野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

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桜島

 ★ 診察室のデスクトップ 115 ★


2月とは思えない暖かさも感じる気候が続いています。
週末は若干寒さが戻るとはいえ、

季節も加味して選んでいる診察室のデスクトップの画像ですが、今回はそれを全く無視した桜島の写真です。
2月の画像だと言ったとしてもあまり違和感を感じる人は少ないと思います。
でも、桜島の火山灰が鹿児島市方面に向かっていることと桜島と太陽の位置関係から、9月頃だと推測できる人もいるのではないでしょうか。
火山灰と朝日で桜島に差し込む光や、拡がる火山灰の左右で空の色が違うのが面白いなと思って撮った一枚です。


これまで、桜島をデスクトップの画像に何回か採用しています。
といっても「6回」「51回」「52回」「59回」なので、6年ぶりの登場となります。


桜島の噴煙と朝日




過去にデスクトップ画像に採用した写真などを少しずつインスタグラムに投稿しています。
興味のある方は覗いてみて下さい。


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 ★ 診察室のデスクトップ 97 ★


新年の診察室のモニターの画像は与次郎からの桜島霧島連山です。

富士フイルムのミラーレスカメラに備わっているダイナミックトーンというアドバンストフィルターを使って撮影しています。
階調表現が派手に出ますね。
また、暗所は富士フイルムの得意とするところですが、夕暮れ時でもこんなにくっきりと桜島や遠くの霧島連山が写るのには驚きです。

与次郎も、遊園地が複合商業施設になり、ガーデニング店がパチンコ屋になり、病院が移転するなどして、随分と都会っぽい建築が増えてきましたね。


与次郎から




中納良恵【診察室のBGM 184】


このところ、NHKのドラマのクオリティがとても高いように思います。
観るドラマにハズレがありません。
そんな中、NHKらしくないハメを外したドラマが始まりました。
「オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ」。
オダギリジョーの脚本・演出なので気になっていたドラマですが、当日の朝になって本人も犬役で出ることが明かされました。
予告編でその姿を全く出さないという念を入れた上でのサプライズでしたね。
個性たっぷりの豪華キャストに凝った映像、今後の展開が楽しみです。

ドラマのオープニングとエンディングに
EGO-WRAPPIN'の曲が使われているのも個人的には高得点。
オープニングは名曲「サイコアナルシス」、エンディングは新曲「The Hunter」です。


さて、ヴォーカルの 
中納良恵 はこの6月に6年ぶりのソロアルバム「あまい」をリリースしています。
毎回、ソロではバンドとはまるっきり違う中納良恵の側面を伺うことが出来るので楽しみです。
このアルバムはピアノの弾き語りが中心になっていますね。

今回紹介するのは折坂悠太とのデュエット「待ち空」
アルバムタイトル通りの二人のあまい声の共鳴で生み出される情景がとても素晴らしく、匂い立つ透明感に包まれる心地よいひととき。
この曲は何と桜島でインスピレーションをもらって作ったようですね。
これは今年一番のお気に入りの歌になりそうです。



3月11日は東日本大震災から8年目となり、テレビや新聞などでは様々な特集が組まれました。
私が阪神淡路大震災を経験していることは、既にこのブログでも繰返し取り上げています。
阪神淡路大震災では火災が、東日本大震災では津波が、被害に更なる拍車をかけましたけど、同じ地震が原因になっていても個々で異なる問題が生じます。


map鹿児島では桜島の大噴火の可能性があります。
3月9日には鹿児島救急医学会等が中心となった座談会が行なわれ、大規模な噴火の際の入院患者の安全確保についての議論が行なわれたようです。

噴火時の直下型地震や津波なども想定されていますが、一番の問題はやはり火山灰でしょう。
火山灰はその時の風向きによっても堆積量が異なって来るものの、一番の人口密集地である鹿児島市は灰に埋もれてしまうのは必至。
大正噴火クラスの規模の爆発があり風向きが鹿児島市内方面だと、当診療所のある武岡地区では約1mも火山灰が降り積もる予測がなされています。
鹿児島の方ならよくご存じでしょうが、火山灰が水分を含むとセメントのように固まってしまいます。
50cm積もったまま水を含むと家屋が倒壊してしまう可能性もあるようですね。

通常の災害などでは比較的早期から行われるであろう救助活動や支援物資の供給が、降灰に阻まれてかなり遅延してしまうことは間違いありません。
3日は備えておくべきと言われている食糧や燃料も十分とは言えないでしょう。
4月になれば熊本地震の話が盛んになってくると思いますが、こういう機会を捉えてでもいいので、大噴火を見越した備えを真剣に考えてみて下さい。

