野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
  医療・健康に関する情報はもちろん、近隣の話題、音楽・本のことなどを綴ってまいります。

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インフルエンザ予防接種は10月1日から。65歳以上の方、60歳~64歳以上で心臓や肺に疾患のある方を優先します。



解熱鎮痛薬

ギ〖 今月のつぶやきから 76 〗


天気のいいゴールデンウィークの前半、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Twitter上でつぶやいた医療情報を振り返り、月末にいくつかをまとめてお届けしている本シリーズ。
今回は11題です。


まず最初に、普段とは毛色の異なる動物や昆虫に絡んだ話題から。
野犬、吸血害虫、アリ、セミ、ハエ、ヒツジと珍しく6つも集まりました。

エキノコックスは肝臓に巣食う厄介な寄生虫で、基本的に手術での治療になります。

ヌカカって初めて知りました。

③ 社会性昆虫の役割分担はすごいな、と思わせる自爆アリの話題。

④ 11年や19年の素数ゼミっていないのでしょうか。

ハエが体温調節をしているというのは非常に興味深いですし、その方法もすごいですね。

⑥ 成因のはっきりしない多発性硬化症は、ウェルシュ菌が作る毒素が原因となるという報告が数年前にありました。

次に、妊婦が口にする物の胎児への影響についての2題。
SSRIという抗うつ剤と加糖飲料、どちらも脳への影響があるみたいですね。 

⑦ 抗うつ薬の主流となってきたSSRIですが、問題点も次々に表面化しています。

⑧ 世界と比較すると日本の加糖飲料の消費量は少ない方ですが、甘いものが好きな女性は要注意です。

最後に、個人的備忘録としての3題です。
解熱鎮痛薬がアルツハイマー型認知症の予防になる可能性が報じられましたが、毎日服用するリスクも看過できませんからね。
SGLT2阻害薬の炎症性腸疾患リスクも、鉄サプリの大腸がんリスクも気になるところですね。

⑨ 安価な解熱鎮痛薬でアルツハイマー型認知症の予防ができれば・・、でも消化管の副作用は無視できません。

⑩ SGLT2阻害薬で、潰瘍性大腸炎クローン病のリスクが増えるのですね。

⑪ 鉄のサプリメントの研究で、処方薬としての鉄剤への言及はありません。

はら〖 今月のつぶやきから 75 〗


寒い冬のトンネルを抜けたら、一転して暖か過ぎる春が来ました。
桜の開花も早かったですし、29日と30日は最高気温の予想が25℃となっています。
しばらく雨が降らないようで、桜も次の週末まで持ってくれそうな気配です。


月末にツイッター上のつぶやきをまとめてお届けしていますが、今回はおなかに関係する情報のみ10題をピックアップしてみました。

大建中湯が白人にはあまり効かないという報告、腸内細菌の関係でしょうか。
カルシウムサプリメント大腸ポリープができるというのと、逆にバイアグラが大腸がんリスクを減らすという報告は意外でした。
小腸で吸収できなかった果糖が大腸の腸内細菌に影響を及ぼすというのも興味深いです。
空腹で慢性疼痛が落ち着くという話、痛み止めに頼ってばかりの飽食な米国人には聞かせたい話です。










胃〖 今月のつぶやきから 31 〗


かつて胃に絡んだ研究をしていたので、直接研究対象としていなかったピロリ菌とか非ステロイド解熱鎮痛薬などは、多くの発表や論文を見聞きする機会が多くありました。
今でも情報収集は欠かせません。

今月は twitter でつぶやいたものの中から、まずはピロリ菌に関するものから。


次に、解熱鎮痛薬についての話題です。


最後に食品に関しての情報です。


fvqjjtgy.gif少し遅れての報告ですが、7月末にあった講演会の話です。
演者は昨年 9月にも鹿児島にやって来た、神戸時代の研究グループのボス。
高脂血症の教授に続き、2週続けて同門の大先輩の話を聞くこととなりました。

今回は、小腸疾患についての話。
カプセル内視鏡と小腸内視鏡という二つの道具を用いて明らかになりつつある小腸の病気を様々な視点から紹介していました。

興味を引いたのは、解熱鎮痛薬による小腸粘膜障害が胃以上に高い確率でみられるということでした。
そして、小腸からの出血が疑われた場合、カプセル内視鏡と小腸内視鏡のどちらを先にやるかということ。
小腸内視鏡だと病変を発見次第止血処置もできてしまうのでいいと思うのですが、欧米ではカプセル内視鏡を第一選択にする傾向にあるとか。
検査に伴う苦痛を嫌う傾向にある民族性の差でしょうか。

講演会の後、少し話をさせていただきましたが、大河ドラマ「篤姫」の人気には恐れ入りました。
教授も欠かさず見ているそうで、そのうちプライベートで鹿児島に遊びに来たいということでした。
この暑さにも関わらず、鹿児島の観光スポットには観光客の姿を実に多く見かけます。
教授をも動かすテレビの力は侮れません。

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