野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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37.5℃以上の発熱で診察をご希望の方は、電話で予約が必要となります。→ ● 発熱外来


新型コロナウイルス

ワクチン新型コロナウイルスワクチン接種に関して、今後の進捗状況に暗雲が立ちこめてきました。
8月以降、自治体へのワクチン供給量が希望量の3分の1しか届かないというのです。

当院では、7月6日までに462名の方々に対して2回目の接種を終えます。
7月7日から3週間かけて新たに582名の方々に対する接種が始まります。
この582名の1回目の接種に関してはワクチン確保ができる段取りとなっています。
しかし、2回目の接種を確実に3週間後に行えなくなりました
7月6日以降に接種される方には、来院時に2回目の接種の日程について説明させていただく予定です。

また、今後多くの方々のお手元に接種券が届くと思いますが、予約がとれても日程変更をお願いする可能性が高くなっております。

何とぞご了承下さい。

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2回の接種を終えた方々は75歳以上のご高齢の方が大半で、皆さんが心配される2回目の副反応もほとんどみられていません。
38℃を超える発熱を確認できた方は1例のみで、ほとんどの方は1回目同様、注射部位の軽い痛み程度で済んでいます。


参考
当院スタッフの新型コロナウイルスワクチン接種後の抗体価
皆さんが気にしている新型コロナウイルスワクチンの副反応レポート」 
当院でのワクチン接種の流れについて」 

当院の新型コロナウイルスワクチンの接種状況ですが、本日までに1回目の接種を終えた方が472名、そのうち2回目も済ませた方が150名となりました。( 医療関係者も含めると 514名 / 192名 になります )

疼痛高齢者の方々が中心ですが、気になる副反応については1回目は筋肉痛・倦怠感などを訴える方もいれば、無症状の方もいます。
2回目に関しては、38℃を超える発熱の方を1例だけ確認しています。

2回目の接種前に解熱剤などを希望される方がいらっしゃるのですが、当院では予防投与は行っていません。
実際に起こった副反応の症状をみて適切な薬を処方することにしていますのでご了承下さい。

つらい副反応が出たら来院するように伝えていますが、150例の中で薬をもらいに来られたのはこの38℃を超える発熱の方と筋肉痛が耐えられないという方の2例のみです。

副反応については多くの報道があって皆さん気にされておられると思いますが、ご高齢の方はあまり過度に心配しなくても良さそうです。



参考
当院スタッフの新型コロナウイルスワクチン接種後の抗体価
皆さんが気にしている新型コロナウイルスワクチンの副反応レポート」 
当院でのワクチン接種の流れについて」 

新型コロナウイルスワクチン接種を終えた当院のスタッフの抗体価を調べてみました。

2回目の接種を終えて19 ~ 21日後の採血で、富士レビオのSARS-COV 2 IgG S 試薬を用いています。
結果を下の表にまとめてみました。

抗体価02


抗体価の単位は ( AU / mL ) 。
副反応については、疼痛や発熱、倦怠感などの程度を考慮した色分けを行いました。
白 → 緑 → 黄色 → 赤 の順に程度が重くなっていくとイメージして下さい。
抗アレルギー薬と飲酒については、○ = 毎日、△ = 時々 を意味します。

サンプル数が少ないのですが‥

 ① 抗体価と副反応の強さに相関性はみられない
 ② 抗アレルギー薬を服用していると抗体価が高い
 ③ 飲酒の頻度が多いと抗体価が低い

そのような傾向が伺えます。

サンプル数の多い医療機関での報告が既にいくつかあり、同様の傾向があるようです。
しかし、年齢と抗体価の関係については、当院では既存の報告例とは異なっているような印象です。


2回接種7日後と30日後を比較し、30日後には抗体価が早くも低下しているという報告も出ています。
当院でもしばらく時間を置いて抗体価を改めてチェックする予定にしています。



参考
皆さんが気にしている新型コロナウイルスワクチンの副反応レポート」 
当院でのワクチン接種の流れについて」 

ワクチン接種当院では新型コロナウイルスワクチン接種を5月26日から順次実施しています。

6月15日までに462名の方々に対して1回目の接種を終える予定です。
6月16日からは、この462名の方々に対する2回目の接種が始まります。

このため、463番目以降でご予約の方の1回目の接種は7月7日からとなります。

7月以降、予約枠を拡大して対応に当たりますが、6月13日現在、当院でのワクチン接種の予約ができる最も早い日は7月24日となっています。
早めの接種をご希望の方も多いのですが、何とぞご了承下さい。

