野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
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サフラン

 ● 薬の説明書のイラスト 339 ●


クロッカスに似た花だけど、赤く細長い雌しべが特徴的なサフラン。
いかにも人の興味をそそる雌しべですが、古くから薬用として活用されていました。
ローマ時代の皇帝ネロの侍医、ディオスコリデスが著した薬用植物のバイブル的存在の「薬物誌」の中では " krokos" の名で登場しており、緩和・収斂・利尿作用があるとされています。
また、中国には元の時代に食材として入り、明の時代に編まれた「本草綱目」にも紹介されています。

古代ギリシャやローマ時代には、黄金色の染料としても王侯貴族に好まれ、バラと並ぶ人気の花だったようです。

先日、サフランで色付けしたライスをインド料理屋で食べたばかりなのですが、Go to イートキャンペーンでは必ずパエリアを食べようと思っています。

10月後半の薬の説明書のイラストは、今が花のシーズンのサフラン
です。


サフラン

昨年のGW期間中に訪れたチュニジアの市場では刈り取られたゼラニウムが山積みになって売られており、荷台にいっぱい積んでいるピックアップトラック ( ISUZU ブランドが結構走っています ) を何台も見かけました。
聞くと、ゼラニウムウォーターを作るために売られているそうで、蒸留装置がある家庭が多いんだとか。
ミント、ローズマリー、ラベンダー、サフラン、セージなどは地中海が原産で、それらのハーブに恵まれたチュニジアはアロマテラピーの発祥の地とも言われています。
アフリカと聞いて日本人が抱くイメージとは随分かけ離れた、魅力のいっぱい溢れた国です。
ちなみに、当ブログのバナーに使っている写真もチュニジアのスベイトラで撮ったモザイク画なのです。

2010052208545513320.gif自宅の庭にもゼラニウムが植えてあるものの観賞するだけでしたが、旅行で触発されて今年はゼラニウムウォーター作りに挑戦してみました。
一番の問題だったのは蒸留器です。
以前ある焼酎の蔵元に行った時、竹筒を使って簡単な蒸留装置が作れると教えてもらったこともありましたが、適当な大きさの竹筒を手に入れることが適わず、結局市販品を購入。
単純作業ながら初めてのことで多少戸惑うことはありましたが、しばらくして台所にいい香りが漂ってきた時にはささやかな感動が。
でき上がったゼラニウムウォーター、チュニジアの人を真似て生活のいろんな場面で活用してみたいと思います。

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