野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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緑茶

〖 今月のつぶやきから 100 〗


入浴ツイッターで医療情報を収集し、個人的な備忘録的に活用していますが、広く皆様に知ってもらいたい物はつぶやく形でお届けしています。
それをブログ上で月末にまとめているのが「今月のつぶやきから」。
今日で100回目を迎えました。

どんな医療系サイトを見ても、新型コロナウイルス関連の情報が中心です。
鹿児島で新型コロナウイルスの症例が相次いだこともあって、今月の私のツイートもその辺が主体でした。


まず、その新型コロナウイルスに絡んだ情報ですが、本題からは少し外れたようなものを4つピックアップしてみました。

① 新型コロナウイルスにオルベスコという喘息治療の吸入薬が有効であったとする報告がありますが、それ以外でも従来のコロナウイルスには症状を緩和させる可能性が報告されました。

② 銅が新型コロナウイルスの不活化にかなり有効であることは、当ブログでも触れました。( → こちら )

③ Nella Fantasia は大好きな曲で、診察室のBGMでも Kelly Sweet バージョンをいつも聴いています。( → こちら )

④ インフルエンザに対する薬のように、細胞から外に出さないようにする役割があるようですが、その働きをセファランチンが持ち合わせているとは驚きです。


次に、免疫関係に絡む情報を3題。

⑤ 塩といえば高血圧ですが、顆粒球の機能にも影響するとは意外でした。

⑥ 温泉の処方箋を出す国もあるんですよね。

⑦ 食事の後の緑茶には意味があるんですね。


最後は、新型コロナウイルスでも話題になっている味覚について、興味深い報告2つです。。

⑧ 私はコーヒーをあまり飲まないし、甘い物にも興味がないのですが、みなさんはいかがでしょうか。

⑨ 腸や膵臓に味覚センサーがあると数年前にいくつか報告がありましたが、その情報は気づかぬうちに脳に伝わっているようです。

〖 今月のつぶやきから 94 〗


醤油10月に入るなり、インフルエンザの方が増えましたが、それも一時的でした。
恐らく、気温が例年よりも高かったからではないかと推測していますが、このところこの時期らしい気候になってきています。
体調管理には十分気をつけて下さい。

今月も様々な医療情報をツイッター上でお伝えしましたが、今回は9題を振り返ってみます。
まとめてみると、日本人の食生活ってとても健康的なのだな、と改めて思います。


最初は食事に関連する情報を5つ。

① 塩分摂取量を極端に減らすとデメリットがあることも知られていますので、何をどう食べるかは奥の深い問題です。

② 新たな抗菌薬の開発に窮している現状を打破できそうな報告ですね。

③ 魚油のサプリメントは品質に疑問があるという海外の報告もありますので、魚そのものから魚油を摂るように心がけましょう。

④ どういう機序で胆石が予防できるのか、知りたいところです。

⑤ コレステロールについて、海藻を消化できない欧米人と我々の差が見えてきたように思います。


次に、サプリメントに絡んだ話題を2つ。

⑥ サプリメントでビタミン摂取なんて、基本的に必要ないのではないかと私は考えています。

⑦ 信じられないくらい多くのサプリを服用している人がいますが、サプリに期待もお金もかけてはダメです。


最後に、運動機能に絡んだ話題を2つ。
いずれも興味深いですね。

⑧ 満腹のライオンが獲物を追いかけないのも、胃から出るホルモンであるグレリンを介して考えることができそうですね。

⑨ 香りが我々にもたらす効果は、まだまだ研究の予知がありそうです。

腸内細菌〖 今月のつぶやきから 38 〗


一月分の twitter 上でのつぶやきを月末に振り返っていますが、自分自身で忘れているものも結構あります。
知識を再確認する上でも一度見直してみるのも大事な作業ですね。

今月はNHKでも特集があったため、腸内細菌について言及しているものが多くありました。
今後も研究の進む分野だと思いますが、その中から3つだけ列挙してみます。



次に、緑茶の話題を3つ。
鹿児島はお茶の生産県なのに消費量が案外少ないので、その現状は打破したいですね。



最後に、着目点が非常に面白いと思う研究報告を4つまとめておきます。



急須〖 今月のつぶやきから 29 〗


今月、twitter 上ではいろんな面白い情報を提供できたのではないかと個人的には思っています。
今回は、身近な飲み物・食材に関してのつぶやきが複数ありましたので、それをまとめて紹介してみます。
普段の食生活の参考になれば、と思います。

まずはコーヒー。


次にオリーブ油。


次に赤ワインですが、意外な報告もありました。


最後に緑茶。


<< 風邪薬についての考察 第2回 >>


うがい2手洗いとうがいは風邪予防の基本。
そのうがいに薬剤を使われる方も多いと思います。
そしてその代名詞的な存在が、ヨード系のうがい薬であるのは誰もが知るところでしょう。

このヨード系うがい薬に風邪の予防効果が全くない、というのは 5年前の当ブログにて解説していますのでご覧下さい。( → うがい )
改めて要点を述べますと、

・水道水だけのうがいで風邪の罹患が約3割低下
・ヨード系うがい薬を使うとうがいをしないのと罹患率に差がない

ポビドンヨードは優れた殺菌能力を示しますが、一方で組織障害性も有します。
一昔前までは褥瘡など創傷処置に盛んに使われていましたが、使わない方がきれいに早く治る事実は今や常識。( → 傷は消毒しない )
風邪の予防にもならないし、風邪をひいて炎症を起こした咽頭粘膜にはダメージを与えるわけで、どんな段階でもヨード系うがい薬の出番はないと私は考えています。
ちなみに、2011年には緑茶でのうがいに優れた風邪予防効果があると報告されています。
水だけで3割、生理食塩水で5割に対し、緑茶では7割もの風邪予防効果があるようです。( Noda T et al. J Epidemiol. 2012;22(1):45-9. Epub 2011 Nov 26 )