なお、これまでに7名の方のキャンセルがありました。
いずれも当日の体調不良が原因ですが、ワクチンの余剰を出さずに済んでいます。
急な繰り上げの連絡に快諾していただいた皆さんには感謝申し上げます。

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鹿児島県では6月20日から高齢者を対象とした大規模接種が行われ、6月15日からその予約が始まるようです。
当院に予約済みの方で県の大規模接種に予約を入れ直した場合は、当院へ必ずキャンセルの連絡をお願いしたいと思います
よろしくお願いいたします。

また、当院よりも早い日時の予約枠が空いている医療機関もあるようです。


参考
皆さんが気にしている新型コロナウイルスワクチンの副反応レポート」 
当院でのワクチン接種の流れについて」 

5月26日から75歳以上の方を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種を行なっています。
6月8日までに300名の方の1回目の接種を終える予定です。

昼間と夕方、30分毎に6名 ( 土曜日は8名 ) の予約枠を設けていますが、普段の診察も並行して行なっているため、スムーズにワクチン接種ができるように予約されている方に当院での接種の流れ ( 動線 ) をお伝えしておきます。

動線

① 受付にワクチン接種で来院したことをお伝えください
  必要書類の確認・体温測定等を行ないます。予約時間の5~10分前までに来院して下さい。

② 予定時間が来るまで待合室でお待ちください
  デジタルサイネージにて新型コロナウイルスやワクチン等の情報を流しています。

③ 時間がきましたら診察室でワクチン接種を行ないます
  3名ずつ診察室にお呼びします。私と看護師の計3名で接種を行ないます。

④ 健康観察を行ないます
  所定の場所で15分待機して頂きます。接種券の返却・注意事項等を書いたチラシをお渡しします。



必要書類をお忘れにならないよう、来院前には必ず確認してくださいね。 

電話対応鹿児島市では5月11日から75歳以上の方の新型コロナウイルスワクチンの予約が始まり、26日より接種が始まっています。
また、24日より65歳以上75歳未満の方を対象にして接種券の発送が始まり、25日以降順次予約を取っております。

当院でも、既に600名ほどの方に予約をいただきました。
その結果、2回目の接種が7月中に完了する枠が既に埋まっております。
今後は、1回目は7月中に打てるものの、2回目が8月に入ってからの枠での予約となります。
何とぞご了承下さい。

予約は電話でも受付けておりますが、なかなか繋がらない状況が続いています。
直接来院していただいても予約が取れますのでご活用下さい。

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実際の接種では、当日の体調不良でのキャンセルが既に2例ありました。
リストアップされた方に連絡をさせていただきましたが、急なお声かけにもかかわらず快く対応してもらいました。
ワクチンの余剰を無駄なく活用でき、大変感謝しております。

 鹿児島市では、5月26日から75歳以上の方に対しての新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。

他の自治体に比べて接種開始がやや遅かったのですが、その分、配送の仕組みや医療機関の事務負担軽減策がしっかり練られており、当院が必要とするワクチン数も不足することなく届けていただける段取りが出来ています。


当院でも早速開始しております。
初日は、予定時間より早めに来られる方が多かったですが、キャンセルもなく無事に終了しました。
待機時間の間に体調の変化をきたす人は誰一人いらっしゃいませんでした。

明日以降も接種が続きます。
65歳以上の方で、接種券が送られてきた方の予約も始まっています。


通常の診療、予防接種、予約と3つの業務を並行して行っているため、ご迷惑をおかけするかも知れませんが、コロナ禍を早く収束させるためにも、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

コナミティ

新型コロナワクチンを受けさせていただきました。
ワクチンを受けたいけれども、副反応を気にして躊躇している方もいらっしゃいます。
私と当院スタッフが経験した接種後の経過を報告したいと思います。

