人:行動を起こすことを延期する人
• 他人を喜ばせる人:他人に関心を向けすぎて、自分自身の健康のための時間もエネルギーも残っていない人
• 忙しすぎる人(Fast pacer):仕事ばかりしていて健康的なライフスタイルのための時間がほとんどない人
• 食事療法に対して疑い深い人:過去に減量に挑戦したことがあり、自分は成功できないのではないかと疑っている人
• 背伸びしすぎる人:非現実的な目標を立てて、後に失望する人

(中略)

カロリーは依然として重要であるが、各人には健康的な体重に至るための自分自身の道があり、自分独自の道を見つけるには、自分の過去と人格についての認識が必要である。


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