<< 武岡の街路樹 13 >>


今回は武岡二丁目武岡中央公園の北側と市営住宅の間を東西に走る100メートル強の緑道です。
武岡には何か所か緑道が設けてあります。
ここは、南側の公園の法面が低くて段差があまりなくて影もできにくく、北側の市営住宅それほど迫ってきていないので、どこの緑道よりも広く明るく感じるほとんど勾配のない道です。(
若干西側が高くなっています。)

中央公園北



この道の中央には植栽スペースが15か所あり、ヒラドツツジアベリア、そしてサザンカが植えられていますので、花を楽しめる時期が年に何回か訪れます。
今はサザンカの花が盛り。

公園北


写真にあるように、この緑道には耐震性のある防火水槽が設置されています。
歴史を感じさせるような黄色い水槽の蓋を写真に収めてみました。
1997年と記されていますから、1995年に起きた阪神淡路大震災を受けて耐震化を進めたのでしょうね。
神戸市は同時に10ヶ所で火災が起きても大丈夫、という消防体制をとっていましたが、震災直後の火災発生は50ヶ所を超え、しかも消火栓などが地震でダメージを受けたため給水ができず、消火作業ができなかったという苦い経験があります。
経験を次に活かすという姿勢はとても大事なこと。
特に武岡中央公園北側は、武岡の中でも高度が高い地点になりますから、水を確保しておくことは重要です。

防火水槽