また、せっせとヨード系うがい薬を使い続けている人の中には甲状腺機能低下症を発症するケースもあります。
ヨード液の一部を少しずつ嚥下し、ヨード過剰の状態になるわけですね。
粘膜からもヨードが吸収されるらしいです。
甲状腺ホルモンの原料であるヨードは少なくても機能低下を招きますが、過剰であっても機能低下になります。
この理由はよく解っていませんが、Wolff-Chaikoff effect という名前で知られている現象です。

当院ではヨード系うがい薬は既に採用していませんし、市販のヨード系うがい薬を使っている人には今回のブログに書いたことを説明した上で、使用を控えるように勧めています。

 ⇨ 第3回 「アズレン系うがい薬の有用性」 

胃透視〖 今月のつぶやきから 15 〗


今月ほどつぶやきをたくさんリツイートしていただいたり、お気に入りに登録していただいたりした月は過去にありません。
どなたにどこまで届くのかわからないささやかな医療情報。
少しでも有用だと思っていただける方がいる限り続けていきたいと思います。
月末恒例ですが、反響の大きかったつぶやきの一部を紹介します。








201110302246598623〖 医療情報 Pick Up おさらい 46 〗

医療情報 Pick Up」で今月お届けしたのは2つ。

・ビタミンEの/サプリメント摂取で/前立腺癌リスク増加 ( JAMA. 2011;306(14):1549-1556. doi: 10.1001/jama.2011.1437 )

・緑茶を飲む小学生で/インフルエンザ/40-50%減 ( J Nutr. 2011 Oct;141(10):1862-70. )  

   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

風邪の予防にお茶でうがいをするという話は聞いたことはありますが、飲用も有効のようですね。

さて、サプリメントに関してはフィンランドから別の報告も。( Arch Intern Med 2011; 171: 1625-1633)
高齢女性において、マルチビタミン・ビタミンB6・葉酸・鉄・マグネシウム・亜鉛・銅のサプリメント服用で死亡率が上昇するというもの。
特に鉄は容量依存性に死亡率が高くなる傾向にあるようです。
一方でこの報告においては、カルシウムはリスクの低減が認められたとしていますが、以前紹介した報告では、心血管病変のリスクが増えるというのがありました。

私はほとんどのサプリメントについてお勧めしていませんが、例外的なものがω3系不飽和脂肪酸。
今月も心的外傷後ストレス障害(PTSD)予防に有効ではないかという報告がありました。
いずれ、EPAやDHAなどのω3系不飽和脂肪酸についてブログで考察できれば、と考えています。


         □ 関連記事  医療情報Pick Up  45

kekzkpou.gif 〖 医療情報 Pick Up おさらい 2 〗


例えば、「緑茶を多く飲むと胃がんを予防できるが、それが喫煙で台無しになる」というような報告が最近新聞記事になりました。
しかし、膨大な量の医療や健康に関する情報のうち新聞に掲載されるのはごくわずか。
そこで、私が普段目を通している物の中から、一般の方も興味を持ちそうな情報を選び出し、当ブログの左側のカラムにある「お知らせ」の中で紹介しています。

この一ヶ月に掲載したものをまとめてみました。

        ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

・週5日以上/30分以上の早歩き/等の運動で/生物学的年齢を/10歳若くする可能性 (Arch Intern Med 08/1/28)

・ソフトドリンクと/果糖の摂取量に応じ/痛風リスクが上昇 (BMJ 08/1/31)

・喫煙者は非喫煙者より/深い睡眠時間が短く/不眠の愁訴も多い (Chest 08/2)

・肥満により/食道癌、胆嚢癌/子宮内膜癌/閉経後乳癌、大腸癌/血液の癌などの/リスクが増加 (Lancet 08/2/16)


         □ 関連記事  医療情報Pick Up  1


cjmx5trk.gif 〖 医療情報 Pick Up おさらい 1 〗


昨年11月より、画面左のカラムにあるブログパーツにて「医療情報 Pick Up」をお届けしています。
前回以降、およそ 1か月の間に新たに紹介しました情報をまとめておきます。
今後も紹介した情報がある程度たまってきたら、ブログの記事としてまとめていきたいと思います。

        ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

・小児期の高BMIが/成人期虚血性心疾患の/リスクを増加/デンマーク人を解析 (N Engl J Med 07/12/6)

・緑茶紅茶の愛飲家は/非愛飲家より/骨密度が高い/豪の高齢女性で (Am J Clin Nutrition 07/10/8)

・ビタミンDの欠乏で/心血管疾患リスク上昇/活性型ビタミンD3が/レニン・アンギオテンシン系に関与か (Circulation 08/1/7)

・閉経前後の/女性のストレスは/ウオーキングで/軽減できる可能性あり (Med Sci Sports Exerc 07/12/4)

・健康な閉経後女性の/カルシウムサプリメント使用で/心筋梗塞のリスク上昇 (BMJ 08/1/15)


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