野口内科 BLOG

  野口内科は鹿児島市武岡に開業して46年を迎えました。
  当ブログでは、当院からのお知らせ、医療・健康に関する情報の他に、近隣の話題、音楽・本のこと等を綴ってまいります。

    診療時間 午前  9:00〜13:00
         午後 14:30〜18:00 (金曜は〜18:30)
    休診   日曜・祝日・木曜午後
    電話   099−281−7515
    住所   鹿児島市武岡二丁目28−4
    院長   野口 仁

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TOKU

秋田慎治【診察室のBGM 156】


先月、ギラ・ジルカ矢幅歩のヴォーカルユニット、SOLO-DUOのライブに行きました。
その時のツアーメンバーとして参加していたピアニストが
 秋田慎治 

以前、BS朝日の「Groovin' Jazz Night」という音楽番組で司会をやっていた時から彼のピアノを聴いてきましたが、実際に生の演奏に触れるのは今回が2度目のこと。
SOLO-DUOの美しいハーモニーはもちろん、他のメンバーの演奏も素晴らしいものでした。
それに加え、彼の相変わらずの卓越したテクニックも堪能でき、満足のいく一夜でした。

彼が2016年にリリースしたアルバム
「time - 10」の中に、ギラ・ジルカに作詞を依頼したバラードがあります。
TOKUがヴォーカルで参加している「Silence」という曲がそれです。
「女々しい男の歌にして下さい」と作詞を依頼したそうですが、歌詞が掲載されておらず、私の耳では全て聞き取れないのはちょっと残念です。
でも、憂いを帯びたピアノと深みのあるヴォーカルだけのデュオ、男の色気を感じる作品になっています。

インストゥルメンタルや女性ヴォーカルの多い当院の診察室のBGM、たまには変化球もいいですよね。

夜空の【診察室のBGM 143】


更に円熟味を増した 
Karen Souza が昨年末にリリースしたアルバム「Velvet Vault」
これまでの作品同様、ロックやポップスの曲をジャジーにアレンジして披露しているのはもちろん、今回はスタンダードやオリジナル曲も取り上げています。

特筆すべきはTOKUのとの共演が1曲あること。
日本人と共演したいとご指名があったようです。
彼とのデュエット&フリューゲルホルンが彼女の錆びた囁くような歌声に見事にマッチしています。
この極上の組み合わせは本当に素晴らしいです。

今回紹介するのはアルバムの2曲目に収められている
エルトン・ジョンの作品「Don't Let The Sun Go Down On Me」
限りなく装飾を削ぎ落とし、彩度も抑えて唄いあげていて、エルトン・ジョン本人には申し訳ないですけど、この曲、こんなに素晴らしかったのかと見直すきっかけになりました。
下のYouTubeにて是非ご確認下さい。

なお、Karen Souzaは以前【診察室のBGM 86】で、TOKUは 【
診察室のBGM 67】で紹介しています。





TOKU【診察室のBGM 67】


数少ない男性ジャズヴォーカリストでありフリューゲルホルン奏者でもある TOKU
その甘い独特の声を二度、生で聞いたことがありますが、男性である私も魅了されっぱなしでした。
それにもまして音のふくよかさと深みがとても素晴らしいフリューゲルホルンの演奏の方も高く評価されていますよね。

彼が今年リリースしたのはスティーヴィ・ワンダーの曲ばかりを集めた「TOKU sings & plays STEVIE WONDER」
全12曲、選曲がとても渋いです。
診察室のBGMとして選んだのは「You Are the Sunshine of My Life」
女性とのデュエットになっていますが、彼女の声も魅力的。
最初は Shanti かなと思ったのですが、Chanda という人のようですね。
うっとりするような美しい仕上がりになっていますので、BGMとしていつ流れてくるかわかりませんが是非お楽しみに。

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