野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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筋肉

筋肉〖 今月のつぶやきから 112 〗


鹿児島市における高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種の予約が連休明けにスタートします。
75歳以上の方には接種券と問診票が別々の封筒で送られてきていますが、予約方法が書いていないため、当院や保健所などに問い合わせが殺到しています。
まだ当院へ配分されるワクチン数などが確定していませんので、今しばらくお待ちいただきたいと思います。

ツイッターでつぶやいた医療情報をまとめる「今月のつぶやきから」。
今回は9つの情報をピックアップしました。

まずは筋肉に関係する話題を3つ。

① 筋肉をつけるには、品質に問題点が指摘されているプロテインよりも、野菜が大事のようです。

② 肉離れしやすい体質があるというのは初めて知りました。

③ 今のスポーツ界の常識になっているアイシングは好ましいものではないようですね。


次は、妊娠に絡んだ2題。

④ 妊娠中のカフェイン摂取はあまり好ましいものではないようです。

⑤ 妊娠中は食事だけではなく、運動も胎児にとってはプラスになるんですね。


最後は腸内細菌に関する情報を4つ。

⑥ 腸管内の情報を肝臓が集めて脳に伝達し、迷走神経を介して腸内免疫をコントロールしているという相関関係が明らかになってきています。

⑦ パーキンソン病の発症に腸内細菌がどう関わっているかがまとまっています。

⑧ これは非常に画期的な研究成果です。

⑨ 腸内細菌の大事な役割の一端がまた解明されました。

 ◆ 診療所ライブラリー 157 ◆


日本一わかりやすい筋肉の本世の中、筋肉ブーム。
特に、若い女性がダイエットの延長で、ボディメイクと称して美しい体作りのために筋トレを取り入れているように思います。

2007年に日本整形外科学会から「ロコモティブシンドローム」( 通称「ロコモ」) という概念が提唱されました。
これは、運動器の障害によって移動機能の低下した状態を言い、進行すると介護の必要性が高くなると指摘されているものです。

ロコモの中で、筋力が衰えることをサルコペニアと呼びます。
握力や歩行速度の低下は日常生活にも大きな支障を生じるだけではありません。
握力が5kg低下すると率が16%増えるとか、歩行速度の低下は認知症のリスクであるなどの報告もあるのです。

筋肉は体を動かすのに必要なだけではありません。
血糖や中性脂肪の調節にも大事な役割があります。

50歳代に入ると筋力が衰えが目立ってくると言われています。
私がジョギングを始めたのも、お尻や太ももがしぼんできたのが一番の理由。
職業柄、ロコモから介護が必要になった方や、運動しないために糖尿病や脂質のコントロールが悪くて大きな疾患に繋がっていった方を多くみてきています。
メタボを指摘された方やアラフィフ以上の方は、将来を見据えて少なくとも下肢の筋力だけは衰えさせないようにして下さいね。

今回紹介するのは、体の主だった筋肉の働きや鍛え方を簡潔にイラスト入りで解説してある本です。
自分の体の働きを理解するとともに、いつまでも活動的でいられるように、是非参考にしていただきたいと思います。

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