野口内科 BLOG

  鹿児島市武岡に開業して43年の野口内科です。
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高脂肪食

〖 今月のつぶやきから 103 〗


手術7月に入って、鹿児島県では新型コロナウイルスに感染する人が爆発的に増えました。
特にショーパブ関連で77例という大規模なクラスターが起こったことは全国的なニュースになりました。

私のツイッターでも新型コロナに関する話題提供が多数を占めましたが、月末の恒例のこのシリーズでビックアップした情報は、コロナとはあまり関連のないものとしてみました。



最初は、食事に絡んだ興味ある5題。

① コレステロール含有量の極めて高い卵の黄身を食べてもコレステロールは上がらないとされ、食事指導は本当に難しいですが、高コレステロールの人は炭水化物を控えるのがいいという報告。

② 東アジアにはアルコールを分解する酵素が弱い人がいるのですが、これも面白い発見ですね。

③ 痩せたければ野菜を多く摂りましょう。


④ これはとても大事なことで、同じカロリーの食事でも摂取するタイミングを間違ってはいけません。


⑤ 高脂肪食は以前から大腸がんや炎症性腸疾患に繋がりやすいという報告がありましたが、抗生物質が絡むと更にリスクが高まるという報告。腸内細菌のバランスがとても大事なのでしょうね。


次に、既存の薬についての話題で、特に既存薬に様々な期待が寄せられています。

⑥ 名前が伏せられているものの、新型コロナウイルスの治療薬として日本製品が有望なようです。

⑦ アルツハイマー型認知症に、喘息の治療薬が効く可能性。

⑧ ポビドンヨード ( イソジン ) を手術前の消毒に当たり前のように使われていますが、本当に術後感染を予防したいのなら考え直した方がいいようです。


⑨ これも新型コロナウイルスの治療薬候補として、日本で開発されお蔵入りとなっている薬が有望だという報告。

先日、武岡小学校の学校保健委員会にて私が話したことを2回に分けて箇条書きにまとめてみます。

1. 食事と生活リズム

・腸内細菌の研究がここ数年で急速に進む
・偽膜性腸炎という疾患に健康な人の便を移植する方法で高い治癒率を得たという報告
・様々な疾患に対する便移植の研究が始まる
・オランダでは糞便バンクが開設される
・なお、コアラは母親が自分の便を子に食べさせることでユーカリを食べられるようになる
・偽膜性腸炎の便移植で太った症例、便の提供者が肥満だった

・高脂肪食で体内時計が乱れるという報告
・これは高脂肪食で腸内細菌が変化することが原因
・高脂肪食を摂っていたマウスの便を通常食のマウスに移植しても体内時計が乱れる
・脂肪を多く含む食品について ( 図を提示 : このブログでは略 ) 
・魚油摂取や起床1時間以内の朝食で乱れた体内時計はリセットされる
・東北大学より1975年型の日本食は健康有益性が高いとの報告あり、食生活の参考に


脂肪
 

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