GWゴールデンウィークまっただ中。
今年は天気に恵まれて観光地は大賑わいのようですね。
折角の連休、我が家は病人が出てしまい、どこへも行けません。
医療機関も休んでしまうこの時期、一般の方なら大慌てするところでしょう。

医療関係者にとって休みが続くのはあまり歓迎できない部分があります。
体制が手薄になるのに病気は関係ありませんからね。
今回の連休で一番困ったのは月曜日が2週続けて休みになることです。

昔、勤務医時代に月曜日の外来を担当していましたが、薬剤の投与期間が原則30日までという制約があった時代は次の予約のやりくりが大変でした。
ハッピーマンデーという言葉のもと、平成10年・13年に法律が改正さてれ月曜日の祝祭日が増えたのはかなり堪えました。
平成14年度から薬剤の投与期間の制約が大幅に緩和されて大助かり。

この14年度の規則改正でその4月から多くの薬が長期投与可能となったのですが、実施にはちょっと混乱がありました。
公的病院に勤めていたのに、当分従来通り30日投与を続けてくれ、と事務方からお達しがあったのです。
一ヶ月もすると、どしどし長期投与をやってくれ、と前言撤回。
一体何を根拠にした通達だったのか、おかげでゴールデンウィーク前後の外来予約はそれまで通り手こずることに相成ったのでありました。

それでも月曜日しか病院に来れないという方が少なからずいますので、連休明けの最初の月曜日は混乱必至です。