今後、皆さんが受ける際の参考にして下さい。

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筋肉注射の様子私が1回目の接種を受けたのは4月24日。
接種当日は、注射部位に若干の重みを感じる程度でした。
翌日になり、腕のポジションによって軽い痛みを感じました。
桜島の火山灰まみれになった車を洗いましたが、特に支障はなし。
翌々日まで痛みがわずかに残りましたが、仕事には全く影響はありませんでした。

2回目の接種はは5月15日の昼でした。
4-5時間後には、1回目の翌日に感じたレベルの痛みが出てきました。
翌朝、注射部位はカチカチになって1回目以上の痛みが出ましたが、そんなにつらいものではありません。
また、注射した腕側の腋窩に服で擦れたようなヒリヒリ感も伴いました。
何となく体がだるかったものの、雨の合間に草むしり。
昼頃に体温を測ると37.0℃ちょうどで、背筋に軽い寒気があったので、昼食後に麻黄附子細辛湯を服用しました。
( 麻黄附子細辛湯はあまり熱が高くなく寒気を感じるような風邪に有効な漢方薬で、食後の方が吸収がよくなります。)
すると、体がとても軽くなり、どういうわけか筋肉痛も感じなくなりました。
夕方には体温は36.2℃に。
夜に若干のだるさがまた出てきましたが、薬を服用せずそのまま寝ました。
翌々日はだるさも熱もなく、注射部位の硬さもほぼ消えました。
ただ、しつこく触ると痛がゆい感じが出ます。


一連の副反応を私は全く苦痛に思いませんでした。
むしろ、こうやって体に免疫が付いていくんだな、とその過程を楽しんだくらいです。

♦♦♦♦♦

当院のスタッフの状況ですが、副反応は様々で、次のような3段階に分けてみます。

1回目 ① 無症状 ② 軽度の痛み ③ 寝返り起きてしまう程の痛み
2回目 ① 無症状 ② 筋肉痛、軽い倦怠感と微熱、腰痛 ③ 高熱、頭痛、強い倦怠感

筋肉痛両方とも①だけという人もいれば、③が連続した人もいます。
また、1回目は①だったものの 2回目は③になった人もいます。
2回目の②や③は、早ければ接種当日の夜から、遅くて翌日から生じています。

1回目は痛みを軽減させるために薬を使う人はいませんでしたが、2回目はロキソニンなどの解熱鎮痛剤を使った人が多かったです。
解熱鎮痛剤を使うとかなり楽になるようで、仕事もほぼ普通にこなしていました。

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人類が初めて使うmRNAを利用したワクチンですが、抜群の効果があることは既に示されています。
我々のワクチン接種後の体の変化を参考にして、ワクチン接種は恐れることなく受けていただきたいと思います。

全国各地で新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっています。
鹿児島県ではゴールデンウイークの始まる前、4月28日までは発症例が10人台に留まっていました。
4月29日に28人、30日に33人、5月1日には過去最多の60人を記録。
以降、40人台を下回ることがありません。
そして、5月7日には2度目となる新型コロナ警戒基準ステージ3の発令がなされました。

実は、昨年4月21日から6月11日の間は、鹿児島県で発症例はゼロだったのです。
それを考えると、今は非常に危機的な状況です。

昨年の今頃は、マスクや消毒液の入手困難な状況で、アベノマスクよりも先に鹿児島市がマスクを各戸に配布したのを有り難く感じていました。

消毒今はどうでしょう。
マスクや消毒液に不自由することなく、マスクを手作りする必要もありません。
そして、店舗の出入り口などで手指消毒をする姿も目立って減ってきています。
変異株が感染しやすいのも一因だと思いますが、我々の気の緩みがあることも疑いようがありません。
今一度、これまで以上に徹底した感染予防を心掛けてほしいと思います。


今年の母の日のプレゼントに、ハンドソープを選びました。
間もなく、鹿児島市でも高齢者を対象とした新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まり、少しずつ状況が変わってくるかも知れませんが、手洗いは感染防御の基本であることは将来にわたって変わることはありません。

鹿児島市の新型コロナウイルスワクチンの予約についてのお知らせです。

★ 5月08日 (土)  鹿児島市内でワクチン接種が可能な医療機関が公表されます。
★ 5月11日 (火)  75歳以上の市民の方の予約開始となります。
★ 5月26日 (水)  ワクチン接種が開始となります。