 ★ 診察室のデスクトップ 59 ★


現在の診察室の机の上のモニター画面の写真は桜島
これは、昨年、当ブログのヘッダーにも使っていたものですが、2年前の今ごろ、垂水フェリーから撮った朝焼けに浮かぶ桜島のシルエットです。
雲の合間がうっすらと茜色に染まっているのに対し、錦江湾は夜の漆黒からまだ十分に目覚めていません。
フジのカメラはシャドウ部分の表現が優れているので、暗い中でも波の一つ一の表情が潰れずにきれいに描出されています。

桜島は「診察室のデスクトップ 6」「診察室のデスクトップ 51」でも使っています。


桜島




 ★ 診察室のデスクトップ 52 ★


診察室においてあるモニター画面の写真を更新しました。
前回に引き続き、桜島が写っているものを選んでみました。

左半分を占めるのは、昨年のこの時期に鹿児島に寄港した海王丸です。
ライトアップされた海の貴婦人の姿もさらに麗しいものでした。
月明かりの錦江湾の向こうに浮かぶのが桜島のシルエット。
岸壁で海の方を眺めながら語り合うご年配のカップルの様子を海王丸の船首の女神がそっと見守っている‥、そんな一枚です。

今年も2月4日から8日の間、鹿児島港北埠頭にやって来るようですけど、8日が新月となっています。



海王丸




 ★ 診察室のデスクトップ 51 ★


17日から急に冷え込んで、鹿児島の各地で積雪がありました。
九州の南部にあるので暖い気候だと思われがちですが、薩摩半島側は案外雪が降り、桜島は毎シーズン冠雪します。

本日からの診察室のデスクトップ画面を冠雪した桜島をの写真にしてみました。
といっても、昨日・今日は全然積もっていません。
これは今年の元日に城山から撮影したものですのであしからず。



桜島



当ブログのタイトル画像を 2年ぶりに新しくしました。
一目瞭然、桜島です。
垂水フェリー上から日の出直前の様子を撮ったもので、桜島の南西側からの姿になります。
普段目にしている鹿児島市街地からとはちょっと雰囲気が異なりますよね。
右上に鳥がたまたま写り込みました。

また説明欄に診療時間などの情報も新たに書き加え、所在地を示す Google map へのアクセスが容易にできるようにしてあります。

桜島


sumaho相前後して、スマホ用のブログデザインも変更しています。
これまでは、ブログ記事へのアクセスは簡単でしたが、診療所の情報には辿り着きづらい状況でした。
PCのレイアウト同様、説明欄に診療時間などの情報を加え、iPhoneならば電話番号をタップするとすぐに電話がかけられるようになっています。
また、診療内容に関するブログ記事への移動も容易になったかと思います。スマホからも是非ご覧になって下さいね。


自前のホームページを持たず、2006年から開設したこのブログに工夫を凝らしてホームページの代用として機能できているものと考えています。
引っ越しを 2度余儀なくされましたが、メンテナンスが容易ですし、常に新しい話題提供を心がけてきました。
日々医療情報を得ることで自分自身の勉強にもなっています。
今後とも野口内科 BLOGをよろしくお願いします。

<< 武岡の街路樹 15 >>


前回に引き続き、武岡一丁目の街路樹の紹介となりますが、今回は平成16年に常盤トンネルが開通した時に作られた道の一部です。
第12回で紹介した水神様の近くからは勾配のきつい一直線の下り坂で、途中の三叉路で南寄りに角度を変え、勾配は徐々に緩やかになりながら商業施設付近の交差点まで続きます。

地図芝桜


この部分の両側には、合わせて39本のクロガネモチが並んでいます。
4月の後半になりますが、まだ赤い実が落ちることなく残っています。
道の北西端付近は非常に眺めのいい場所で、西陵紫原桜島錦江湾などを一望することができますが、今回は第6回で紹介した道にある送電線の鉄塔を組み合わせたショット。

鉄塔と


平成23年に途中の三叉路から北寄りに新しい市道、武・武岡線が伸延した際に、三叉路部分で道の付け替えが行われた結果、旧道と新道の間に三角形に取り残された区画があります。
そこの部分は、現在植栽コーナーになっていてシバザクラが植えられています。
目に鮮やかなピンク色が楽しめるのはこの時期ならではの光景です。

芝桜
車の駐車スペースがたっぷりある商業施設ですが、歩きながら景色や花を楽しみながら買い物に向かうのもたまにはいいのではないでしょうか。

<< 武岡の街路樹 14 >>


今回紹介するのは武岡一丁目、武岡むらさき幼稚園を通る坂道で、第6回第12回で紹介した道路と交差します。
第4回第10回で紹介した道とも南西端の交差点で繋がっています。
その交差点から北東方向に向かって一直線の登り坂ですが、途中の信号からは勾配が緩やかとなり、最後の交差点からは逆に下りとなります。
なお、道沿いにある幼稚園はこの春から「ヴェリタスこども園」と名称を変えています。

地図ハナミズキ


この道の街路樹は、23本のホルトノキと低木としてアベリアが植えられています。
いずれも何度か紹介している植物ですので、今回は朝方のホルトノキのシルエットの写真を掲載してみました。

