野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

         ▶▶▶ アクセスMAP
         ▶▶▶ バス路線図

写真

 ★ 診察室のデスクトップ 100 ★


鹿児島市の西方に位置する平田町。
松元から永吉ダムに向かう途中、と言ってもピンと来ない方も多いと思います。
面積は私の住む武岡より広いと思いますが、人口は50人足らずという地域です。

鹿児島市の発行する「かごしま水辺環境ガイドブック」に掲載されていた「平田の里山」という場所に興味を持って、昨年足を運んでみました。
東シナ海へと注ぐ永吉川水系二俣川の源流付近になるようです。
ガイドブックの写真の場所が一体どこなのか、標識も何もなく、適当にあたりをつけて草木の生い茂る道路脇から下りて行くと、何とか川のせせらぎにたどり着きました。
そして、上流に向かって進んで行くと、苔むした石積みがあって道路下を貫くトンネルの中を清らかな水が絶え間なく流れていました。
ほとんど人の気配のないエリアにどうしてこんな立派な建造物があるのか、何とも不思議な空間でした。
興味のある方は是非。

今回の診察室のモニターのデスクトップ画像は平田の里山です



平田の里山


 ★ 診察室のデスクトップ 99 ★


クリスマスは私の小さな頃から日本でも当たり前の行事になっていました。
同じ西洋の行事であるハロウィンも、近年は定着しつつありますね。
それに対して、イースター ( 復活祭 ) はさっぱり。
知らない人も多いと思いますが、亡くなったキリストが3日目に復活したことを記念する行事です。
毎年、日付が一定しないのも特徴で、今年は西方教会では4月17日、東方教会では4月24日と決まっています。

私がハンガリーを訪れた2018年は、それぞれ4月1日と4月8日が復活祭の日だったようですが、復活祭に欠かせないイースターエッグが5月の街の土産物屋で売られていました。
街の景色や卵の殻に細かいパンチングを施したものなどがあり、土産物用として作ったものなのでしょうね。
日本まで壊さずに持ち帰る自信が全くなかったので、買わずに写真にだけ収めました。

今月の診察室のモニターの画像はイースターエッグです



イースター




 ★ 診察室のデスクトップ 98 ★


2014年に改修された肥薩オレンジ鉄道阿久根駅のデザインを手掛けたのは水戸岡鋭治氏。
ななつ星 in 九州など、JR九州の数々の列車のデザインを手掛けたことで知られている方です。

駅の入り口の頭上にあるステンドグラス風の三角窓から注ぐ午後の日差しは、駅の窓口付近の床を三角に照らしてくれます。
駅舎にはふんだんに木材が使われており、多目的ホールを兼ねた待合室にはピアノが置いてあって、ジャズライブが行われることもあります。
らせん階段を登って駅の窓口や改札を見下ろすこともできますし、お土産物コーナもあるなど是非立ち寄っていただきたい場所です。

診察室のモニターの画像には、その阿久根駅の図書コーナー
です。
直線の多い場所では、このようにカメラを傾けて撮ると面白い絵ができるんですよね。


阿久根駅





 ★ 診察室のデスクトップ 97 ★


新年の診察室のモニターの画像は与次郎からの桜島霧島連山です。

富士フイルムのミラーレスカメラに備わっているダイナミックトーンというアドバンストフィルターを使って撮影しています。
階調表現が派手に出ますね。
また、暗所は富士フイルムの得意とするところですが、夕暮れ時でもこんなにくっきりと桜島や遠くの霧島連山が写るのには驚きです。

与次郎も、遊園地が複合商業施設になり、ガーデニング店がパチンコ屋になり、病院が移転するなどして、随分と都会っぽい建築が増えてきましたね。


与次郎から




 ★ 診察室のデスクトップ 96 ★


12月に入って、診察室のモニターのデスクトップ画像を更新しました。

今回はアミュプラザ鹿児島のクリスマスイルミネーションです。
ここ数年、アミュ広場に鎮座まします巨大なツリーは薩摩切子をイメージしたデザインになっています。
日中見ると、白をベースに青でラインや模様が描かれていますが、夜は白い部分が七変化します。
今回選んだ写真は、ちょうど色の変わり目の瞬間をとらえたものです。
天井から吊り下がっている球状のイルミネーションもツリーに合わせて色が次々に変わります。
しばし眺めていると、今年の寒さも忘れてしまいますね。