当院でも新型コロナウイルスワクチン接種を実施いたします

筋肉注射ワクチン接種の予約については、鹿児島市が独自の予約受付システムを構築します。
電話やスマホからの予約ができるようですが、当院はこの予約受付システムには参加いたしません
当院で接種ご希望の方は、直接当院へ来院していただくか、お電話していただきたいと思います。

各地で予約初日の混乱がみられるようなので、以下の点に留意して下さい

● 当院では、1週間当たり最大150名の接種を予定しています。( 3週で450名 )
● 1日当たりに予約の手続きが出来る人数は50~60名程度ではないかと予想しています。
● そのため、予約開始初日で予約可能枠が全て埋まることはありません。
● 5月12日以降の予約でも十分に間に合います。
● 5月11~12日の午前中は保育園児の検診の対応あり、 電話予約は原則14時30分以降とします。


実際に予約を取り始めてみたところ、電話ではなかなかスムーズなやり取りができていません
電話予約がとれても、最終確認や細かい注意点の説明のため、来院していただくようにしています。
ご了承下さい。
また、電話予約は17時半までとさせていただいております。( 木曜日は12時まで )

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5月29日以降当分の間、土曜日の14時30分 ~ 18時30分の時間帯はワクチン接種を最優先とさせていただきます。
一般の診察や検査、発熱外来等は大幅に制限する予定としておりますので、何とぞご了承下さい。 

新型コロナウイルスに対するワクチン接種が、昨日から当院でも始まりました。
当院が担当する複数の医療機関の休診時間を考慮した上で、6の倍数の人数になるように日程を調整させていただきました。
週末にかけて1回目の接種がつづきます。

接種後しばらく院内で経過観察をさせていただきましたが、皆さん何事もなくお帰りになりました。


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コナミティ今週に入り、鹿児島市の75歳以上の方々には続々と接種券がお手元に届いているようです。
注意していただきたいのは、接種券と予診票が別々の封筒で送付されていることです。
接種終了まで絶対に無くさないでくださいね。

接種券が届いているものの、予約開始日時などが全く記載されていません。
予約が取れるようになるのが5月中旬から ( 5月17日頃から ? ) です。

今朝の地元紙にも、その問合せが保健所に1日1000~2500件あるという記事が載っていました。
当院にも何件か電話がありましたが、正式に予約が取れるようになりましたら当ブログでもお知らせする予定にしておりますので、しばらくお待ちください。
 

鹿児島市でも新型コロナウイルスワクチンの予防接種が本格化します。

現在、予定としてわかっているのは、

予防接種★ 4月16日より、75歳以上の市民への接種券送付開始
★ 5月中旬より、接種予約の開始 ( → 5月11日からと決定 )
★ 5月下旬より、65歳以上の市民への接種券送付開始
★ 5月下旬より、接種開始 ( → 5月26日からと決定 ) 

という点です。


当院でも、ワクチン接種を実施いたします。
1週間当たり、1バイアル5人分として125名、6人分なら150名の接種を行なう体制を整えます。
( ワクチン割当の状況から、現実的には100~120名になる可能性が大きいです )

ワクチン接種の予約については、鹿児島市が独自の予約受付システムを構築します。
電話やスマホからの予約ができるようですが、当院はこの予約受付システムには参加いたしません
鹿児島市の予約システムが30分毎の予約枠を設定しているのに対し、当院では20分毎の予約枠を作る予定としているためです。

当院で接種ご希望の方は、直接当院へ来院していただくかお電話していただきたいと思います。

詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。

( 2021年4月25日 更新 )

本日2月25日、鹿児島県内では新型コロナウイルスの新規発症例が0を記録しました。
これは、昨年11月24日以来のことになります。
ほっと一安心ですが・・。

11月25日以降、クラスターと認定された事例が17もあります。
11月23日以前は9でしたから、第3波の影響の大きさをうかがい知ることができます。
また、死亡者数はこれまで26例ですが、11月24日の前後で13例ずつと同数です。
なお、2月24日までの鹿児島県内での発症は1758例ですから、死亡率は1.48%となります。
ちなみに他の九州各県の死亡率は、最も低い佐賀県で0.78%、最も高い長崎県で2.24%と幅があります。