シルエット


ホルトノキの花も実もないこの時期にこの場所を紹介したのは理由があります。
北東の端っこにどういうわけか2本だけハナミズキが植えられているからなんです。
今ちょうど、その硬くて白い花びらがゆっくりと開いてきています。
ただ、やたらと背が高いので下から見上げる写真しか撮れません。
ご勘弁を。

ハナミズキ
勾配もそこそこあって少し歩きづらい場所かも知れませんが、ハナミズキを見た後に武武岡線まで足を伸ばすと、桜島や市街地が見渡せます。
一度は歩いてみて下さいね。 


桜島02〖 今月のつぶやきから 20 〗


台風が近づいております。
対応は怠りなく。

さて、少しずつ情報提供している twitter ですが、今月は医療以外のことも結構つぶやきました。




また、たくさんリツイートいただいたものも紹介したいのですが、今回は薬剤に関するものだけをピックアップしてみました。


<< 武岡の街路樹 7 >>


このシリーズの7回目は武岡三丁目
クロガネモチと決めていたのですが、ちょっとがっかりなことがありました。
1月の半ばに思いっきり剪定されてしまったのです。
寒さの厳しいこの冬は食べ物が少ないのか、ヒヨドリやムクドリが大挙押し寄せて深紅の実をついばんでいるさなかのことでした。

3丁目の地図


まったく絵にならないので、次のシーズンまで待とうかなとも思いましたが、あえて今の様子を撮りに行きました。
上の地図で赤く塗った道は、武岡中央公園交差点から西陵方面へ抜ける道として多くの車が行き交います。
西に行くほど緩やかに下る坂になっています。
この部分には70本ものクロガネモチが植えられていますが、すべて写真のような姿になっています。
淡い筋雲がアクセントを加えている清々しい空が、手負いの成木を癒してくれているようでした。
写真の下の方には武岡小学校の校舎、フェンスに半分隠れていますが灰色の噴煙を南へたなびかせている桜島が写っています。
フェンスの外側は遮るものがないので眺めは最高です。
なお、低木としてアベリアサザンカが混植されています。

クロガネモチ02

この写真だけでは寂しいので、今回はサービスカットを。
このシリーズの第1回で取材した場所には一本だけ河津桜があることは紹介しましたけど、今まさに満開です。
まだまだ寒い日が続いていますが、歩いてみると春の近さを感じる徴があちこちに見られます。

河津桜02
今回紹介した道は、勾配もそれほどきつくなく、両側には若干狭いですけど歩道もしっかり整備されています。
クロガネモチの木は季節ごとに葉や実が楽しめますので、散歩コースに加えてみて下さい。


 

桜島明日で阪神淡路大震災から18年が経ちます。
また、12日は桜島の大正噴火からちょうど100年目であり、その前日に大規模な総合防災訓練が行なわれました。

阪神淡路大震災は多くの犠牲者や甚大な被害を出したにも関わらず、その年の十大ニュースのトップに地下鉄サリン事件を挙げる人が多かったのには残念な思いでいました。
でも2011年の東日本大震災は人々の認識を変える大きな契機になったようで、先の桜島の訓練も真剣味があったようです。

普段から災害に対する心構えが大切であることは言うまでもありません。
疾患も同じ。
普段の生活習慣や予防接種などで防げるものはいくらでもあります。
後悔することのないよう、やるべきことはしっかりやりましょう。

2011091213424423287.gif無いに越したことはありませんが、鹿児島の住民は桜島の火山灰とは上手につき合っていかなくてはなりません。
東風が吹くと県都鹿児島市がその洗礼を受けますけど、ここ数日はいわゆる「ドカ灰」状態です。

武岡も例外ではなく、あたりはまさに灰色の世界。
降っていない時でも風に舞うので、外を歩くのは一苦労です。
運動会に備えて練習している幼稚園生や小中学生は大変だろうと思います。
雨が欲しいところですが夏場の東風は晴天が続く証拠なので、しばらくは我慢を強いられることでしょう。

写真は武岡から見た東の空。
武岡の端っこを歩く」でも紹介しましたが、武岡から桜島の姿を直接見られるのはごく限られた場所だけ。
青空をかき消す黒い雲が東の方から近づいてきたら身構えなくてはなりません。

それにしても「ドカ灰」という言葉は誰がいつごろから使い始めたものなのでしょうかね。

 ● 薬の説明書のイラスト 121 ●


刺さるような強い日差しが連日のように続き、その上桜島の灰が舞って夕立が洗い流すことにわずかな期待をかける・・・。
例年ならそんな時期ですけれど、今年は雨に見舞われることが多く庭の散水も毎日せずに済んでいます。
どんよりした気候が続くと、この季節らしい夏空も不思議と恋しくなるものです。

今回の薬の説明書のイラストには入道雲を選んでみました。

来週は例年より低い気温になることが予想されています。
気候の変化には十分気をつけてください。


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