イルミネーション



 ★ 診察室のデスクトップ 96 ★


最高気温29.5℃だった16日までの暑さはどこへやら、その後急に季節が入れ替わりました。
10℃台半ばの肌寒さに体が対応できずに調子を崩す人もいると思います。

それに合わせて診察室のデスクトップ画像も新しくしました。
季節を先取りして黄色く色づくイチョウの葉を選んでみました。
ちょうど目の高さにあった枝葉を収めた一枚。
見上げる先にはいっぱい黄色い葉を身にまとっていましたが、葉の少ない水平方向に撮るの苦労しました。
黄色を際立たせる緑や黒を背景にすることで何とか絵になったかなという写真です。

5年ほど前に撮った写真ですが、建部神社の横にあったこのイチョウの木はいつの間にか伐採されてしまいました。



イチョウ


 ★ 診察室のデスクトップ 95 ★


今回の診察室のモニター画面のデスクトップ画像は、2018年に訪れたハンガリーで見かけたトラバントP601ユニバーサル。
東ドイツで作られていた大衆車です。

サイズは日本の軽自動車を少し大きくした位で、エンジンは600ccとこれまた軽自動車並み。
欧州では「トラビ」という愛称で知られ、今でも愛好者が多いらしく、ハンガリーのあちこちで見かけました。

写真に収めた車はフロントバンパーがえんじ色になっており、多分補修したのだと思います。
その他、あちこちに傷や錆がありましたが、ルーフキャリアだけは新品でした。

ちょっと気になったのは後ろの赤いフィアット500。
フロントの下の部分が白になっているツートンで、日本では見たことのない仕様でした。

ハンガリーは自国製の車はありませんが、エステルゴムにスズキの工場があります。
このためスズキ車の販売比率が高く、最も売れている車がヴィターラ (日本名エスクード) で、ハンガリーの警察車両や軍用車としても採用されています。



トラバント





 ★ 診察室のデスクトップ 95 ★


鹿児島県民なら、下の写真を見て夏を連想すると思います。

鹿児島県外の方々に解説します。
丸い水槽の外周は反時計回りに水が流れています。
ざるに盛ったそうめんを中心部分に置いて、そこから水流にそうめんを落とし込みます。
グルグル回るそうめんをすくい取って食べるのです。
とても合理的なそうめん流しだと思いませんか ?

昭和30年代、指宿の唐船峡が導入したのをきっかけに広まっており、鹿児島では当たり前のアイテム。
逆に、竹を使った一方通行のそうめん流しを見たことがありません。
どうしてこのそうめん流し器が全国に普及しないのか不思議なくらいです。

なお、鹿児島では「流しそうめん」ではなく「そうめん流し」と呼ぶのが一般的で、営業しているお店のことを指すように思います。
お店は渓流沿いにあることが多く、せせらぎを聞き木陰を通り抜ける風を受け、五感で涼を感じながらそうめんを味わうことができます。



そうめん流し




 ★ 診察室のデスクトップ 94 ★


2018年に訪れたハンガリーで撮影した写真を、年に何回か診察室のモニターのデスクトップ画像にしています。

今回は首都ブダペストの観光の目玉である漁夫の砦付近からの1枚。
街を北から南に貫くドナウ川の西側のブダ地区は小高い丘になっています。
ブダの王宮マーチャーシュ教会と並んで有名な漁夫の砦は、19世紀末から20世紀初頭にかけて造られたもの。
漁師組合が同地を守っていた、魚市場があったなどが名称の由来になっているそうです。

私が昭和の時代にブダペストを訪れた時とは違ってちゃっかり入場料をとられてしまいますが、砦からはドナウ川の向こうに東側のペスト地区を一望でき、特に国会議事堂の麗しい姿を見下ろすことが出来ます。
誰でも撮るスナップなので、カメラに備わっているトイカメラ風の味わいの出せるフィルターを使って違いをつけてみたつもりです。

診察室のデスクトップ 70
で紹介した写真は、今回の写真のちょうど対岸から撮ったものになります。



ブダの王宮から



 ★ 診察室のデスクトップ 93 ★


桜島より北の鹿児島湾 (錦江湾 ) 部分は姶良カルデラと呼ばれ、古くからの火山活動で形成された地形とされています。
そして、霧島の北部に位置し、宮崎県の加久藤盆地を中心とする加久藤カルデラ。
この両者の火山活動が織りなしてできた火砕流の堆積物を湧水が侵食することで作り上げられたのが、今回のデスクトップ画像に使う溝ノ口洞穴です。

駐車場から右に緩やかなカーブを描く道をたどると、赤い鳥居が見えてきます。
その先には、ひんやりとした暗闇が大きく口を開けています。
奥行きは200mを超えるそうですが、我々が観察できるのはごく一部だけ。
しかし、
持参したライトで照らしてもカバーし切れない圧倒的な漆黒の世界にしばし包まれるだけで、地球の営みの神秘を感じ取ることができます。