♦♦♦♦♦

手洗い今後、緊急事態宣言は解除の方向に向かうでしょうが、油断してはなりません。
春は移動の季節であり、暖かくなって外出の機会も増えることでしょう。
ようやく始まった新型コロナのワクチン接種の本格化ももう少し先です。


今日、鹿児島中央駅の商業施設に行きました。
皆さんマスクは着用しているのですが、気になったのは、出入り口に設置してある消毒液を活用する人が随分と少ないことです。
新型コロナに対する危機感が1年前に比べて希薄になってきているのでしょうか。
寒い冬で、手を洗う習慣が疎かになってしまってきたのかも知れません。

再び、我々の行動や経済活動が大きく縛られることのないよう
・三密を避けること
・マスクの着用の継続
・そして、手指消毒
これらのことは、今後も身を引き締めて徹底していきましょう。

筋肉注射日本でも、ファイザー製の新型コロナウイルスに対するワクチン接種が2月16日から始まりました。
テレビや新聞で話題になっているものの一つに、このワクチンが筋肉注射であることが挙がっています。

今月上旬、医療関係者向けの新型コロナウイルス接種の説明会がありましたが、その際に会場から、筋肉注射に対する戸惑いとも受け止められる質問がなされていました。
医療従事者でも慣れてないんですよね。

というのも、日本では皮下注射での予防接種が一般的だからです。
これは、戦後の日本で筋肉注射による大腿四頭筋拘縮症という病態が多く報告されたことに起因しています。
その原因とされる注射に予防接種の薬液は含まれていなかったのにもかかわらず、です。
海外では、生ワクチン以外は原則筋肉注射です。

♦♦♦♦♦
 
当院では、ここ10年ほどの間に始まった肺炎球菌ワクチンや子宮頸癌ワクチンは、筋肉注射で行っています。
しっかり資料を読み込んで、筋肉注射の方が腫れや痛みなどの局所症状が少ない、と判断したからです。
普段からこの手技に慣れている当院スタッフは、今回の新型コロナウイルスの予防接種が筋肉注射であることに抵抗も違和感も全く感じておりません。

なお、当院は新型コロナウイルスワクチンの連携型施設に選定されました。
接種体制が整いましたら、このブログでお知らせしていく予定です。

♦♦♦♦♦

私はここ数年、インフルエンザの予防接種も筋肉注射で受けています。
注射部位の痛みや腫れがほとんどなく、とても楽です。
皮下注射に比べ、抗体価の上昇も筋肉注射の方が勝るというデータもあるようです。
一般の方にも勧めたいところなのですが、残念ながら厚生労働省がインフルエンザワクチンの筋肉注射を認めていません。
今回の新型コロナ禍を契機に、見直して欲しいなと思っています。

本日の地元紙の一面トップに『高齢者ワクチン接種開始 鹿児島市など「4月上旬」』という記事が出ていました。
全国規模の共同通信調査の結果で、鹿児島市は集団接種の会場や接種を行う医師・看護師の確保に概ね目処が立った、としているようです。


新型コロナワクチンしかし、我々が2月4日にワクチン接種説明会で聞いた内容とは若干異なっています。

まず、3月中旬から5週間かけて医療関係者 ( 歯科や調剤薬局、医薬品卸関係も含む ) に接種し、その後高齢者の接種が始まるというものでした。
そうなると、高齢者の接種開始は4月後半になるはずです。
また、当初考えていた集団接種よりも診療所などでの個別接種に軸足を移したい意向がみてとれました。

こういう混乱の最大の原因は、先行して接種開始となるファイザー製のワクチンの保存方法が特殊であることと、ほぼ全国民を対象とした大規模な事業であることにあるでしょう。
超低温で保存しているワクチンをフリーザーから取り出したら、短期間のうちに使わなければならないので、集団接種が効率的だろうと初期には構図を描いたのだと思います。
しかし、効率的にワクチンを配送できれば、少人数での個別接種も可能だし現実的だと考え方が変わってきているように思います。


ともあれ、3月中旬スタートの医療関係者向けのワクチン接種体制をどのように構築するか、今はそれに保健所や医師会が全力で取り組んでいるところです。

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