洞穴のある曽於市財部町からほど近い場所には、同じく火砕流と川の流れが作り出した関之尾滝の甌穴群もあります。



溝ノ口洞穴


 ★ 診察室のデスクトップ 92 ★


1月の水道管破裂で、唯一全損だったのが診察室に置いてある画像保存システム。
しばらく代替機を使わせてもらっていましたが、ようやく新しい機器に更新できました。
デスクトップ画像も新しいものに取り替えています。

今回は2018年にハンガリーを訪れた際に撮影した、ブダペスト2番トラムです。
ドナウ川の左岸を貫く路線で、ブダペストの観光の目玉である国会議事堂や鎖橋、中央市場などへのアクセスがいいのはもちろん、車窓から対岸のブダの王宮などを眺めることができるので人気の路線です。
以前、アナザースカイという番組で、鉄道オタクでもあるモデルの市川沙椰が、この路線に乗ってはしゃいでいたのを記憶しています。

写真は専用軌道に入り込んで撮っているように見えるかも知れませんが、セーチェニー・イシュトヴァーン広場の停留所からの一枚。
決して迷惑行為は働いておりません。
背後には、黄金色に彩られたマルギット橋が写っています。

ブダペストのトラムは全長155kmにも及ぶとか。
地下鉄にもバスにも使える乗り放題チケットを活用すると、どこにでも行けてとっても便利です。


Budapest-tram

 ★ 診察室のデスクトップ 91 ★


鹿児島市はイタリアのナポリ、オーストラリアのパース、そして米国のマイアミと姉妹都市の盟約を結んでいます。

ナポリ通りと名付けられた道路が、鹿児島中央駅の東口から港の方へと延びています。
以前は全線がその名称でしたが、パースと友好都市になってからは、途中の甲突橋より海側をパース通りと呼ぶようになりました。
パース通りは、片側実質4車線で中央分離帯もあり、歩道もたっぷりととられている幅の広い道路です。
その歩道に埋め込まれているタイルにあしらわれているのがパース市の市章
パースのシンボルである黒鳥が両サイドに描かれています。
赤いくちばしに白い斑点がしっかり表現されていますが、本物の黒鳥の水かきはここまで赤くないようです。

今回のデスクトップ画像は、歩道のタイルのパース市の市章です。

Perth





 ★ 診察室のデスクトップ 90 ★


わが家に植えてあるドイツトウヒに、毎年クリスマスの飾り付けをします。
最初のうち飾れていたツリートップも、木がどんどん成長してもはや手が届きません。
可能な範囲で、電飾やオーナメントなどを取り付けています。

診察室の机に置いてあるモニターのデスクトップ画像も雪の結晶のオーナメントにしてみました。
鹿児島の今年の12月は穏やかな晴天が続いていますが、来週前半はかなり冷え込むようです。
ここ数年降っていない雪も、今シーズンは見られるのでしょうか。

オーナメント




 ★ 診察室のデスクトップ 89 ★


休みが限られていると、花や紅葉のベストなタイミングに合わなるのは大変。
以前、垂水千本イチョウ園に足を運んだ時は、枝に残っている黄金色の葉はごくわずかでした。
かなり渋滞すると聞いていたので、まだ夜が明けきらないうちに家を出て見に行ったのにもかかわらず、です。
色づき具合をホームページで知らせてくれていて、行った1週間前は、見頃はもう少し先という情報だったので選んだ日だったのですが。

千本イチョウというだけあって敷地がやたらと広大で、イチョウの葉を踏み締めつつ枝っぷりのいい木々の中を散策する朝のひとときは格別でした。

今年は、寒さが早くやって来ていますが、いつ見頃になるのでしょうね。
そう思いを馳せつつ、私は毎日「胃腸炎」を診ています。

今回の診察室のデスクトップ画像に選んだのはイチョウです。

イチョウ



 ★ 診察室のデスクトップ 88 ★


毎年、10月5日は「じめさあ」の化粧直しが行われます。
と言って理解できるのは、鹿児島の人だけだと思います。

じめさあ = 持明院様は、島津家久の正室の亀寿のことで、豊臣秀吉への人質として京都に送られた時代もあったそうです。
彼女をかたどったとされる石像が鹿児島市立美術館の脇にあります。

器量には恵まれなかったけど人柄が人々に慕われたと伝えられており、命日の10月5日に鹿児島市役所の女性職員によって化粧直しが行われることが慣例となっています。
毎年顔の雰囲気が変わります。
写真は2015年のものですが、今年はどんな顔になるでしょうか。

今回の診察室のデスクトップ画像はじめさあです。

じめさあ


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